羅針盤 5 | 嵐妄想小説・ブログ…(潤くんlove)(翔潤)(末ズ)好きの妄想おばさんです。

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嵐さんが、松潤が大好きでなんとなーく書いてみたいなぁ~~
と、思い書きました。なので文才能力はまったく無く、設定もバラバラで
疑問符??がいっぱい残る小説です。おばさんの勝手な妄想なのでどうか優しいお心でお許し下さい。

『むにゃむにゃむにゃたの?』


運ばれて来たハンバーグピラフを口一杯に入れ

何かを言っている櫻井さん



『何を言っているのか解らないですよ』


ちょっと待って....と、言うように手で仕草をして

必死に口をモグモグさせて飲み込むと



『何をしていたの?』


『はい?・・・・・』


『俺が声を掛けた時、大学の中庭で何を

していたの?』


『ああ~~あの時は大学ってどんなところか

見に行っていたんです』


『ふぅ~~ん

あ、松本くんもうちの大学に入るんでしょ?』


『いえ、まだ解らないです

僕は自分が何がしたいのか?

どんな仕事に着きたいのか?

解らないんですだからまだ先の事は解りません』


『ふぅ~~ん・・・・・』


『櫻井さんは

なぜ医者になろうと思ったんですか?』


『ああ、モテるから』


僕は真剣に話をして聞いたのに

ふざけた答えをする櫻井さんをガン見した



『え?・・・・・なに?』


『僕は真剣に聞いているんですよ

なのになんでふざけるんですか?』


『いやいや、ふざけて無いよ』


『え?本当にそんな理由で

医者を目指しているんですか?』


『うん....ダメ?』


『ダメ?....って・・・

例えば、病んでいる人を助けたい!とか

人の役に立ちたい!とか無いんですか?』


『ははぁ~~松本くん

テレビ見るの好きでしょう?』


『はぁ?テレビ?  

そりゃ~~

見ますけどぉ~~・・・?』


『そう言うセリフ テレビでよく見るよねぇ~~

まぁ~~確かにそう言う熱い思いを持って

医者を目指す人もいるけどね

俺みたいにモテたい!とか儲かるから!って

奴もいるんだよ

1番多いのは実家が病院だからとか

親が医者だからって奴だね』


『そうなんですね でも

なんだかなぁ~~って感じです』


『フフ....理由なんてなんだって良いんだよ

例えばね

俺みたいにモテたい!って理由でも

モテるためにはいい服を着ないとならない

車も良いのに乗らないとならない

その為にはある程度の収入がいる

収入を得る為には腕のいい医者に

ならないとならない

腕の良い医者は病んでいる人を助けられて

人の役に立つだろう?

入り口はどうであれ目指すところは一緒なんだよ』


『う~~ん

説得出来るような、出来ないような・・・』


『フフ・・・松本くんも理由なんて考えないで

何か無いの?』


『有れば苦労しません

僕、思うんですよねぇ

人生の羅針盤が有れば良いのに....って』


『人生の羅針盤?....なに?....それ?』


『羅針盤って知りません?』


『羅針盤って方向を示す機械でしょう?』


『そうです、船の羅針盤は

大海原で船の行き先を教えてくれるんですよ

だから、人生にも羅針盤が有れば行き先を教えて

貰えるでしょ』


『ハハ~....松本くんは面白いことを言うねぇ

人生の羅針盤かぁ~~

でも俺は嫌だなぁ~~

人に自分の人生を決められたり、ましてや

機械に人生を決められるなんて面白くも何にも無いじゃん』


『それは、櫻井さんが自分でなんでも決められるからですよぅ

僕みたいに決められない人間には便利なんです

まぁ~~実際にはそんなの無いから困っているんですが・・・』



『まぁ~~そうねぇ~~

松本くんは好きな事とか無いの?

あ、テレビが好きって言ってたじゃん』


『別に好きってことは・・・

普通に見るってくらいです』


『じゃあ、休みの日は何してるの?』


『友達と遊びに行ったり、家で本読んだり

映画見たり・・・

あ、たまぁ~~に家族でライブや舞台を観に行ったりかなぁ~~?』


『良いじゃん、映画や舞台、ライブを見ていて

それに出てみたい!とか思わない?』


『出る?・・・それって芸能人ってこと?』


『そうそう、芸能の世界に興味ない?』


『無いです

舞台を何度か観ていて舞台やライブって

どうやって作っているんだろう?って

思ったことは有りますがそれに出たいなんて

思った事は無いです』


『良いじゃん、舞台を作る人

舞台を作る人になる方法を調べてみれば?』


『え?そんな理由で?・・・』


『だから理由なんてなんだって良いんだって

ちょっとでも興味があるものに挑戦してみなよ

進んでみてやっぱり“違う!”って思ったら引き返せば良いじゃん』


『他人事だと思って簡単に言ってませんか?』


『そんな事無いよ

俺だって本当に自分が医者に向いているのか?

なんて解らないよ

でもさぁ今だけじゃん挑戦出来るのも、引き返せるのも・・・ね』




『・・・・・・・・考えてみます』



と、は、言ったが

そんな理由で・・・でも・・・


そんな気持ちでも決めても良いことなのかなぁ?




僕の心はザワザワしていた








つづく