4/4(木)、曲者。
(何度か書かせていただきましたが・・・)
G社在籍時、兼務で子会社であるU社の代表を務めさせていただいたわけですが、このUという会社の当時の主な商いはCM音楽や着ボイス等を様々な会社が運営されていた公式携帯サイトに提供させていただくこと。(自社でも配信していましたが)
所謂、着メロ、着ボイス。
洒落ではなく、着メロ事業だけで経営的にメロメロだったところで着ボイス事業を開始。
結果的に良いコンテンツに恵まれ、年間億の売上はありましたが権利元への配分が多く、左団扇・・・ってわけではなかったので誤解のないように。(苦笑)
そんなところにiPhone発売。
御存知のようにiPhoneではガラケーのような着メロ、着ボイス事業の成立は難しく、iPhoneユーザーが増えれば増えるほどこの会社に未来はないと悟ったのは事実。
そこで考えたのが、
(1) iPhoneでも着ボイスは商売にならないだろうか
(2) 着メロ、着ボイスは捨てて、スマホアプリの企画、制作、権利処理等を行う会社に移行、転換しようか
・・・の2点。
そんな時、御縁をいただき実現したのが「川島海荷 着信音」(iOS)。
(当時のプレスリリースはコチラ)
iPhoneでも着信音(着ボイス)を提供、販売できないか・・・と考え制作したアプリ。
アプリの中に着ボイスデータが入っていて、それをiPhone本体にダウンロードし設定することでiPhoneの着信音を好きなものに変えられますよ〜というのが売り。
この設定が曲者。(苦笑)
設定さえクリアすれば、ガラケーのようにiPhoneの様々な着信音をカスタマイズできるのですが、その設定が面倒だしわかりにくい。
アプリには川島海荷さんの29個の音声を収録。
ファンの方に喜んでいただきました。
・・・が、前述したとおりガラケーのようには簡単に着信音が変更できないのがiPhone。
かなり丁寧な操作手順も収録したのですが、購入していただいた方から設定方法の問い合わせがくること多々。
予想はしていましたが、iPhoneで着ボイスを商売にするのはこの設定方法が変わらない限り難しいなぁ〜と強く思い知らされました。
その後も当アプリのようなアプリ経由で着信ボイスを販売するアプリを数本リリースしましたが、この会社(U社)が生き残るには(2)だなぁ〜と判断し徐々にソチラにシフト。
その結果できたのが、その後リリースさせていただいた数々の江頭2:50さんとのアプリはもちろん、「うまい棒をつくろう!」やプロ野球球団さんと御一緒させていただいたアプリなのです。
ホント。
M.J.KOZOU