10/12(木)、約800人。
本日のチラシは1999年10月21日に発売した「プロ野球シミュレーション ダグアウト'99」(PS版)・・・の店舗向けのもの。
これまた、PlayStationのゲームを販売しているお店に「ダグアウト'99というプロ野球シミュレーションをリリースしますので、御社でも販売してください!」というお知らせするためのチラシ。
D社移籍後初の作品。
気がつけばもう、24年も前のこと。(苦笑)
制作裏話については、コチラやコチラに記載させていただきましたので御興味がある方は御覧ください。
チラシ裏に記載のとおり、当時は画期的(?)な機能や企画満載。(笑)
12球団1・2軍あわせて約800人が登場するゲームなんて、今でもなかなかないでしょ?
データの作成が難しい新人選手等は、スポーツライターの故・永谷脩さんや日刊スポーツ編集部にお世話になったり。
実際のプロ野球で発生したシーズン途中での新外国人選手入団やトレードの再現も、ワタシの記憶では他のゲームにはなかったはず。
今では大谷選手の登場により珍しくないと思いますが「ピッチャー、新庄」の二刀流対応や、打撃の良い投手の再現も。
場内アナウンス、全フランチャイズ球場のスコアボードの再現も当時は珍しかったんじゃないかなぁ。
「イチローーー ス・ズ・キ!」で有名な D.J.KIMURAさんや、実際に西武ドームで場内アナウンスをされていた方に音声収録させていただいたり。
(全選手名を読み上げていただくだけでも大変)
関係者が会社の大会議室に集まり、応援、声援を収録したのは良い思い出。(笑)
どれもこれも、プロ野球シミュレーション好きなワタシ自身が欲しかった機能、演出、企画。
自分がプレイしたいプロ野球シミュレーションを企画、制作した・・・という感じ。
(そういった意味では、クイズゲームをはじめ、ワタシが制作した多くのゲームやアプリも同じですが)
小さい頃、紙に書いた野球盤で、紙を小さく丸めたボールを鉛筆で弾き、結果を残して打率や防御率を計算したり。
サイコロ2個を転がして打席結果を決めるカードゲームで好きなオーダーを組み、一人で両チームをプレイし、結果を残して打率や防御率を計算したり。
有名無名問わず、様々なプロ野球シミュレーションゲームをパソコンでプレイしたり。
そんなプロ野球の数字大好きなワタシが制作したゲーム。(笑)
勉強をサボって遊んでいたことが役に立ったよ・・・と、亡き父母に伝えたい。(笑)
もちろん、アレやコレやソレやと、まだまだやりたかったことや、反省点等は多々ありますが、それでも関係各位のおかげで、多くのやりたかったことが実現できたのは事実。
会社が当初、想定、予想していた以上に売れ、一時期品切れになったのが妙にうれしかったなぁ。(笑)
ワタシが制作した家庭用ゲーム機用ゲームで一番売れたのはこのゲーム。
品切れがなかったら、もっと売れたと思いますけどね。(苦笑)
ちなみに、どこかに書いたかもしれませんが、当初からPS版に続いてPC版はリリースするつもりで進行。
「ダグアウト」というタイトルは同じですが、PS版ならでは・・・、PC版ならでは・・・の企画で差別化しました。
おそらくきっと、ほぼ確実に次回のチラシは「ダグアウト」PC版です。
ホント。
M.J.KOZOU