サンキュードラゴンボール!! サンキュー鳥山明先生!! | 青い鳥の独り言

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日常生活では話す機会のない、趣味に関するただのつぶやき

自分が一番好きな漫画は、今も昔も『ドラゴンボール』だ。

 

小学生の時、水曜夜7時が、一番楽しみな時間だったし、下校時、友達10人くらいで、いつも『ドラゴンボール』の話で盛り上がった。

 

当時はジャンプ黄金期で、人気漫画は他にもたくさんあったが、10人全員が好きな漫画は『ドラゴンボール』だけだった。

 

少年なら問答無用でおもしろいと思う漫画、それが『ドラゴンボール』だ。

 

そして10人全員が「オレは出せる」と言い張った、かめはめ波

 

なにかあると「精神と時の部屋で修行してきた」とイキる小学生の自分たち。

 

道行く一般人の戦闘力を言い合って「たったの5、ゴミめ」「5、53万だとバカな…」などど友達と話すことが楽しくてしょうがなかった。

 

しかし、連載も終わり、GTも終わり、子供だった自分たちの話題から『ドラゴンボール』は消えていった。

 

自分も中、高校生に上がり、『ドラゴンボール』は日常の中から消えていった。

 

だが、PS2で新作ゲームが発売されたり、完全版コミック、DVDーBOX発売など、徐々に『ドラゴンボール』は自分たちの元へ帰ってきてくれた。

 

地上波TVでの『ドラゴンボール改』の放送、10年以上ぶりの新作映画公開など、『ドラゴンボール』は再びコンテンツの中心に戻ってきた。

 

小学生時、大好きな作品だった『ドラゴンボール』は、大人になっても、大好きな作品のまま存在してくれた。

 

いい歳になっても、子供の時と同じように、『復活のF』、久しぶりの新作アニメシリーズ『ドラゴンボール超』をワクワクして楽しみ、『ブロリー』『スーパーヒーロー』は公開初日に、小学生のお子さんの中に交じって鑑賞した。

 

ゴジータのバトルや、悟飯ビーストの覚醒などは、両側の子供たち以上にいい歳の自分がドキドキして興奮していたはずだ。

 

もう『ドラゴンボール』の前では、年齢など関係ない、みんな同じようにワクワクする少年になるのだ。

 

鳥山明先生訃報の翌日、DB芸人、アイデンティティのラジオのEDで、田島さんが発した先生への感謝のメッセージは、『ドラゴンボール』とともに人生を送ってきた、当時と今の子供たちみんなの思いの代弁だ。

 

そこから流れる自分が一番好きなDB楽曲、『僕たちは天使だった』を聴いて、自分は涙が止まらなかった。

 

水曜7時、夕ご飯も食べず正座して、TV『ドラゴンボール』をリアルタイムで見ていた子供の時の自分の映像が、ずっと思い出された。

 

当時も今も、ずっとワクワク、ドキドキさせてくれた『ドラゴンボール』という唯一無二の作品、孫悟空や仲間たち、魅力的な敵キャラ、ずっと心に残るセリフ、かっこいい画、テンポの良い展開、それらを世に生み出してくれた漫画界の革命家鳥山明先生へ、とびっきりの感謝をー。

 

人生に勇気と希望を与えてくれて、本当にありがとうございました!!!!