やはり人間は環境に影響される生き物なんだなあと思うニュース。
肥満は伝染する?!という記事です。
この記事によると、ハーバード大学とカリフォルニア大学の共同研究で、太った友人を持つ人は、そうでない人に比べて肥満になる確率が57%も高まるという結果が得られたとのことです。
これは驚きました。
家族に太った人がいると他の家族のメンバーも太りそうだなというのは想像がつきます。
なぜならおそらく同じものを食べているだろうし、嗜好や味付け一つとっても子供のころからの習慣があるので、似たようなものになることが予想できるからです。
同じ病院の食事をとっていても「味が薄い!」と訴える人がいれば、「ちょうどいい」と涼しい顔をする人もいます。
これはその人が生まれ育った家庭の味付けの濃さが大きく影響しています。
しかし、友達に太った人がいたからといってそれほど影響を受けるのでしょうか。
毎日毎日食事をともにするなら別ですが、普通に友人と食事する頻度を考えると、直接的な影響はそれほどないように思います。
そうそういつも同じものを食べてる友達っていないと思うんです。
周りに太った人がいると、それだけで無意識的にそれに近づこうという心理作用が働くのか。
仲のいい人に太った人がいると「あいつも太ってるんだから、自分もそうなっていいんだ」という安心感が心のなかに生まれるのか。
有名な法則で"つるみの法則"というのを聞いたことがあります。
自分のこれまでの一年間を思い出してみて、一番長く時間、空間を共有した人、言葉を交わした人、一緒に食事をした人を5人思い浮かべると、自分の考え方、価値観、年収に至るまで、その5人の平均とほぼ同じになるという法則。
この研究結果はそれに通ずるものがあるように思います。それほど環境の与える影響は大きいのでしょう。
救いとして、同研究では逆に健康や運動に気を配る友人を持つと、自分もいい影響を受けるとあります。
というわけで、周りに太った人がいたら、一緒に健康になりましょう。
そして栄養士を友達に持つと自然に健康になれるというメリットがあるかもしれません。
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