国立健康・栄養研究所のイベントに参加してきました! | カラダヨロコブログ by リボディプランナーみずと

カラダヨロコブログ by リボディプランナーみずと

6%しかいない、メンズ管理栄養士、みずとのブログ。
ココロもカラダもヨロコブ情報をお届けします。

Facebookで知り合いの栄養士の方が投稿しているのを見て、衝動的に行ってきました。

食生活相談や健康食品に関するブースや、栄養や運動に関するセミナーなどがあって、一般向けのイベントだったので、わかりやすく、楽しみながら勉強できました。


今回はちょっとマニアックな内容で個人的な意見や考えもかなり入った形でのシェアになりますが、興味ある方はお読みいただければと思います!



$カラダヨロコブぶろぐ



いや~~~、ものすごく楽しかったです!!


NRさんによる健康食品に関する相談コーナーでは、現役のNRの方と30分ぐらいがっつりお話させていただきました。


自分が管理栄養士であることを明かすと、そこから一気に話が盛り上がり、


「未病をやりたいと思っている」と伝えるとさらに話が弾みました。


玄米の話からトクホの話、徳川家康が超健康志向だったというお話まで、とても博識な方で楽しく熱いお話ができました。


やっぱり病気の話より、こういう話の方がおもしろい(^^♪




研究所の各所長が話される講演会にも参加。


生活習慣病、運動、健康食品のそれぞれ専門の方から基礎からわかりやすく、独自の視点のお話が伺えました。



運動のお話をされた身体活動評価研究室の澤田先生に、
「普段何か運動に関して心がけていることはありますか?」
と質問させていただくと、
「とにかく歩くこと、駅などではなるべく階段を使うようにしている」
とおっしゃっていました。


さらにカバンも歩きやすいようにリュックにしたり、靴も歩きやすいものを着用しているとのこと。


こだわりが流石だと思いました。


私もさっそく、帰りの都営大江戸線の新宿駅のふか~~~い階段を全部歩きで駆け上がりました笑。





また、食事相談のブースでは、以前からTwitterやFacebookで素敵だな~と思っていた栄養士の方と初めてお会いすることができました!


お名前を載せていいのかわからないので載せませんが、とてもキレイな方で想像通りの素敵な方でした。


その方も関わっている、『Foodlog』というネットを使った食生活のログをとって、カロリー等を自動で計算するシステムの説明を東大生の方からしていただきました。


食べたものの写真を撮ると、その食べ物の色やテクスチャーをデータベースと照合し、カロリーが瞬時に算出されるんです。


しかも毎日の食生活のログをオンラインで管理できるので、普段の自分の食生活を客観的にデータとして残して見ることができます。


これからこういうサービスって絶対伸びてくと思うなあ。


とても可能性を感じました。





そしてその後、研究所の管理栄養士の方にフードバランスガイドに基づいた食事相談をしていただきました。


あえて自分が栄養士であることは告げずに受けてみました笑。


普段自分はアドバイスする立場なので、受ける側に回ることでたくさん発見がありました。


これこういうふうに聞いたらどういう感じで答えてくれるのかな?みたいな。


自分だったらどう答えるかな、とか。


やっぱり言葉のチョイスって大事だし、言い方、伝え方って細かいところまで気を使う必要があるなあと思いました。



さらに感じたのが、ガイドラインの限界。


フードバランスガイドだけでなく、糖尿病の交換表だったり、国の指針とかもあるんですが、それに終始して指導しても効果的な指導はできないと改めて思いました。


フードバランスガイドでは具がほとんど入っていない味噌汁は何にもカウントされないんですよ。つまり食べてないのと同じこと。


でも例えそれほど具が入ってなかったとしても味噌汁は発酵食品の味噌を使っているので、その効能は評価されるべき。


それがフードバランスガイドではまったく評価されない。


そして主食も玄米を食べようが、白米を食べようが、含まれるビタミンやミネラルの差は表には出てこない。


だからそこは指導する人がカバーして伝えてあげないとわからない。


もちろんある程度の指針やガイドラインは必要だと思うし、それなしにやり始めてしまうと人によって言ってることがまったくバラバラで収集がつかなくなるんだけど、それに頼り切ることは危険。


まずは自分自身がそれらのガイドラインを十分に知ることと、その上で自分なりの解釈や情報を加えて伝えることが大事だと思いました。


食事の相談をする時に大切なのはやはり教育。


最終的なゴールは自分がいなくても、相手が自分で何をどれだけ食べたらいいかっていうのがわかる状態を作り出すこと。


必要な情報を自分から取りに行って、どれが正しいのか、どれが怪しいのかという判断ができること。


IQならぬFQ(Food Quotient)を高める手助けをすること。


それこそ自分のやりたいことだということが改めてハッキリわかりました。





とにかく得るものが大きい一日でした。


朝出かけ先からイベントの存在を知り、ふらっと参加したのですが、ここまでおもしろいとは思いませんでした。


やはり新しい人と話したり、他の人が捉える健康観、栄養観に触れるのってものすごく刺激になりますね。


これからももっと定期的にこういうイベントに出かけるようにしよう(^^)/




====================

●みずとはTwitterでもつぶやいています!よかったらfollowしてみてください(^^)/

@blk_sheep

●当ブログはブログランキングに参加しています!イイね!の代わりに押してください♪(´ε` )

↓↓↓
  

人気ブログランキングへ


食生活・食育 ブログランキングへ

====================