腸シリーズ第六回 腸のケア② | カラダヨロコブログ by リボディプランナーみずと

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前回の食物繊維の続きを書きたいと思います。


現在、国が一日の摂取目標量を定めています。


それが男性に19g、女性17gです。


ただし、一つ覚えておいていただきたいのは、これは決して100%の理想値ではないということです。


快適な排便習慣を送るためには20g必要だと言われており、食物繊維と死亡率の関係でいくと、確実に死亡率が低下するためには24gの摂取が必要というデータも出ているのです。


ただ、そうはいっても現在の日本人の食物繊維摂取量は極めて低いので、いきない高い目標を設定したところで到底現実的ではありません。


なので、"とりあえずの"目標値として今の数値が設定されています。


なのでこのブログを読んでくださっているみなさんはとりあえずの値で満足せずに、さらに上を目指してくださいねd(^_^o)



さて、食べ物中の食物繊維の量ですが、


たとえば一般的なサラダ(トマト、レタス、ブロッコリー、コーン)では2~3gぐらい。


ひじき煮(ひじき、こんにゃく、にんじん)一人分で4~5gです。


ちなみにバナナは一本で1gです。


こうしてみると、一気にとることは難しいので、やはり毎食コツコツ野菜やキノコ、海藻類を食べることがとても大事になってくるわけですね。


また、食事で補うのは難しい部分はサプリメントを利用するのもオススメです。



また、私のイチオシは玄米です。


白米がお茶碗一杯(150g)あたり、1gなのに対し、玄米では3gと、3倍もの食物繊維が含まれています。


玄米を3食食べるだけでも9gとることができます。白米では3gです。


玄米は本当に優秀なので、今後どこかの機会で詳しく取り上げて行こうと思っています( ´ ▽ ` )ノ


ただし、一つの注意なのですが、極端に便秘の方で腸の働きが弱っている方は避けた方がいいです。


これは玄米に不溶性の食物繊維が多いためで、腸が詰まって余計に便秘を招く恐れがあるので、水分をよくとるようにして量は様子をみながらにしてもらえればと思います。





他には乳酸菌をとることもイイです。


乳酸菌など、腸に有効な菌自体を摂り入れる『プロバイオティクス』。


その菌のエサとなるものを摂り入れる『プレバイオティクス』。


両方行うとさらによく、『シンバイオティクス』と呼ばれています。


乳酸菌と聞くと真っ先にヨーグルトを思い浮かべる方がいるかと思いますが、乳酸菌には動物性と植物性があり、それぞれ特徴が異なります。


ヨーグルトは動物性乳酸菌なのですが、味噌や漬物やしょうゆに含まれる植物性乳酸菌も腸の強い味方です。


日本人の昔からの知恵がつまった食べ物ですので、塩分のとりすぎにだけ注意しながら積極的に食生活にとりいれるようにしてみてください。




また、女性の方は特に耳寄りだと思いますが、腸の状態が肌のコンディションにも大きな影響を与えます。


便秘になると、悪玉の腸内細菌が有害な物質を産生し、それが肌にも悪影響を及ぼします。


外からケアすることも大事ですが、同時に体の中にも気を使ってあげると、さらに肌の艶が増すこと間違いなしです!





さて、本当に長きにわたって「腸」について述べてきましたが、いかがだったでしょうか?


もし何か感想やご質問がありましたが、コメント or メッセージでお寄せいただければと思います。


簡単にコメントなどいただけると大変うれしく思います♪(´ε` )



では、また次のシリーズでお会いしましょう!


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。




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