恋愛の極意その1.②「美人やイケメンはいつでもモテる」という常識はまちがい | 水谷孝のブログ「つれづれなるままに」

僕は中学一年生の時から今日まで50年間にわたって日本とヨーロッパを股にかけて人間観察と恋愛修業をしながら宮本武蔵並みに誰にも負けずに生きてきたが、単に容姿が美人だとかイケメンだなどというそんな単純な理由だけでモテるという人間には今日までただの一度もお目にかかったことがない。

 

僕の患者さんの中にも美人やイケメンがたくさんいるが(とにかくヨーロッパには美人やイケメンが多い)みんな自分が気に入った人を自分の方に振り向かせるのに苦労している。日本でもヨーロッパでも恋愛の専門家も含めてほとんどの人間が「モテる真の要素は何か?」ということがわかっていないからいつまでたっても好きな恋人をゲットできないのだ。

 

人間が他の人間に魅了される真の要素というのは一言で言えば相手の体から発する温かみのある何種類かの人間性フェロモン(みなさんがよくご存知の性フェロモンはこの中のひとつだ)に魅かれるのであって姿形・容姿というのは僕が見る限りほとんど重要ではない。

 

しかし世の中には多くの美人・イケメンと言われる人間がモテていることもまぎれもない事実だ。モテる美人・イケメン人間は実は容姿のおかげでモテているというよりも「自分は他人より美人だ」「自分は他人よりイケメンだ」と思う強い意識が自信につながっていて、その自信というのは僕が言うところの「自信フェロモン」を生み出す重要な要素のひとつだから、美人・イケメンは自信のない人間に比べてモテやすいのだ。

 

モテない人間が自分の容姿に劣等感を持っていると「自信フェロモン」は絶対に生まれないのでフェロモン不足によって人を魅きつけることができないのだ。それを日本でもヨーロッパでもみんな容姿のせいにしているだけなのだ。

 

というわけで恋愛に自信のないあなたも今日から容姿ばかりに気を使うことはやめて少しでも自分の中身(人間性)を向上させること(つまりたくさんの人間性フェロモンを持つこと)に気を使った方がいい。それが今日からあなたが恋愛の達人になるための真の第一歩になるのだ。

 

くり返すが美人やイケメンに生まれなくても、たとえ僕のように容姿はモテない代名詞のようなハゲおやじであっても人間性フェロモンをたくさん持つことさえできれば今日からでもすぐにモテるようになるのだ。僕がそれを日本でもヨーロッパでも実際に証明してきたので安心して僕の言葉を信じて欲しい。

 

各種の人間性フェロモンの作り方は極意その5から詳しく説明していきたいと思うので楽しみに待っていて欲しい。それまで極意その1から4までをじっくり読んで欲しいと思う。

 

以上で「美人やイケメンはいつでもモテる」というまちがった常識の説明を終わりたいと思う。

 

次回は③「優秀な学歴とお金がないとモテない」という常識はまちがいということについて話したいと思う。