恋愛の極意その1.まちがった恋愛常識を熟知すること ①「美人は幸せ」という常識はまちがい | 水谷孝のブログ「つれづれなるままに」

洋の東西を問わず多くの人が(特に男たち)大昔から思い込んでいることは「美人はいつも全ての男たちからチヤホヤされてモテるから素晴らしい恋人を手に入れるのも理想的な男と結婚するのも思い通りだから美人は幸せだ」ということだ。これは100パーセントまちがった常識だ。

 

僕はスペインに来てから今日まで20数年カウンセリングをやっているのだが、僕のカウンセリングの方法は他のカウンセラーたちとはかなり異なっていて、まず最初に患者さんたちと何でも本音で話し合える信頼関係、つまり僕の言葉で言うと「絆」づくりから始めて、きちんと「絆」が生まれてから誰にも言わない(言えない)本音を聞かせてもらうというやり方なので、当然他のカウンセラーや友だちも聞けないような本音を聞くことができるわけで、これまでたくさんの美人の患者さんや美人の娘を持つ患者さん(特に母親)たちから美人にまつわる本音の悩みをたくさん聞かされてきた。

 

美人たちが仮面を取ってもらす本音の悩みがいったいどんなものなのか具体的に言うと、ほぼ全員が「いつも多くの男たちから美人だねと言われるが自分ではそう思えない。疲れている時や生理前の時など自分が太って見えてしょうがないし、顔だって鏡を見るのも嫌になるくらいひどい顔に見えてしまう(美人の娘を持つ母親たちからも同じようなことを聞くのでこれは本当の美人共通の悩みだ)しかも自分のことを美人と思って近づいてくる男たちはみんな自分の人間性を見てくれなくて、ただ容姿とセックスのためだけに近づいてくるんじゃないかと思えてしまい、優しくしてくる男を素直に信じることができない」とだいたい全ての美人が同じような悩みを僕に打ち明けるのだ。ちょうど有名人たちが近づいてくる人たちをなかなか信じられないのと同じだ。

 

このような真実の告白でわかるように、世の美人たちはほとんど誰も「美人に生まれて幸せだ」などとは思っていないのだ。しかし美人たちというのは一歩家から外に出ると美人特有のプライドという名の仮面をかぶってしまうので、外では本音は絶対に聞くことができないのだ。以上が美人たちの真実の姿なのでこれからは世の男たちはどんな美人を前にしても臆する必要も卑屈になる必要もなく「美人もけっこう苦労して生きているんだな」と思って優しくいたわるつもりで僕のように100パーセント平常心と自然体でふつうに美人に声をかければ勝算はおおいにありだ。そして今日から恋愛の極意を学び同時に美人の人間性を見る努力をすれば、もうあなたは恋愛の達人に一歩近づいたことになる。

 

以上で「美人は幸せ」というまちがった常識の説明を終わりたいと思う。

 

次回は②「美人やイケメンはいつでもモテる」はまちがい、ということについて話したいと思う。