おはようございます。水谷です。
今日はにきび治療薬のうちエピデュオゲルについて書きたいと思います。
にきび治療薬は様々ありますが、デュアック配合ゲル、エピデュオゲル、ディフェリンゲル、ベピオゲルは毛穴の詰まりをとってニキビをできにくくするタイプの塗り薬です。
エピデュオゲルは過酸化ベンゾイル(BPO)とアダパレンという2つの成分が配合された塗り薬です。過酸化ベンゾイルは抗菌作用によってアクネ菌を殺菌し、ピーリング作用(角質剥離作用)で毛穴の詰まりを取ります。アダパレンは肌の角質の角化を調節して毛穴の詰まりを改善します。
エピデュオゲルは使い始めると副作用として赤みや、ヒリヒリ感、皮むけや乾燥などの刺激症状が現れることがあります。使い始めの数週間を乗り越えると徐々に刺激症状は減っていきます。ただし、まれにかぶれを起こすことがあります。強い赤み、かゆみ、じくじくした腫れが現れた場合は、すぐに使用を中止しご相談ください。
塗り方は、1日1回、洗顔後にニキビの周りやニキビができやすい場所に塗ってください。使い始めは少ない量、狭い範囲から塗り始めた方が良いと思います。塗る量と範囲を少しずつ増やしならしていくと良いでしょう。
私の個人的な印象では、エピデュオゲルはアダパレンと過酸化ベンゾイルの配合剤なので、皮膚の剥離作用が強く、かなり皮脂の多い人向きだと思います。女性の方でエピデュオゲルを使う方は基礎化粧品でしっかり保湿してからエピデュオゲルを使用した方が良いと思います。
水谷皮フ科クリニックのWEB通販サイト