蝶柄櫛修理 金属パーツの加工・・・ | 装飾工房『瑞緒 mizuo』よかよかブログ

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螺鈿細工、漆芸品、装飾品、工芸品を制作する福岡の工房。
日々の作業の様子、体験談などをご紹介します。

蝶柄櫛修理のメイン=翅金属パーツの加工に入りました。
なかなかの難敵であります(^^;


真鍮薄板材料として最適なミニ蝶番を使います。
厚み目標値0.3mmに対し、
この蝶番は0.4mm厚ですから本当に適しています。


トレースして、、、


カット目入りました。


次に毛彫りの練習です。


金属の毛彫りは初めて、、、ですが、
成功させねばなりません。


毛彫り線の太さのニュアンス付けを、、、
難しかったですが、何とかなりました(^^;


左良し、、、


右良し、、、


こんなところでしょう。。。


カットはダイヤモンドブレードで。


ダイヤモンドやすりで形状調整を何度も行い、、、


櫛の曲面に合わせて板を薄く削りつつ曲げ加工、、、
やっとのこさ何とか左翅は合いました~。

今日はここまで!
明日は右翅を~つづく。