絵本「ずっとまもっているよ」 | 気づきがある絵本の紹介

気づきがある絵本の紹介

最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「ずっとまもっているよ」に出合いました。

(作/メアリーアンフレイザー、訳/むらかみみづほ、出版社/株式会社福音館書店)


大人になれたのは 守って育ててくれた親がいるから


幸せになるために闘いたい 折角 守ってくれた命なのだから


この絵本は、子供が親に守られる様子を術を描く。赤ちゃんはいつも大人と一緒一人では生きてゆけない。猫の赤ちゃんも猫の親におもちをもらったり、舐めてもらう。大きくなるまで守ってもらいます。人間はずっと長い間守られる。数週間、数年で一人前になる動物とは異なる。大人に守られなくても自分のこと出来たり、敵から逃げる方法も知っている。大人に守られなくても、自分のことを自分で出来るものもいる。カニ、カタツムリ、ヘビは産まれた時から食べ物の見つけ方も敵から逃げる方法も知っている。海亀の赤ちゃんは産まれた時から海のある方向を知っている。海に自ら向かう。しかし、ほとんどの動物の赤ちゃんは何にも出来ない。犬の赤ちゃんは目が見えないし、お母さんが温めてくれる。ネズミの赤ちゃんは丸裸で産まれる。そんな風にかよわく。子供達を安全に連れて歩く方法も色々。身を守る方法も色々。親が守ってくれるから子は時間を要して、大人になってゆける。そして、子は親になり、親は子を守る。役割の循環を描く作品


自分自身が幸せになるには


自分の責任を持つことを決めておいて その活動をすること


敵もいるのだから 全てを自分の責任にするのではなく相手の責任と切り分ける


生き延びてゆく過程に楽しみを見つけられたらなと感じる


絵本に出合いました。