絵本「ギター少年と王女のねがい」 | 気づきがある絵本の紹介

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最近、絵本に興味があり
絵本を読んでいるので
自分が読んだ絵本の感想などを
紹介していきたいと思います。

絵本「ギター少年と王女の願い」に出合いました。

(作/せいや まちだ)


願い事が叶うとするなら 何をお願いするだろう


もし叶っても 失敗したなと思うかもしれないけれどそれは過程に過ぎない


この絵本は、両の手合わせて、拳を作り、親指をパクっと噛んでお願いことをすれば、夢が一生に一度だけ叶う世界が舞台。ギターが下手な貧そな格好をしたギタリストティーヤンが、口喧嘩が絶えないポポ王女との日々を過ごしていました。ポポ王女はヘタクソな音楽なんか聞きたくないと願い事へ使います。それからは、歌が聞こえなくなりました。ちなみに、ティーヤンはお兄ちゃんと口喧嘩が多くて悔しかったので、一生誰にも口喧嘩が負けないようにと願ったそうです。そして、戦争へと旅立ってゆく青年。それから、10年が経ち、紛争も終わりました。ポポ王女は美しい音色を聞いて、見に行くと、そこには立派に上手くなり成長したギター青年ティーヤンが居た。上手くなったからこそ聞こえるようになったのです。あの戦禍で生き延びれたのは、口喧嘩に負けていたから生き延びれたんだと話が進み、2人とも願い事が活きる形になった。ティーヤンは素敵な願いをしただろうと陽気に伝え、王女はいいやおバカさんと涙を拭くシーンで終える物語り


人生って 正解したように見えても 過程を経て失敗したように感じたりする


逆に 失敗したようでも 後々 活きたりする


だとするなら 僕は 今はこれが叶えたいと願う道へ進んでゆく意志を示す事で


きっと一歩 一歩 明日へ繋がってゆく気がする


焦らずに ぼちぼちと足を前へと進めていきたいなと感じる


絵本に出合いました。