随時、更新してゆきます
○12月27日 埼玉での上映が急遽追加! 情報を追記。
○9月4日 ページを作成。
昨年末に撮った映画『 佇むモンスター 』が完成!
6〜9月にかけて、全国4都市の劇場で公開。
12月にも急遽上映されることになりました!(12/27 追記)
〈動物愛護問題〉を中心に、社会派の問題作を手掛けるインディペンデントな映画監督・北田直俊監督による再新作。
9歳の我が子を23階から母親が突き落とした〈2021年の児童虐待事件〉を下敷きにした、ホラーテイストのB級クライム映画です。生井は、前作「彷徨う魂」妊婦役につづいての登板!
横浜・東京・埼玉での上映には、生井も来場します!
以降はDVD販売やネット配信に移るため、迫力あるスクリーンで観られるのは 9月 12月が本当に最初で最後だそう…。
ぜひ、観にいらしてくださいませ!
ホラーテイストのB級クライム映画 『 佇むモンスター 』
● 埼玉 川口 第8電影 \生井も来場/ 12/29[火] 16:00・19:00 ¥1,000 15:00〜22:00 Cafebar営業 監督や役者と飲みながら話せます
● 東京 座・高円寺 \生井も来場/ 9/5[火] 13:30・15:30☆・17:30☆・19:30 サービス価格 ¥500!! ( ☆=終演後に舞台挨拶 )
● 大阪 シアターセブン 8/24[木], 25[金] 12:00
● 名古屋 大須シネマ
● 横浜 シネマノヴェチェント 6/4[日] 13:00〜18:30♤ 6/5[月], 7[水], 8[木]♡, 9[金] 19:00 6/10[日] 11:30 ( ♡=終演後にトーク \生井も登壇/ ) |
上 映 館 の 紹 介
● 埼玉 川口「 第8電影 」 \生井も来場/
12/29[火] 16:00・19:00
15:00〜22:00 Cafebar営業
https://film8th.mystrikingly.com/
15:00〜22:00 併設のカフェバーで飲むのもOK。
監督 (超映画オタクの面白い方) が来場、生井も店員やります (ウクレレ持参します / おつまみ作るかも) 。
年の瀬に語り倒そう!
・1,000円 + 任意でドリンク代
・シアター20席 ( 様々な椅子に座れる自由な空間 ) / 併設のカフェバー30席 ( カウンター or ソファ )
・25歳の青年が2023年11月に開業した、自主制作映画に特化した施設
・映画の本コーナーがある
・ポップコーン食べ放題
画像=劇場HPより転載
● 東京 「 座・高円寺 」 \生井も来場/
9/5[火] 13:30・15:30☆・17:30☆・19:30
☆=終演後に舞台挨拶
https://za-koenji.jp/home/index.php
・スペシャル価格 500円
・300席のフカフカ椅子&大スクリーン
・世界的建築家 伊東豊雄さん作 丸窓から光が差すテント風の建築
・併設のカフェが美味 絵本250冊が読める
(日替わりのランチ ケーキが美味)
・演劇資料室では6000冊の演劇台本が読める
この劇場では2度ほど芝居したことあるけど、居心地が柔らかくて 大好きな空間です
画像=劇場HPより転載
● 大阪 「 シアターセブン 」
8/24[木], 25[金] 12:00
https://www.theater-seven.com/ev/ev_s230824.html
・1,400円
・ピンク街からインディーズの街に変貌した、大阪は十三にある2011年開業のエンタメ空間。40席。
画像=劇場Twitterより転載
● 名古屋 「 大須シネマ 」
8/24[木], 25[金] 17:00
http://www.osucinema.com/movie/2023082401.html
・1,400円
・かつて映画館の街として栄えた、名古屋は大須の商店街の中に、2019年に開館した席数42の名画座。
画像=劇場Wikipediaより転載
● 横浜 「 シネマノヴェチェント 」
6/4[日] 13:00〜18:30♤
6/5[月], 7[水], 8[木]♡, 9[金] 19:00
6/10[日] 11:30
♤=関連作と2本立て、トーク付
♡=終演後にトーク \生井も登壇/
https://cinema1900.wixsite.com/home/monster
・1,500円
・28席のフィルム映画館+レストラン。
・監督の幻のカルト作と同時上映日あり (3,500円)
オーナーさんがとても優しくて熱い方。ロビーには、名画のポスターが張り巡らされています。
画像=劇場HPより転載
終演後トークのご案内↓
あ ら す じ や 見 ど こ ろ を 紹 介
▽ あらすじ
犬と共にモンスター映画を撮っている、変わり者の主人公・賢治は、道をひとりきりで彷徨う謎の少女・樹梨杏と出会う。孤独な2人は映画づくりを通じて心を通わせるが、やがて少女は学校に通っておらず、精神を患った母親から虐待を受けている事実が判明して——。
▽ 生井的・作品紹介
9歳の我が子を23階から母親が突き落とした〈2021年の児童虐待事件〉に触発されて製作された、社会派インディペンデント映画。低予算の中、犬と子役と新潟ロケを敢行! 手作り的な温もりのある労作です!
社会派のクライム映画の要素 / 懐かしのシュールなB級ビデオコメディの要素 / 田舎の情景が美しいヒューマンロードムービーの要素 / ホラーの要素 などが合わさり、作品世界を構築しています。
▽ 生井の挑戦ポイント①
舞台で何度も共演し親交もある、大好きな怪優・柳内佑介さんを主演にと〈キャスティングの協力〉を初めてさせていただきました!
舞台で大活躍している柳内さんですが、実は本作が映画デビューとか! その超独特な魅力が堪能できる映画になったのではないかなぁ、すごく嬉しい。
柳井さんによる キャスティング裏話↓
https://ameblo.jp/noinoi1028/entry-12803026615.html
▽ 生井の挑戦ポイント②
わたしは〈市役所の児童福祉課職員〉役!
・柳内さん演じる主人公と、2人きりで対決する贅沢なシーンをご用意いただきました! ともに "怪優"と呼ばれることの多い、私と柳内さん。その〈ガチンコ対決? 夢の頂上決戦!? 〉を、舞台のような〈ワンカット長回し〉でお楽しみください。
・ストーリーが転換点を迎える中盤での重要なキャラです。その後の主人公の暴走に火をつけてしまう、保守的で融通のきかない人物像になりきってみました。
自前で工夫を加えた衣装 (父のジャンパー、標語入りSDGsワッペン (皮肉な意味を込めた)、母のクレージュの淡色セーター、コンサバブランドの靴、名札 (市のロゴも作った) ) と、
ヘアメイクさんの変身技 ( ぴったり撫で付けたオールバックヘアにマットな肌 )にもご注目を。ダサいところが超お気に入り。
・前作『彷徨う魂』での犯人の妻(妊婦)役と、全く異なる役作りにご注目ください。
前作の役作りについて書いた、過去ブログ↓
https://ameblo.jp/mizukichen/entry-12745307983.html
出 演 者 を 紹 介
主演の〈孤独な映画青年〉役に、柳井佑介さん。劇団青年座研究所を経て、PARCO『レミング~世界の涯まで連れてって~』(演出:松本雄吉)、『三文オペラ』(演出:G.B.コルセッティ)、二期会『金閣寺』(演出:宮本亜門) など舞台で活躍する個性派。
ヒロインの〈9歳の被虐待少女〉役に、AIRIちゃん。0歳からモデル活動を始め、アイドルグループに所属する美少女。
ヒロインの狂気的な〈母親〉役に、北田監督の前作『彷徨う魂』で主人公の妻役を演じた山野はるみさん。
わたし生井みづきは〈市役所の児童福祉課職員〉役。舞台が主戦場でしたが、北田監督の前作『彷徨う魂』出演をきっかけに、映像にも挑戦しています。
ウェブサイトに載せていただいたプロフィール、ちょっと変えてみたけど、どうだろう、、。( "フシギ系女優" → "ニューロダイバシティ女優" )
また〈主人公の愛犬〉役に、これまで動物愛護に関する作品を多く撮ってきた、北田監督の愛犬・コロちゃん。
〈部長刑事 (友情出演)〉役として、参議院議員の串田誠一さん。"動物はモノじゃない" を合言葉に、明治以来120年の動物法改正を目指し活動されています。
紹介しきれないのですが、ほかにも、たくさんの魅力的な方々が出演されていますよ!
( 写真 = 2022年12月 撮影最終日。
私のシーンでクランクアップという事で
見学に駆けつけてくれたキャスト陣も!)
監 督 を 紹 介
▽ 北田監督の印象とか
監督とは、昨年2022年に公開になった2つの映画:
猫の殺害や虐待事件を追って日本各地を突撃取材したドキュメンタリー映画『動物愛護法』と、
それを一般向けに脚色を加え、サスペンス風のヒューマンドラマに仕立てた、ナマイ出演の劇映画『彷徨う魂』
を通じて、出会いました。
ドキュメンタリーの方は、テーマに対して真っ向勝負を挑むような真っ直ぐさや厳しさが。ドラマの方は、現実をシュールにあざ笑うような感じが、北田監督の特徴だなと思いました。
白なのか黒なのか世の矛盾をとことん問うてゆく正義感みたいなものと、それに対するとにかくものすごい情熱、バイタリティ、行動力推進力、そして孤独をいとわない独立精神を持った方だなぁ。私には全然ないものばかりだ。
と感じました。
元々シュールな自主制作映画を手掛けていた監督ですが、2011年の福島原発事故に際して、多くの動物が置き去りにされたのを目の当たりにしたことで、テーマを "動物福祉" に180度方向転換。5本の社会派ドキュメンタリー映画を世に出されました。
そんな北田監督が原点回帰を切望し、満を持して制作したのが、本作『 佇むモンスター 』だそう。
主人公の、内気で繊細で孤独な映画作家は、監督自身を投影しているものと思われます。彼はやがて強い正義感と使命感、途方もない心優しさ、心に秘めた世の中への怒りで、常人には理解できない方角に、まっしぐらと突き進んでゆくのだが・・・
( モンスターとは、果たして誰だろう?
虐待を加えた母親か?
母親にDVを働いた夫か?
夫の性格を歪ませた親か?
勝手に暴走した主人公か?
不誠実な役所や国か?
騒ぎ立てるマスコミや愚衆か?
理不尽な世の中や環境か…? )
さて現実の監督は、この先どんな道へと走ってゆかれるのだろうか?
出会ったとき、企画をご説明いただいた際のメールの文字量。見知らぬ私を起用してくださった時の決断の早さ。撮影に際するOKの出し方まで、ものすごいスピード感の方だ。
今後も楽しみにさせていただきます。
写真=2022年7月。出演舞台にお越しいただいた際に
大好きな俳優 柳内さんの魅力が満載で
2人の共演シーンは 宝物みたいにお気に入り。
監督のマニアックなB級テイスト、
好きな人は好きだと思う。
6〜9月。
『 佇むモンスター 』
よかったら
みにきてね!
写真=2023年9月。
いただいた豪華な赤い一輪の薔薇。
映画のポスターにもぴったり!
と気がついたので、一緒に飾ってみました〜