PANDEMIC楽曲解説“CHAINSAW” | 美月 オフィシャルブログ「STAY REAL」Powered by Ameba

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“CHAINSAW”

このアルバムを形成するいちばんの核となった曲。
The THIRTEENを始めると決意し。
いちばん初めて制作に取り掛かった思入れのある曲。

2人で何度も話し合い。
やるからには挑戦を。
狙ってSadieまがいなことをやるのはできるしいくらでも寄せられるけれど。
それはSadieでやればいいしSadieには敵うはずがない。
ならばもっと純粋に考えてLIVEとは何かを話し合い、何度も何度も重ねてた結果、目指した理想を初めて形にした曲。

そのプロトタイプ第一号。
だから完成したからこそ感じることは、今思えばこれは試作第一号。
いい意味で未完成な完成作品。
すでにもっとこうすればという理想が、、、。
でもそれはアーティストがみんなおもうこと。
完成して聞くころにはもう次が見えている。

語弊があるかもしれないがこの未完成な試作品のこの曲を軸にPANDEMICが完成したのは紛れもない事実で、この曲なしではPANDEMICは語れない。

この曲の派生からTheTHIRTEENをより確固たるものが形成されていった。



プレイでいうと。
ドラムのスピード感。
少し聴くには速いテンポに設定してるのはLIVEで気持ちが高揚した時にちょうどよいテンポになるようにと設定した。
何よりキックの打数が多くしてもらった。
あえて高音よりにすることでエッジとスピードを表現してます。
りょうちゃんのラウド魂が詰まってる。
ドラムみていて気持ちいい楽曲。
荒々しいのが楽曲とスタイルにあっていて心地よい。
コレはLIVEの彼が楽しみ。


ベースは鬼の繰り返し。
そしてサビのランニングフレーズ。
デモでは1小節はルート音、もう1小節はランニングフレーズ。
それがコードチェンジごとだったのですが。
kazuさんはフルランニングフレーズ。
正直このBPMでこのフレーズを弾ききるのはかなりの難易度ですが。
流石の一言。
何より1番のサビ後のセクションのベースの上がっていくフレーズラインかなりオススメです。
かっこよすぎて音量あげております。笑



ギター。
ループ感を大切にしたかった。
Sadieでは考えられないようなループ。
あえてシンプルにすることはシンセが脳内でなると仮定したからこそ。
ここまで無駄を排除できる潔さにたどり着くのはなかなかできない。
音も重低音ラウドバンドがあまり使わないヘッドアンプorangeにBASSONのキャビを合わせる。この相性やばいです。
このチューニングならではかも。
音の立ち上がりはさすがのorange。


シンセもノイズ系のインダストリアルなものをイメージしてました。
YOW-ROWさんのセンスに脱帽。
イントロで初めてドラムの音が入る直前の音がヤバイ。
確実にニューウェーブ。
今までには無い音楽性にシンセを初見した時に確信しました。

実は3/20のTheTHIRTEENが解禁されていた時のteaserはさらに試作。
まだシンセは入ってなくて。
当時はバンドサウンドのみのteaserでした。
そして。
CHAINSAWのMV解禁した時に初めてシンセがなったのでこの違いに気づいた人かなりいましたね。
びっくりしたんじゃないですかね?笑


タイトル通り。
切り開くためのCHAINSAW。
不安や絶望を切り開いていく覚悟を込めた言葉なんじゃないかな。
MVもそんな意図が隠されています。


何かを切り開く意味でも。
マイナー調できて。
サビにいきなりメジャーコードになって明るく開けるのは。
これからを切り開くという意味でもあります。

イントロはオイオイ!とみんなの激声を求めます。
Aメロ後半はもちろん。
ウォー!
は君らのターン。

もちろん間奏は揃い狂った折り畳み。

パンクラウド。
パンクコア。

そんな切り開く楽曲CHAINSAW。
大切なきっかけをくれた楽曲。
始まりの一曲。
だからこそMVにしてみました。


これは、必ずLIVEが脳内浮かぶ曲でもある。
どう?
LIVEで最強にアガッて貰える楽曲にうずいてきましたか?


この答えあわせは。

The THIRTEEN
デビューワンマン公演
INDEPENDENT13
2016.06.24
赤坂BLITZ

LIVEで完成するアルバムだとおもっています。
来て欲しい理由は覚悟を見て欲しいから。
未来への決意を込めて。
強くなる旅の始まりの日。
どうか覚悟を触れにきてください。