辛い日々 | みずいろ みずたま ねこの部屋

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大腸ガン 腹膜播種ステージⅣ

初発から5年、再発から4年
そして最終ステージへ

くじけない、めげない、懲りないをモットーに 日々を綴ります

翌朝の回診での主治医
「にゃーこさん、おしっこジャージャー出てるよ!」
と言いながら私の方へ来た...

主治医は声が大きい

そして 私のベットの横へ立ち、再度

「にゃーこさん!おしっこジャージャー出てるよ!」


......うん、分かったよ
そんな大きな声で 2回言わんでも(涙)
恥ずかしかった(涙)


ICUは 横とのカーテンの仕切りはあっても 足元側にカーテンはなく、私の様子はいつもフルオープンでした
頭側にはモニターがあり、血圧、心拍などが出ている

看護師は1:2で 常にこちらに体を向けている


私は主治医の「にゃーこさん!〜」で目が覚めた
そして気づいた

喋れないのは挿管されているから、身動きできないのは手を抑制されているから

凄くショックだった

それはだいぶ長い時間続き(時間の経過が全くわからない)、途中痰が絡み 吸引してもらったけど、これがまた苦しくて、私は身をよじり、涙ながらに吸引してもらった

小学生の頃、赤白帽のゴムが喉に当たるのが嫌で いつも顎に引っ掛けていた
今もタートルネックは好んで着ない
首に何か触るのがとても苦手なのです

腸閉塞で鼻からチューブ入れるのも辛かったけど、それ以上に辛かった
(その時は気付かなかったけど、鼻からチューブ、挿管のダブルダメージでした 涙)

挿管を抜く時も辛かった
そして その後酸素マスクになったのですが、ウトウトすると 呼吸をするのを忘れるらしく、その度鳴り響く警告音

そして 看護師の目

ひっきりなしに入れ替わる患者
その中には...亡くなる方もおられ
慌ただしくなる気配
すすり泣く遺族の声、医師の話声

寝るたび 怖い、恐ろしい夢を見るようになり、私は眠ることができなくなりました


そして 寝返りが打てない

腰が痛くて膝を立てても 左足がパタン、と倒れる

左足が全く動かなくなっていました

「踊れるって言ってたけど これじゃあ無理やん...」


辛い日々は2回目の手術から 5日間続きました