アロマテラピーでお肌のお手入れ③~ビターオレンジの花の精油「ネロリ」~ | みずいろのブログ ~ブルークレールオーガニクス~

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アロマテラピーでお肌のお手入れ


アロマテラピーでお肌のお手入れ②~バラ~


に続き、バラと並び高価で優秀な働きを持つネロリについて少々書きたいと思います。



ネロリの働きは、


◆細胞レベルに働きかけ、古い細胞を除き去り、新しい細胞を成長させる(老化肌全般)


◆乾燥肌の改善


◆リラックス効果(不眠、不安、いらいらなどなどの緊張を和らげる)


など、大変優秀な、万能とも言える精油の一つと言われています。


柑橘系のさわやかさと甘い香り、私はそれにフェミニンなセクシーさも感じます。


これは、実際に肌に付けた時に、女性の肌の体温や汗と合わさって、そのような何とも言えない、


色っぽく、かつさわやかな香りを出すのかと思います。


実際に使うと分かりますが、セクシーさと、控えめな品の良さを両立させた香りです。


ダイアナ妃がネロリを愛用していたのは有名ですが、ネロリの語源は、16世紀にイタリアの


ある地方「ネロラ」の君主のお妃がネロリを愛用したことから、この名前がついたと言われています。



バラと並び、最も高価な精油の一つで、自分が購入する先では、オーガニックのネロリは本当に


貴重らしく、バラよりもさらに値段が高いです。


UVラグジュアリーデイクリームに配合されているネロリは、このオーガニックの同じものを、


ローズオットーと一緒に使用しています。


また、夏以降にブルークレールから、クレンジングだけでなく、マッサージオイル、ボディオイル等


色々な目的で使える完全無添加のトリートメントオイルを出す予定ですが、それにもこのネロリ


(ネロリだけではありません)を配合する予定です。



実際には、キャリアオイルに、ネロリだけを垂らして、その香りを楽しみながら使うこともありますし、


・バラ(ローズ・オットー)


・ゼラニウム


・イランイラン


とブレンドして、贅沢なオイルを作って、クレンジングやマッサージ、そしてお風呂上りの


ボディオイルで使うことも多くあります。今は、ずっとこのブレンドを愛用しています。


この4つの精油は老化肌・乾燥肌・荒れ気味の肌など、いろいろな状態にも良い働き


をすると思います。


このほかにティートリーも単体で使います。


ティートリーは、吹き出物や炎症が気になるときに使用します。また消毒力が強いです


ので、クレンジングなどお化粧を落とすときにも使用します。


特にネロリは刺激が非常に少ない精油です。そしてバラは言うまでもありませんが、


甘いイランイランやちょっとつんとした香りのするゼラニウムも、実はスキンケアには


非常に適した精油です。


また、バストを豊かにすることで、イランイランとゼラニウムをご紹介しましたが、


この4つのブレンドは、スキンケアや女性らしい体を作る、さらに最強のレシピではないかと、


自分は感じています。


ただし、妊娠されている方、妊娠したいと思っている方は、このオイルをお使いにならないでください。


この四つの精油とも、特にイランイランは、子宮の働きを良くし、生理を正常に促進する


働きがあるためです。


妊娠の可能性がなく、生理不順の方、また出産後の方には、逆にとてもおすすめです。



また、以前自分は、このネロリと没薬(ミルラ)を合わせて使っていたことがあります。


ミルラは、北東アフリカを中心にある没薬樹の樹液から得られる精油で、紀元前から、


ミイラを作るのに必須のものでした。この高価なミルラを、ミイラを作る過程で大量に


塗られるのです。ミルラの名前はミイラが元だとも言われています。


この精油は濃いオレンジ色をしていて、ミイラに塗っていたと言われれば納得するような


雰囲気のある精油です。


そういう使い方をされるくらいですから、その効能は素晴らしいもので、老化肌に良い働きを


するほか、私が上にあげた四つの精油と同様、子宮の働きを活発にさせたり、また喘息の


ような痰(たん)のからむような症状を抑える役割をします。


香りは、甘く、古めかしさを感じる、エスニックっぽい香りでしょうか。


良い香りですが、強い個性(クセ)があります。


ネロリととても相性が良く、合わせると最強の老化肌対策になると、ある文献に書かれていた


ことを覚えていますが、自分が使っていた理由は、その頃喘息がよく起こっていて、なんとなく


本能的に自分がこの没薬とネロリを欲っしたのかもしれない、と今は振り返って考えます。


このネロリと没薬には、精神的な落ち込みを改善していく役割もあるそうです。



アロマテラピーを割と長く楽しみ、これらの精油を色々な組み合わせで使ってきて考えますが、


ネロリは、およそすべての精油と相性が合いますが、抗菌力の強いバラゼラニウム(ゼラ


ニウムは虫よけにも使われます。でも香りの強さの割には刺激の低い優秀な精油です)と、


女性ホルモンを整えるイランイランと合わせるのがベストなレシピの一つではないかと思います。


これをもし、香水として考えた時には、これら4つの精油はすべて主役級、つまり「トップノート」


ですので、香水としてバランスを考えるときにはミドルノートにはクラリセージ、


ベースノートには何か(ムスクやサンダルウッド)などがあると良いかもしれません。


ですが、もちろん今回は美容目的のレシピですので、この4つで必要十分です。


これら4つの精油は全て高価ですので、贅沢なアロマテラピーになりますが、


美容や身体だけでなく、心にもとても良い影響がありますよ。本当におすすめです。



また長くなってしまいました。すみません。


最後に一つだけお伝えさせてください。


◆胸や腰をマッサージする時


オイルで、バストをマッサージする時、ぜひ胸にしこりがないか、違和感がないか、


優しく、あらゆる角度から確認してみてください。時には片腕を万歳して、


もう片方の手であらゆる角度からしっかり確認してください。


この自主検査は、毎回行う必要はありません、週に一回くらいでも十分です。


そして、優しくいたわってあげるように、自分の大切なバストに語りかけるように、


マッサージをしながらいたわってあげてください。


そして、腰をマッサージする時は後ろばかりではなく、身体の前面の足の付け根を


優しくオイルを付けてさすってあげてください。


そこにはリンパが流れていますので、強くさすらず、優しくさすってください。


何とも言えない心地よさを感じられる方も多いのではないかと思います。


リンパの流れを良くするほか、生理痛を和らげたり(ただし生理中はマッサージを控えて


ください)、近くにある子宮などの女性の持つ器官の状態を良い方向に持っていくお手伝


いをすると言われています。


※バストや腰、足の付け根のマッサージは、生理中は控えることをお勧めします。



次回は、女性ホルモンを整えるアロマテラピー、もしくはイランイランとゼラニウムの


特徴や効能をまだ書いていませんので、それについて書かせていただければと思います。



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