おはよ。東京都武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
調布市（調布、国領、深大寺）、小金井市（武蔵小金井、東小金井）
西東京市（田無、東伏見、西武柳沢）、練馬区（上石神井、武蔵関）
密着の年中無休 税理士＆行政書士＆認定経営革新等支援機関
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の週明け。がんばろ。
昨日、東京都武蔵野市御殿山在住の
アパレルで独自PBでの店舗運営と通販（ネット販売）
を行っている個人事業主（確定申告）のお客さんで、
年商が増えてきつつあるので、青色申告の
個人事業主から法人成り（会社設立）を
考えているお客さんに、
地域密着・年中無休の起業・開業（店）
会社設立（法人なり）・創業融資
確定申告（事業所得）無料相談
のとき（節税・税金駆け込み寺）、
いろいろ聞かれたんだな。
「アパレルの独自PBで、小規模の
店舗と通販（ネット販売）を同時に
行っています。
在庫の種類も増え続け、どのように在庫管理したら
いいのか悩んでいます。
まず、どのようなことから始めるのが
いいのでしょうか
」
なんだな。
個人が起業ないし、開業または、株式会社
を新規設立（法人成り）した場合、在庫商品を
扱うときに、最初にきちっと在庫管理
と実地たな卸しを徹底する必要
があるんだな。
なんでも当たり前だけそ、最初が肝心なんだな。
これをしないと、資金であるキャッシュフローが
うまく回らなくなるし、他社との差別性
もはかれなくなるんだな。
さらに、税務署に税務調査後、ごっそり税金を
持っていかれる可能性だって
あるからなんだな。
野良さんの忠勤奉仕する節税・税金駆け込み寺
（水原会計事務所）に、既存顧問税理士への不満で
相談に来るお客さんで、顧問税理士にたな卸しの
指導を適切に受けなくて、税務調査で
がっつり税金を持っていかれて不満を
持つ人も意外といるんだな。
では、税務調査とキャッシュフローの問題は
さておき、棚卸資産の在庫管理に関し、
通常どのような問題があるのか、
ちくと考えてみたいんだな。
●倉庫内で在庫を探す異様に手間がかかる
●入出庫作業に異様に時間がかかる
●過剰在庫、不良在庫、陳腐化在庫が多い
●在庫の紛失が多い
●在庫の保管スペースが足りなくなる
●在庫がないと勘違いしあるものを余分に
仕入れる
●欠品が多く、販売機会をよく失う
思いつくものを挙げるだけでも、
ざっとこんななあるんだあ。
そこで、これらを防ぐにはどうするか、
簡単にチェックリストにしてまとめたのが
おすすめ在庫管理の５原則なんだな。
①日常の受け払い管理をきちんと行う
②倉庫内の定期清掃・整理整頓と行う
③実地たな卸しを定期的に行う
④在庫数が帳簿と合わない原因を調べる
⑤不良在庫などを定期的に処分する
では、次にそれぞれのポイントを書いて
みるんだな。
1.日常の受け払い管理をきちんと行うこと
商品等の入庫、出庫、移動、廃棄等があったときは、
現物と納品書、出荷伝票等を確認し、速やかに
商品台帳等へ単価、数量、金額を記入、入力
することで、常に、帳簿上で正しい
在庫を把握することができるんだな。
2.倉庫内の定期清掃・整理整頓をする
倉庫内の整理整頓をして、何が、どこに、
何個あるかがひと目でわかる状態にしておく
のがポイントなんだな。
倉庫内が整理整頓されたないと、配送ミス
や出荷作業に時間が異様にかかったり、
欠品や過剰在庫、不正確な実地たな卸し
の原因にもなるんだな。また、横流しの
不正の温床にもなるんだな。
現実には、知らないところで隠れて悪いことを
する社員も結構いるものなんだな。
3.実地たな卸しは定期的に行う
実地たな卸しは、決算時期には必ず
実施しないといけないんだけど、期中においても
毎月、すくなくとも4半期（３か月ごと）に
１回は行ってほしいんだな。
実地たな卸しを定期的に行っておくと、
決算時の実地たな卸しがスムーズに
できるうえ、不良品の発見や滞留在庫、
過剰在庫を把握しやすくなるんだな。
また、きちんとした在庫管理と実地たな卸し
による在庫記録等は証拠資料となり
結果的に税務調査対策にも
威力を発揮するんだな。
ただし、確かに手間暇がかなり過ぎる
きらいは否めず、その失われる無駄な
労務費を金額換算すると経営者には
かなり頭が痛い問題となるんだな。
4.在庫数が帳簿と合わない原因を調べる
実地棚卸で数えた在庫数と注簿上の
数量が合わない場合、その原因
を調べるんだな。
原因の多くは、実際は、受け払い時の商品、
数量の誤りや、台帳への記入・入力ミスが
多いんだな。ポイントはインプット時はのちのちの
無駄な手間を考え、入念に行うべき
とい言う簡単なことなんだな。
5.不良在庫などを定期的に処分する
実地棚卸で発見した、不良品や陳腐化品
滞留在庫などは、ルールに従って、値引き販売
するものや、廃棄処分するものにわけるんだな。
ここでのポイントは、廃棄処分する場合は、
破損等が分かるように日付入りの写真や
廃棄業者の証明書などの記録を
必ず残すことなんだな。
特に、ここは税務調査で狙い撃ちされる点
なので要注意点なんだな。
あと、きちんと棚卸記録を整理保存
しておかないと、例えば火事で
消失した場合、保険金が過少にしか
おりないリスクも高いんだな。
いざという場合、保険会社は保険金を
できることなら過少に払いたがる
傾向があることも、銘記しておいて
ほしいんだな。ちなみに節税・税金駆け込み寺は
損保＆生保の代理店も兼ねているので、
保険問題も起業や相続同様、専門分野の一つ
なんだな。
あと、老婆心ながら、
在庫に関して税務調査対策で、
1点付け加えておくんだな。
それは、在庫には商品や製品だけでなく、原材料
半製品、仕掛品なども含まれるので、実地棚卸の
際には、他社に寄託しているものも含めて
棚卸し表に載せ忘れることがないように、
ということなんだな。
棚卸資産の在庫の過少計上は、即
利益の過少計上に直結するので
税務署も入念に調査するからなんだな。
では、今日はこのへんでー。