おはよ。東京都武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
練馬区（上石神井、武蔵関）、小金井市（武蔵小金井、東小金井）
西東京市（武蔵関、田無、東伏見）密着の
年中無休 税理士＆行政書士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴の週明け。がんばろ。
昨日、東京都西東京市田無の
お客さんに、
地域密着・年中無休の起業・開業
会社設立（法人なり）・創業融資無料相談
のとき（税金駆け込み寺）、
不動産業の契約書の書式と印紙税
創業融資についていろいろ聞かれたんだな。
水原会計事務所は税務会計以外に宅地建物
取引業（不動産取引）に関してもプロであり、
また行政書士として宅地建物取引業免許申請・更新の
手続き代行も行うこともあり、
不動産業関係者の起業・開業時の不動産特有の
契約書や税金等についての
無料相談もあるんだな。
貸ビルを建設する場合にその資金に充てるため、
あらかじめビル借受希望者等から建設協力金を
受けとり、完成の際には優先的に貸渡すことを
約するもの、あるいは既に完成しているビル、
設備を貸しつける時、保証金等の名目で金銭を
徴収している場合がよくあるんだな。
貸ビルの賃貸借契約書については、権利金等の
受領事実が記載されているなどして金銭又は有価証券
の受取書に該当するものを除き、
その予約を含めて通常は印紙税が不要な不課税文書
に該当し、建設協力金、保証金といわれるものは、
これらの契約に付随して支払われるものとして、
印紙税の取扱いはその基本の契約に吸収される
と考えている人が多いみたいなんだけど、
実は、これらはその契約書の内容次第で
法律的性格はガラリと変わってくるので
要注意なんだな。
一般に「保証金」といわれるものは、一定の債務の担保として、
債権者その他一定の者にあらかじめ交付される金銭であって、
敷金、取引保証金、委託保証金などがその例といえるんだな。
賃貸借契約の場合であれば、賃借料や賃借人に責任のある
損害により発生する債務を契約期間中に担保するための
金銭であり、これは本来の保証金となるから、
この保証金について、印紙税法上特に問題にされることは
ありえないんだな。
ところが賃貸借契約期間が終了しても、
その後一定期間経過後でなければ返還しないという約定
のもとの保証金は、確かに賃貸借契約期間の終了時までは
債務を担保するという本来の目的は達せられるんだけど、
賃貸借契約期間の終了後に返還すべき金銭を
一定期間消費貸借の目的とするものと
判断することになるんだな。
このように、建設協力金又は保証金等として一定の金銭を
受領した場合に、賃貸借契約期間などに関係なく、
一定期間据置き後に返還することを約しているものは、
消費貸借に関する契約書に該当するものとして
取り扱われることになるんだな。
したがって、建物の賃貸借契約書にこうした保証金等
の事項を記載すれば、
金銭消費貸借契約書としての文書として
取り扱われることになり、印紙税がかかるので
注意してほしいんだな。
特に不動産会社の関係者や地主は建物の賃貸借契約書に
関係するものはすべて印紙税はかからないと思い込んでいる
人がかなり多いので要注意なんだな。
要は契約書の中身によって、課税文書に該当するか否かが
決まるんだな。
くれぐれも、ワンパターンで判断しないことが
重要なんだな。
では、今日はこのへんでー。