おはよ。武蔵野市(吉祥寺、三鷹、武蔵境)、三鷹市(三鷹)、
西東京市(田無、西武柳沢、東伏見、保谷)、武蔵野
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は涼しい快晴の週中日。がんばろ。
昨日、東京都西東京市田無に本店所在地のある
社長の方に、無料相談時に聞かれたんだな。
「今回、初めて外国人を雇用したんですが、
日本に数年住んでいる外国人の場合、
所得税(源泉所得税)はどう計算すれば
いいのですか」
なんだな。
よく聞かれるんだな。
最近は海外からの留学生や外人さんを
雇われる経営者の方が増えてきているんだな。
日本人の労働人口の減少と、最低労働賃金等の
労働単価の上昇が原因の一つなんだな。
所得税に関し、一般の人によく見受けられるのは、
居住者・非居住者の概念を知らない、
ないし誤解している人が多いことなんだな。
同じく、その区別を専門家も誤解している人が
よくいるんだな。
特に、源泉所得税は特に税務調査で指摘されると、
遡って請求され、お高くつくんだな。
所得税(住民税)の場合、納税義務の判断基準になるのは
外人か否かではなく、居住者か非居住者かなんだな。
居住者以外を非居住者というんだけど、
非居住者は日本国内の所得のみが課税対象と
されるのに対し、居住者の場合は
さらに永住者と非永住者に分けられ、
永住者が全世界のから取得した所得が
課税所得の範囲になるのに対し、
非永住者は、国内で発生した所得と
海外で発生したけど国内で支払われた
所得、ないし送金された所得にたいして
課税されるんだな。
なお、所得税法上、居住者とは、国内に住所を
有し、または現在まで引き続き1年以上居所を
を有する個人をいい、居住者以外の個人を
非居住者というんだな。
また、非永住者とは、居住者のうち、日本国籍が
なく、かつ、過去10年以内の間に日本国内に
住所または居所を有する期間が5年以下の
人を言うんだな。
したがって、今回のケースは、普通どおりに
給与を支払う時、源泉徴収表を見て
源泉徴収すればいいだけなんだな。
もし、非居住者なら、割高だけど、2割を源泉徴収すれば
いいだけなんだな。
なお、住民税についてもよく聞かれるので
最後に書いておくんだな。
住民税は非居住者には課税されないんだけど、
その基準となるのは毎年の1月1日の
住所地なので注意してほしいんだな。
固定資産税と似ているんだな。
知っている人は無駄な税金を払わなくて
済むので、憶えておくと悪くないんだな。
では、今日はこのへんでー。