おはよ。武蔵野市（吉祥寺、三鷹、武蔵境）、三鷹市（三鷹）、
調布市（調布、西調布、布田、国領、柴崎、仙川、つつじヶ丘）
密着の年中無休 税理士
で頑張る野良うさぎです。(^-^)/
今日は快晴のゴールデンウイーク。がんばろ。
昨日、東京都武蔵野市吉祥寺南町
の無料相談お客さんに聞か
れたんだな。
「相続した土地建物を譲渡（売却）しようと
考えているんですが、遺産分割協議で相当
揉めて、相当弁護士に多額の報酬を払ったんですが、
土地の取得費ないし譲渡費用として
当然算入できますよね
」なんだな。
水原会計事務所は土地建物取引と相続、
その節税対策が実務経験豊富で強いせいか、
土地建物に絡む無料相談がダントツに
多いんだな。地元には口づてで
ちくと知られているみたいなんだな。
さて本題。相談者の気持ちは心情的には
よくわかるんだけど、
残念ながら無理なんだな。
相続は不可避な場合は性が無いけど、
なるべく遺言作成などを通じて
揉めない相続対策が絶対必要
なんだな。
そうしないと、予想外の無駄なコストや
被相続人が意図しない相続が実現
されてしまうことも多いんだな。
質問の件は、そもそも、遺産分割は遺産つまり共有財産
の配分に過ぎないし、資産取得のために
不可避な金額でも、その後の資本的支出ともいうべき
設備費や改良費（取得費）にも該当しないし、
だからと言って、譲渡に直接必要な費用（譲渡費）
でもないからなんだな。
なお最後に、よくある譲渡費用の例を挙げると、
土地建物等の仲介手数料、運搬費、登記費用等
が一般的なんだけど、立ち退きさせるための費用や
投機転売目的の違約金なども譲渡費用として
算入できるので要注意なんだな。
譲渡所得＝譲渡金額ー（取得費+譲渡費用）
なので、取得費と譲渡費用の算入漏れ金額
があると税金がかかる譲渡所得金額が大きくなり、
大損なので、注意してほしいんだな。
では、今日はこのへんでー。