『聖母マリアの接吻』

モーリス・ドニ

(1919年)

 

 

 

***2019年10月23日の日記***

 

 

気を許した異性と、

1対1で割と深い話をすると。

 

ほとんど必ずといっていいほど

出る話は。

 

「男とは」「女とは」

 

・・・でした。

 

 

占い師の彼ともよく、

そんな話をしました。

 

 

夫は何かというと

いつも。

 

「男なんてみんな

こんなものだ」

 

・・・と言うので真顔

 

 

私は。

 

いろいろな男性から、

いろいろな話を聞いてみたいと

思っていました。

 

 

そうすればそれが。

 

「夫特有」なのか、

「男性全体に共通したもの」

なのかが。

 

見えてくると

思ったからです。

 

 

長年、夫(♂)と

暮らすうちに。

 

男の子を育てているうちに。

 

それはだんだんと、

解ってきていたことでしたが。

 

 

男性と女性というのは、

まったく違う生き物で。

 

それは、

 

いろいろな男の人と

深く話せば話すほど、

 

確信に変わっていったりも

しました。

 

 

知り合いに。

 

 

「結婚して。

 

ましてや

子育てまですると。

 

忍耐力が、

かなり養われるよね」

 

 

・・・と言っていた人が

いたのですがにやり

 

 

そうやって、

まったく違う生き物同士が、

同じ屋根の下で暮らすの

ですから。

 

それはそれは。

忍耐力も養われるでしょうしショック

 

 

そこでは、

たくさんのことが

学べるのも。

 

当たり前だよね。

 

・・・と。

 

私もしみじみ

思いますぼけー

 

 

 

『話をきかない男・

地図の読めない女』

 

・・・というのが、昔、

流行ったりしましたが。

 

 

「男女の違い」

 

 

・・・についてをテーマにして。

 

自分とは違う生き物である

男性たちと。

 

あれこれ語り合うことは、

すごく面白いものだな。

 

・・・と。

 

そんなことを

実感した時。

 

ふと。

 

だったら私はなぜ。

 

今回の人生では、

 

女性として

生まれてきたのだろう?

 

なぜ、

母親になりたかったのだろう?

 

・・・と。

 

 

そんな思いが、

自分の中に浮かんできました。

 

 

******** 

 

 

ホピの彼女と

主婦の彼女と一緒に、

 

リンポチェのお話会へと

出向きました。

 

 

ふたりとも。

 

ネット上での印象と、

実際に会った時の印象に

ギャップを感じることもなく。

 

私達は会った最初から、

 

すぐに、

打ち解けていました。

 

 

彼女たちは、

ふたりとも。

 

私とは同世代で。

 

住んでいる場所も、

わりと近所でした。

 

そしてみんな同じように、

主婦で子供のママでした。

 

 

彼女たちは、

 

「精神世界」という

キーワードを抜きにしても、

 

すぐに仲良くなれる要素が、

たくさんある人達だったので。

 

もし、

その最初の出会いがネット上

ではなくて、

 

リアルだったとしても。

 

普通に気の合うお友達に

なっていただろうと思います。

 

 

けれどももし、

出会いの形がそうだったと

したら。

 

私達は。

 

精神世界とか、

アトランティスの話は。

 

しなかったかも

しれません。

 

 

ネットを通して

出会ったからこその、

今か。

 

・・・と思ったら。

 

 

やっぱり、

出会い方でもなんでも。

 

成るようにして

成っているのだな。と。

 

そんな風に思いましたおやすみ

 

 

*******

 

 

あの時の

お話会の内容は。

 

昔のブログに、

詳しく書いてあったので。

 

その一部をそのまま

転載しておこうと

思います。

 

 

 

 

昨日は、

都内の不思議な空間に、

 

チベットのリンポチェの

お話を聞きに行きました。

 

 

お話のテーマは

「やさしい心」でした。

 

 

極楽浄土に辿り着くための

一番の近道は、

 

「やさしい心」を

持つことだそうです。

 

 

そして、

やさしい心というのは、

 

「母親が子供に対して

抱いている心」

 

だと。。。

 

リンポチェは

お話されていました。。。

 

 

母親が子供に対して

抱いている心。。。

 

それは、

母親だけが持っている

というものではありません。。。

 

でも、至らない私は、

子供を持つことで、

 

初めてそれを実感することが

出来ました。。。

 

だから、

子供を持てたことには

感謝なのです。。。

 

 

昨日のリンポチェの

お話からは、

 

私が最近思っていたこと。。

 

 

「今生、

私はどうして母親になることを

選んだのだろう?」

 

ということに対する

ひとつの答え。。

 

それを頂いたような

気もしました。

 

 

 「母親が子供に対して抱く心」

というのは、

 

他者の喜び、苦しみ、

そういったものを、

 

まるで自分のことのように

感じることなのではないかな?

 

って私は思います。

 

 

子供が嬉しそうだと、

私も嬉しい。。。

 

子供が苦しんでいると、

自分の身が引き裂かれるように

苦しい。。。

 

自分のことはどうでもいいから、

子供の幸せを願ってしまう。。。

 

 

こんな気持ちを子供だけでなく、

全ての他者に抱くことが

出来たら。。。

 

 

そして、

リンポチェはやさしい心を

持つためには、

 

「仏陀の真似」をすればいい。。

 

とおっしゃっていました。

 

 

最後の質問コーナーで、

リンポチェに質問をしました。

 

私は、

日頃から思っていたことを

聞いてみました。。。

 

 

仏陀の真似をすること。。。

 

もし、

自分の嫌いな人が

成功をした場合、

 

その時私の心の中には

醜い感情。。。

 

「嫉妬」が浮かびます。

 

 

でも、

それを抑えて表面上では

「おめでとう。」と

笑顔で言うことは出来ます。

 

 

でも。。。

 

その感情そのものが

湧きあがってくること。。。

 

その感情そのものを

止めることはまだ出来ません。

 

私はまだまだ自分で自分に

言い聞かせている状態。。。

 

「フリをしている」

だけなのです。。。

 

 

演技の優しさでも、

それを投げれば

 

相手からは「愛」が

返ってくることは、

実感しています。。。

 

そしてその愛で、

私も本当に優しく

なれるのです。。

 

 

でも。。。

 

この「フリをすること」。。。

 

これでもいいの??って、

ずっと思っていました。。。

 

 

これをリンポチェに

聞いてみたのです。。。

 

リンポチェは

おっしゃっていました。

 

 

「例えば、相撲取りは、

生まれた時から

相撲取りではない。。

 

お母さんのお腹にいたときは

相撲取りではなかった。。。

 

でも、

訓練を重ねてだんだんと

立派な相撲取りになっていく。。。 

 

 

心も同じです。。。

 

 

心の訓練を重ねれば、

いつかは立派な心に

なっていくのです。

 

だから、

それでいいんですよ。」

 

 

リンポチェのお話は、

私を心から納得させて

下さいました。

 

 

彼の言葉だけでなく、

彼から漂ってくる「何か」が

 

私を納得させて

下さいました。

 

 

*******

 

 

あの時は本当に。

 

リンポチェのあの言葉に、

自分が心から納得したのを

覚えています。

 

 

のちのち。

 

様々な経験を重ねて

いくうちに。

 

私の思いは

変わっていきましたが。

 

 

あの時は、

リンポチェのこの言葉に。

 

共感したのです。

 

 

女性は。

 

・・・というか、

私だけなのかも

しれませんが。

 

 

「その人が

何を話しているのか」

 

・・・ではなくて、

 

「その人の発している

エネルギー」

 

・・・のほうを無意識に、

重要視しているような

気がしないでもなくて。

 

 

あの時の私が。

あのリンポチェの言葉に対して、

素直になれたのもきっと。

 

リンポチェから漂ってくる

エネルギーが、

 

私には心地よかったから

なのだろうと思いますおやすみ

 

 

言葉ではリンポチェと

同じことを言っていたとしても。

 

その人から漂う

エネルギーがイヤだったら。

 

 

おそらく私は。

 

その人が口で

何を言っていようとも。

 

話の内容云々の前に、

生理的にその話を。

 

シャットアウトしてしまう

だろうと思います真顔

 

 

自分にとって。

 

どんな波長が

心地良いのか。

 

心地よくないのか。

 

・・・というのは。

 

その時の

自分の状態によっても。

 

いろいろ、

変わるのですけれども。

 

 

つづく

 

 

********

 

 

前の日記

 

 


次の日記