『カーネーション、リリー、

リリー、ローズ』

ジョン・シンガー・サージェント

(1885年)

 

 

 

***2019年8月30日の日記***

 

 

前世退行のCDを聞いて、

そんなヴィジョンを

見たあとは。

 

実は。

 

それに関連する夢を、

見ることが続いていました。

 

 

あの時には見なかった

シーンなどが。

 

夢の中に次々と

出てきたのです。

 

 

けれども当時の私は、

それがイヤでしかたが

ありませんでした。

 

 

夢に出てくるということは、

 

それだけ自分が、

その妄想を気にしていると

いうことだと思い。

 

そんなバカバカしいことに

囚われている自分が

イヤだったのです。

 

 

だからあの頃は、

 

無理矢理そこに蓋をして。

それを完全に無視して。

 

忘れようと頑張りました。

 

 

 

それから

10年近く経ち、

 

そんな妄想のことを

また思い出した時には。

 

自分の中に少し、

変化が起こっていました。

 

 

その時は、

イヤ。という気持ちは

起こらずに、

 

なんだか面白い。と

思ったのです。

 

 

「これは一体、

どういうことなんだろう?」

 

・・・と。

 

そんな好奇心さえ、

その時は湧いてきたり

していました。

 

 

********

 

 

昔。

 

私がまだ、

小さな子供だった頃。

 

隣に住んでいた

霊感の強いほうの伯母が

話していました。

 

 

「ずっと前に夢で見た場面と

そっくり同じものが、

 

テレビでやっていたのを見た時は、

ゾッとしちゃったわよ」

 

 

・・・と。

 

 

正夢って、

本当にあるの?驚き

 

・・・と、私はその時、

子供心に思っていました。

 

 

 

ケルトの風景を見て

突然あのヴィジョンを

思い出した時、

 

昔、伯母がそんな話を

していたことを、

 

なんとなく

思い出して。

 

 

もしかしたらこういうのも、

「正夢」みたいなものなのかしら?

 

・・・と思ったりしました。

 

 

そして同時にもうひとつ、

突然思い出したことが

ありました。

 

 

それは幼い頃の、

不思議な感覚のことでした。

 

 

 

あれは、

幼稚園の時のこと。

 

多分。

4歳くらいの頃です。

 

 

幼稚園のお部屋でその日、

お遊戯みたいなものを

していました。

 

みんなで輪になって

たしか踊りながら、

 

お部屋をグルグルと

周っていました。

 

今思うともしかしたら、

あれは、盆踊りの練習か

何かだったのもしれません。

 

ハッキリとは

覚えていませんが。。。

 

 

そんな時突然、

すごく変な感覚に襲われました。

 

 

「あれ?今とまったく同じことを、

前にもしたことがあるような」

 

・・・と。

 

そう感じたのです。

 

 

ああいう体験はのちに、

もっと大きくなってから、

 

「デジャヴュ」

 

・・・と呼ばれているものだと

知りました。

 

 

そして、

私の記憶の中ではあれが、

人生初のデジャヴュ体験ですにっこり

 

 

あの時の感覚は

本当に不思議で。

 

幼稚園の頃のことなのに、

今でもけっこう、

鮮明に覚えていたりします。

 

 

意識がずれたような感覚。

 

・・・というか。

 

自分が今いるところが

一瞬、分からなくなった感じ。

 

・・・というか。

 

 

完全に知っているはずのことを、

思い出せそうで思い出せない時の、

 

あの、気持ち悪い感じ。が。

 

その時もしていました。

 

 

********

 

 

今現在、

ここで見ているケルトの風景。

 

それが10年前に見た

ヴィジョンの景色と一致する。

 

 

今起こっているこの現象は。

 

それは、

「正夢」みたいなものなのか。

 

それとも、

「デジャヴュ」に近いのか。

 

・・・と。

 

 

そういうことを

考えていたら。

 

なぜだかとても、

ワクワクしてきたのです。

 

 

もともと、

 

「すべてである私」の中には、

最初から全部あるのです。

 

でもそこには、

人間的な感覚で感じるような

 

「時間」

 

・・・というものはありません。

 

 

だから、

こういうおかしなことが

起こっても、

 

それは不思議では

ないのかもしれない。と。

 

そんな風に思い始めました。

 

 

そう思ったらもう、

知りたくてたまらなく

なってきたのです。

 

 

何がどうなると、

こういうことが起こるのか。

 

・・・ということを。

 

 

なので気づけば、

 

それまで夢中になっていた

「ケルト」のことに加え、

 

「正夢」とか「デジャヴュ」に

関することまで、

 

あれこれ

探究し始めていました。

 

 

そんな感じで

あの頃というのは。

 

自分の中にある

 

「探求心」

 

・・・というものに

急に火がついた時で。

 

 

「知りたい」

 

 

・・・という気持ちが、

一気に強くなっていった時期

だったのだと思います。

 

 

********

 

 

そんな時にインターネットの

存在というものは、

 

私にとって、

とても大きなものでした。

 

 

それまでは、

わざわざ図書館に調べに行ったり、

 

より専門的な知識を持った人を

探さなければ、

 

絶対に知ることが

できなかったような

そんな様々な知識に。

 

簡単に触れることが

できてしまうのです。

 

 

「インターネット」って

すごい目がハート

 

今って、

すごい時代だ。と。

 

 

インターネットというものが

存在している現実に、

 

あの頃の私は、

とても感動していましたほんわか

 

 

そんなインターネットを使い、

 

あの頃の私は、

色々なことを調べまくりましたニコニコ

 

 

それまでは、

 

欲しいCDを探したりとか、

ミュージシャンのファンサイトを

見たりするくらいにしか

使ってこなかった

インターネット。

 

 

こういう使い方も

あったんだニコニコ

 

・・・と。

 

そういうことに

気づき始めたのも、

 

あの頃でした。

 

 

なんだかすごく。

 

ワクワクしていましたニコニコ

 

 

今はネットも。

 

あの頃とは随分変わって。

 

スマホやSNSが

台頭してきてからは、

 

そちらがネット内の

主流になったように

感じています。

 

 

昔のあの、

 

「マニアックな図書館」

 

・・・という姿は

なりを潜めてしまって。

 

 

あの図書館時代に

クオリティの高い情報を

発信してくれていた人達も、

 

いつの間にか情報の洪水の中に

消えていってしまいました。

 

消えた。というよりかは、

埋もれてしまった。

 

・・・という感じでしょうか赤ちゃんぴえん

 

 

マニアックな図書館時代のネットから

多大な恩恵を受けた私なので。

 

今のこういう状況には正直、

 

少し寂しさを

感じたりもしますが。

 

 

でもこういうのもまた、

必然。というか。

 

何か意味があって

起こっていることなのかも

しれませんねおやすみ

 

 

つづく

 

 

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