合格者アンケート㉑ | 横溝慎一郎行政書士合格ブログ  

合格者アンケート㉑

合格者アンケート⑳はこちら

スクールを利用していても、独学であっても、基本的な学習スタンスは同じだと思います。

ただ独学の場合は、どうしても独りよがりになってしまうところがあるので、そこをいかに修正するか?が重要です。

YNさんは、私のブログや著書を参考に、「王道の勉強法」を貫いたのが合格につながったのだと思っています。

それではYNさんのアンケートをお読みください。

■YNさん(受験6回)
☆ 得点  210点  
(法令択一 104点 多肢選択 20点 記述 42点 一般知識 44点)


☆2014年度受講講座
「必修論点シリーズ行政法」
「必修論点シリーズ個人情報保護」
「行政法8点アップ道場」

●合格の要因
1:2013年11月横溝先生の著書「最短で最高の結果を出す・超効率勉強法」と出会ったこと
2:早い時期から民法を固めていったこと
3:横溝先生の本、ブログで紹介している方法を、自分なりに実践していったこと

☆1について
平成24年度(2012年)試験 合計174点平成25年度(2013年)試験 合計156点
平成24年あと一歩だった好成績を過信。前年と同じ内容、勉強量で臨んだ平成25年度試験。今年は受ければ合格するんじゃねぇかと、と考えた自分が甘かった。自己採点で、平成24年より点数落としての不合格を確信。これで5回不合格。さすがに、もう1年勉強を続けるのがいやになりました。

勉強辞めるつもりで、試験直後の、横溝先生の試験分析会に参加。その帰り、何気なく手に取った「最短で最高の結果を出す・超効率勉強法」。やはり合格あきらめられなかった。この本が、私の「やる気」に火を点けました。

その日、本を一気読み。これまで自分に欠けていたのが、「今年絶対合格する」という強い気持ちであると気がつきました。

「今年絶対合格する」という強い気持ちとは?
『みんなができる問題を絶対に間違えない』『覚えるべきことは覚えるまで繰り返す』『条文を徹底的に読み込む』『情報は一元化する』『苦手分野をつくらない』
先生が、著書であげているこの基本を信じ、本試験終了の瞬間までぶれずに準備と実践を行う。これが続けられたかどうかだったように思います。

先生の本と出会わなければ合格はありませんでした。

☆2について
確か、平成25年度(2013年)試験後のブログだったと記憶しています。

「リベンジを考えている人は、民法から勉強するとよい」
とありました。

民法は苦手科目でした。

早速民法中心の勉強をスタート。2013年11月~2014年ゴールデンウィークごろまで、7割ほど民法に時間を割いてました。バランス悪いかもしれませんが、民法の苦手意識を克服し、追い込み期に民法への不安を残さず過ごせたので結果的によかったと思います。
その1ともかぶりますが、2013年11月に先生の本と出会い、早めのスタートを切ったこと。本当に幸運でした。直前期の勉強で大きなアドバンテージになりました。

☆3について
以下のように、平成26年度(2014年)試験に向け、私が取った勉強法は、先生が紹介している非常にシンプルなものです。

テキストを読む(市販のLEC合格基本書)  

該当箇所の問題集を解く  

その際、肢1つ1つにつき正誤の理由を考える  

間違えた肢、あいまいな箇所はテキストと条文を読み返す
全科目、基本はこの繰り返し。

・その他、覚えるべきことは繰り返し学習。自分の弱点、条文、判例、民法の要件は、市販の単語カードに穴埋めや1問1答形式で書き出し、スキマ時間に繰り返す。

・勉強しない日をつくらない。1日30分でも、テキストを開き、問題集を解く。ブログに合格したくばお正月から勉強せよ、とあれば、元旦の朝一番、行きつけの喫茶店で民法のテキスト開きました。

独学ですし、この勉強法でいいか、成果が出るか常に不安でした。ただ、2014年7、8月ごろから徐々に、勉強することに夢中になってきました。大げさに言ってません。あれだけ苦手だった民法も、問題解くのが楽しくなってきました。「楽しい」というのは、その問題が何を聞いているのか、読み取れるようになってきたからだと思います。実力がついたのかわかりません。しかし勉強以外の雑事に関心なくなり、無我夢中で勉強に打ち込んだのは6回の受験で初めてでした。

ただし、その2で書いたように、独学は苦手分野や、好きな科目に時間割いたりと、偏りが生まれます。私は、先生のブログをペースメーカーに、どの時期にどこまで進んでいればいいのか、ひとつの目安にしました。

行政法総論、行政事件訴訟法、地方自治法で、この点わかってますか?と聞かれるたび、ドキリとし、まったく知らなかったり、知識があいまいだと、毎回泣きそうになりましたが、それが復習のいい刺激になりました。

憲法統治の条文問題落とす人は合格しない」名言です。その通りです。何度も条文読みました。結果出ました。

しかし、先生の紹介している方法すべて実践はできませんでした。『情報は一元化する』『苦手分野をつくらない』どちらもできませんでした。会社法、個人情報保護は最後まで苦手分野でした。

最もできなかったのが、学習スケジュールです。

計画立てること自体プレッシャーになり、勉強にも影響出たので、計画作りはあきらめました。
ただ追い込み期に、未消化の教科が続出。何も手につかず焦りに焦ったので、計画はあったほうが便利と思います。

もしスケジュール作り苦手なら、各科目どこは終了しているか、済んでいるものを書き出しましょう。

すべきことより、終了したことを書き出したほうが、精神衛生上安心でお守り代わりになりました。

☆横溝や当ブログへのメッセージ
横溝先生本当にありがとうございました。

先生の教えどおり、試験直後、合格発表直後、日々の生活で一番お世話になった両親に感謝を伝えました。

「行政法8点アップ道場」に参加した際、マークシート用のシャーペン・消しゴムセットいただきましたが、先生から「あがきまくれ!」のメッセージ書かれてました。追い込みから、試験終了の11/9  16:00まで、この言葉を励みに、何度も踏ん張り、粘ることができました。

リベンジを考えている方、スタートは早めに。横溝先生の本とブログは、あなたを最後まで、きっと支え続けます。

独学の方、はからずも多数回受験になった方、少しでも合格したい気持ちがあれば決してあきらめないでください。

「努力をすれば成果が出るわけではないが、成果を出した人は必ず努力をしている」コツコツと勉強を積み重ねれば、その努力は裏切りません。

6回も受けてやっと合格した人間がここにいるんですから、安心してください。


ペタしてね