安倍昭恵夫人の大罪 | 中村むねひら 「孤独社会」を超えて

中村むねひら 「孤独社会」を超えて

孤独な日々ですが、前を向いて生きていきたいと考えています。元東京ディズニーランドスーパーバイザーとして、元ホームレスとして、そして、精神障害1級(PTSD)、身体障害1級(四肢麻痺)の傷害者として、社会に貢献できる忌憚なき記事を残していきたいと思います。

本日の「モーニングショー

Xより 「私人 昭恵氏継承の政治団体 2億円超移動」

そこで。過去記事を再掲しておきます。

(2020年10月30日〉

 

森友公文書改ざん事件の損害賠償請求訴訟、第2回口頭弁論が14日、大阪地裁でありました。

 

先ずは、当時報道された事実から。

 

・2017年3月昭恵夫人のSNS上での発言

「神様は全てご覧になっています」

「神様はどこに導こうとしているのか。とにかく祈っています」

 

・文春オンライン記事より

昭恵氏は2014年当時、森友学園の理事長だった籠池泰典氏の教育方針に賛同し、講演のために同学園を訪れた。その際、問題となる国有地を視察し「いい土地ですね。話を進めてください」などと語って、籠池夫妻と一緒にスリーショットを撮影した。

<引用終了>

 

昭恵夫人は聖心、立教とミッション系の学校で学んでいます。しかしながら、学んではいるもののキリスト教を全く理解できていないのではないか、自殺者は森友学園関連の文書改ざんがトラウマになり、自殺に追い込められたのではないか、そのように考えるのが自然です。

 

最初に自殺に追い込まれた心理状況について考えてみます。

ラケット感情という言葉があります。「偽の感情」であり、怒りや悲しみ感情を押し殺すといずれ爆発したり、自分で自分を追い込んだりしてしまいます。怒りは良心に反する行為をした自分に向けられるようになり、さらに「反社会的行為をしてしまった」という罪悪感にさいなまされるようになります。自らの良心に基づいて行動する人間は、必ずと言って良いほどこのようになるのです。故赤木俊夫氏も同様な心理状態で自分自身を崩壊させていったものと容易に推察されます。

 

安倍前首相は5月25日の非常事態宣言解除のスピーチで儒教の「性善説」という言葉を使いましたが、世界中のユダヤ教者、イスラム教者、キリスト教者は性悪説に近い教理を学んでいます。安倍前首相も昭恵婦人も、コンプライアンスの本当の意味を知っていれば、森友学園問題に際した時も国民を納得させる道徳的対応ができたものと残念でたまりません。  
 

冒頭に記した通り、昭恵夫人は「神」という言葉を使っています。旧約聖書の「創世記」には、善悪を知る木の実を食べても死には至らないとヘビがイヴを惑わしたと記されています。惑わした罪は大罪で、以降ヘビは「一生地を這いずり、ちりを舐める」ことになったのです。キリスト教を学んだが理解できていない昭恵夫人も森友学園側を惑わしたという行為は同じであり、同罪であると申し上げるしかありません。

 

宗教的観点や道徳的観点で考え記すと長くなりますので結論を述べます。それは残された裁判に勝訴する可能性は極めて低いということです。佐川元理財局長は「公務員が違法に損害を与えた場合、賠償責任があるのは国で、公務員個人は責任を負わないことが判例として確立している」と主張しています。このような仕組みは官僚が長年に渡り築き上げたものであり、あの薬害エイズ事件の際も、現在係争中の福島第一原子力発電所事故の裁判でも官僚の罪は問われていません。

 

それでも闘わずにして勝つ、つまり法廷闘争以外で相手から謝罪と賠償を得るには、人間がつくった法律ではなく、神の律法の領域で国民に訴え続けるしかありません。イヴを惑わしたヘビのような言行を行なった昭恵婦人の大罪を許してはなりません。

 

昭恵夫人は「死後裁かれる」のです。悔い改めないと天国で待つ人々にも、もちろん神にも会うことはできないのです。安倍前首相昭恵婦人も、関係した政治家や官僚も悔い改めて欲しい、そう祈っています。

 

最後に、自死された赤城俊夫氏、ご遺族の方々に哀悼の意を表させて頂きます。


 

095