ロシアの保険制度の謎 | みゆーしゃのロシア日記

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ロシア人の旦那さんと結婚して、ロシアに移住。
ロシアでの生活についてや、ロシアの気になるニュース、ロシアでの子育て奮闘記などいろいろ書いてます。100%自己満足なブログです( ´,_ゝ`)

ロシアの七不思議・・・といっても、絶対七つでなんて収まらないんですけど、ロシアは不思議がいっぱいです。今日は前々から気になっていたことについてですが、それはロシアの保険制度について。

ロシアでは国立病院などでうける医療行為は基本的に無料ですが(薬代や特殊な検査等除く)、その病院を運営する費用や、保険会社の利益はいったいどこからきているのか、と。

私はРВП(ロシアの3年の在留許可)を取得後に、ОМСというロシアの保険証を申請&取得にいきました。申請の際に、きっと旦那との結婚証明や旦那の在職証明などが必要になるだろうなと思って、すべて一式バッグに詰めて行きました。担当のお姉さんのデスクに行って、まずパスポートを要求され、渡しました。ロシアの在留許可やレギストレーションはパスポートにすべて記載されているので、まずそういった基本データをお姉さんはパソコンに打ち込み始めました。

で、「結婚証明書とか旦那の在職証明持ってきたんですけど、いりますか?」と聞く私に、「いいえ、いらないわ。」とだけ言ってお姉さんは申請書を印字。あとはデータに間違いがないかチェックして、サインをして終わりでした。


日本だと国保でも健保でも世帯主が保険料を払うじゃないですか。だから私は旦那の会社のデータとかも必要だと思ったのですが、お姉さんに要求されたのはパスポートのみ。じゃあ一体誰が保険料を払うんだ・・・?あとで郵送で請求書が来るのかしら・・・?と思いつつその日は終了。でも来る日も来る日も、特にそういった請求書が来る気配もなく、月日は流れていきました。。。

昨日、医者である義母がうちに遊びに来ました。私はふと上記のことを思い出したので、義母に聞いてみました。義母は国立病院の医者ですし、ロシアの医療システムはよくわかっているでしょうから。

「保険証つくる時に旦那の会社の情報も聞かれなかったし、あとで請求書がくるかと思ったんだけど何も来ないし、ロシアの保険って保険料誰が払ってるの?」と聞いてみました。で、義母の回答。5秒くらい考え込んだ後、義母は一言、「・・・・・私も知らないわ。」って


じゃあどうやって国や保険会社は国民の医療費を負担しているんだ???だって国立病院での診察は上にも書きましたけどタダですよ?そして病院関係者へのお給料や病院の運営費は・・・????医者ですら知らないロシアの医療費事情。

本当に謎すぎるロシアの保険制度です。




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