サンマリノはルパン三世の舞台にもなっているとか。
周りは全てイタリアなのに、これだけ小さな国がいまだ独立を保っているのが不思議な気がします。
歴史的に見ると、
4世紀頃に、マリーノという石工がローマ帝国のキリスト教迫害を逃れてこの地に潜伏して、キリスト教の共同体を作った事から始まるようです。
迫害を逃れて独立を保てた理由は一目瞭然!
見よ、目の前にそびえるティターノ山を!
ほぼ垂直にそそり立つ山!
タモリさんに地形を説明してほしい(ブラタモリファンの私)。
そして、山の頂 三箇所に見えるのが、サンマリノのシンボルの要塞です。簡単に敵を見下ろすことが出来て、しかも攻めづらそうな地形ですよね。
まさに天空の城。テンション上がります。
山のすそ野に広がる街もサンマリノ共和国ですが、メインの観光地となっているのは、ティターノ山の上の街になります。
山の頂へのアクセス方法は色々で、バスやロープウェイなどがあります。
我が家は車で向かいました。なるべく山頂に近い駐車場が良かったのですが、係員に誘導されて下の駐車場に…。でも心配無用。エレベーターを乗り継ぎ、難なく上に行きました。
山頂の街はとても小さく、意外に簡単に第一の要塞・ロッカ グアイダに到着。
ロッカ グアイダの麓に展望台があり、360度のパノラマを見晴らすことができます。
イタリアの東側の海・アドリア海もすぐそば。
西側は緑豊かな山脈が広がります。
第一の要塞ロッカグアイダから、第2の要塞・チェスタの塔までの遊歩道は、絶好の写真スポット。
先に見えるのが第2の要塞 チェスタの塔。
断崖絶壁感が伝わりますでしょうか?
私達は、第三の要塞・モンターレの塔までは足を運ばず、ランチをとりました。観光のメッカなのでレストランには事欠かず。独立国といえどもイタリア料理がほとんどです。 私達は拘らずに入りましたが、眺めの良いお店を選んだ方が断然お徳感が増します。
サクッと観光されるなら半日あればいいくらいの小さな街です。我が家は昼食含め、3時間半ほどの滞在でした。
観光案内所には日本語のパンフレットもありました。
国の収入の半分が観光産業というサンマリノ。
サンマリノの天空の城もなかなか迫力がありました。