ダヴィンチの渡し船 | Miyuomilan イタリア生活備忘録

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2015年2月からミラノ近郊に住む駐在員妻です。
イタリア語学力ゼロからスタートする初めての海外生活を主婦目線で綴ります。
2016年9月、ブログ名変更しました。(旧・ひよっこ駐妻 イタリア生活備忘録)

パスクワ(イースター)の祝日ムードが漂う週末、レッコ県 アッダ川沿いに行ってきました。

アッダ川は、アルプス山脈からイタリア北部のコモ湖を通って南北に流れる川。アッダ川沿いのインベルサーゴという小さな街に、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したという渡し船 「Traghetto Leonardeoco」があると聞き、行ってまいりました。

ミラノから車で30〜40分程でインベルサーゴに到着。
ありました!ダヴィンチの船!
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なんとこの船、モーターは無く、川の流れを利用して手動で動きます。川をまたぐ形でワイヤーがはられていて、それに船が繋がっています。黒人のお兄さんが一生懸命引っ張って動かしていました。

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頑張れ、お兄さん!
イタリア人のでっぷりした船長さん?は何もせず見てるだけ〜〜^^;

そしてこのTraghetto 、なんと車も運べるらしいです。水かさによるけど、二台までいけるよ!とのお兄さん談。
船料は1人50セント。自転車、車を運ぶともう少し高くなります。1ユーロもしない良心的な価格設定が微笑ましいですね。

ものの5分程で向こう岸に到着。
両岸とも川沿いは遊歩道になっていて、ピクニックやキャンプをしている人たちがいました。

花・虫・魚・蛙…自然を観察しながらのんびりお散歩。
しかし、川を見ると平べったい石を投げて「水切り」にトライしたくなるのは日本人だけでしょうか?


Traghetto の船着き場の両岸にはレストランがありました。眺めも良くプチ観光スポットなんでしょうね。

私達はここから少し離れたレストランでランチ。こちら、かなり穴場で、土曜日限定の前菜〜デザートまでのコースがなんと25ユーロ!
夫は「あまり人に教えたくない」とまで言っておりました。興味のある方は個別にメッセージ下さいませ^ ^
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パスクワを境に、季節も気分もグンと春めいて、イタリアは一番華やぐ季節になります。
美味しいものを食べて、緑の中でリフレッシュして、気持ちの良い休日となりました。