老若男女、視点を変えれば色々あるんですけどね、今日はビジネスシャツをピックアップしましょうか。日本で当たり前にあるものが、イタリアでは無い!という3つのポイントをご紹介。
①胸ポケットがない
先日、イタリア人が20人ほど集まる会議に出席した主人。見事に全員、胸ポケットが無いシャツを着ていたそうです。
カジュアルシャツには胸ポケット有りも見かけますが、スーツに合わせるシャツには胸ポケット無し、が基本!
日本では、シャツの胸ポケットに携帯やペンを入れる癖がある方も多いのではないでしょうか。
うちの主人もその一人。
たまにイタリアで買った胸ポケット無しシャツを着ると、ついつい物を入れようとして、スルッとしてしまうようです。
胸ポケット無しの理由は…?
胸に物を入れると形が崩れて「エレガント」ではないから!でしょう。
②ゆとりが無い
イタリアンスーツの1番の特徴は、身体のラインにぴったりあうこと、でしょうか。
そう言えば、どんなにお腹が出ているおじさまでも、肩幅・袖・胴回りはぴったり(キツキツではない)しています。
理由は、身体に合ったほうが「エレガント」だから!でしょう。
この違いは一目瞭然!
日本のシャツ(下)とイタリアのシャツ(上)の袖山を合わせてみたところ…
イタリアの仕立てシャツは、まるで女性もののようです。
③アンダーシャツ無し
これはイタリアに限らず海外の国でよく見られますが、イタリア人はワイシャツの下に肌着のアンダーシャツを着ません。
アンダーシャツを着ない理由は、
ワイシャツ自体が肌着だから、という意見もありますが、「エレガント」じゃないから!だと思います!
ち◯び が透けないか、気になるところですが、一応今の所、目をそらしたくなる人(いや、逆にくぎ付けになる人⁉︎)には出会った事はありません。生地が分厚めなんでしょうか?
でも、日本ではあの蒸し暑さゆえ、汗ジミ防止にアンダーシャツは欠かせませんよね〜。
え?イタリアの夏は暑くないのか?って?
いえいえ、暑いですよ、もちろん。
ただ、汗かく時期にはビジネスシャツなんか脱いで、バカンスに逃亡です!
…と、
ビジネスマンのシャツを地下鉄で観察していたら、駅を乗り過ごしてしまった私でした。
イタリアに来られた時にはシャツもチェックしてみて下さいね^ ^