日にちを変えて向かったのが、
Casa Batllo 「カーサ・バトリョ」。
Casa Batllo 「カーサ・バトリョ」。
繊維業界のブルジョア・バトリョ氏の邸宅です。左隣のカーサ・アマトリェールと並ぶこの姿は、グラシア通りの中でも一際目を引く存在でした。
私達が訪問したのは夕刻。暮れ行くグラシア通りを、カーサバトリョから眺める贅沢といったら!
カーサバトリョは海をイメージした建物だそうで、ガラスや内装の流線型も波を連想させます。
私達が訪問したのは夕刻。暮れ行くグラシア通りを、カーサバトリョから眺める贅沢といったら!
カーサバトリョは海をイメージした建物だそうで、ガラスや内装の流線型も波を連想させます。
建物の中央部分は吹き抜けになっていて綺麗な青タイルで彩られています。外から入る光量を考えて、低層階は濃いめ、上に向かうにつれ薄い色合いになっているそうです。
私達は乗らなかったのですが、エレベーターで下から上に上がると、本当に海の底から上に向かって行く感じが味わえるみたいですよ。
こちら、入場券を買うと音声ガイドが付いてきます(日本語もあり)。
私達は乗らなかったのですが、エレベーターで下から上に上がると、本当に海の底から上に向かって行く感じが味わえるみたいですよ。
こちら、入場券を買うと音声ガイドが付いてきます(日本語もあり)。
スマホサイズのタブレット端末はビデオカメラモードになっていて、部屋を写すと、今ある内装と共に当時の調度品のバーチャル映像が映し出されるという優れもの!こんなハイテクなガイドがあるんですね。すごい!
屋上も美しいタイル装飾でいっぱいでした。
屋上も美しいタイル装飾でいっぱいでした。
青は大好きな色なので、気分的にすごく落ち着き、何時間でも滞在したい気分でした。
見とれて写真をほとんど撮っていなかった私^^;
次の日に訪れたのが、同じグラシア通りにある「カーサ・ミラ」。波打つような外観が特徴。
カーサバトリョのイメージは華やかな青なのですが、こちらは石、砂、骨のイメージ。
地元の人達から「ペドレラ=石切り場」と呼ばれるのも納得です。
実はこちら現役賃貸マンション。
実業家ミラ氏の邸宅兼集合住宅として建てられたカーサミラは、建設当時は奇抜な建物として人気が無かったそうです。
今も数世帯が入居していて、皆さん建設当時からの賃貸契約を引き継いでいるので、300㎡のお部屋を格安の月1200ユーロで借りているとか!日本でいう銀座や青山のような場所で!ガウディ建築で!世界遺産で!300㎡で!たったの1200ユーロですよ~。ひょっとして世界一お値打ち物件かも。
現役マンションということで、全てを見ることは出来ませんが、カーサミラの見どころは何と言っても屋上でしょう。
仮面に見えるこちらは煙突だそうです。
なんだか異次元空間。観光客で混雑していなければ、違う世界に来たような気分になれます。
サグラダファミリアも見えます。
ここから夕日を眺めるのも素敵そう。日中&夜の2回入れるチケットもありました。
カーサミラの一階はカフェ&レストランになっています。私達は朝一に行って、こちらでカフェ&クロワッサンをいただきました。それだけなら割とリーズナブルでしたよ。
そうです、入場券について。
カーサバトリョは大人一名22.50ユーロ!
カーサミラは20.50ユーロ!
ファストパスなどオプションを付けると更に高額に!いずれもネットで事前購入が出来ます。
なかなか挑戦的な価格設定ですが、ほとんどの観光客は「ガウディをこの目に収めたい」という欲求からこの高値に屈してしまうようです。
以上、ガウディのメイン4箇所を訪問し、我が家のガウディ計画は無事達成されたのでした。
しかし。
下町ロケットの人工心臓弁はなぜガウディ計画だったのでしょうか?駆け足で録画を見たから見逃してます?誰か教えてー!