バルセロナに行ってきました | Miyuomilan イタリア生活備忘録

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2015年2月からミラノ近郊に住む駐在員妻です。
イタリア語学力ゼロからスタートする初めての海外生活を主婦目線で綴ります。
2016年9月、ブログ名変更しました。(旧・ひよっこ駐妻 イタリア生活備忘録)

昨年末、バルセロナに行ってきました。

私の世界行きたい場所ベスト3は…
・バルセロナ
・スペイン アンダルシアのアルハンブラ宮殿
・南米イグアスの滝
だったので、夢を一つ叶える事が出来ました。



イタリアに来てから、初の国外旅行です。
でも…出発当日、娘がまさかの発熱。無理やり飛行機に乗せ、かわいそうな事をしました(>_<)
日程の約半分はホテルで待機でしたが、現地の薬局で買った薬がすごく効き、後半はなんとか回復。
予定の半分しか観光出来ませんでしたが、ガウディの有名四ヶ所は周る事が出来たので良しとしましょう。


スペイン。
名前を聞くだけで、フラメンコ、ギター、闘牛、ガウディ、情熱の国、パエリヤ…。色々なものがパッと頭に浮かびます。国名を聞くだけで明確なイメージ像が浮かぶ国は意外と少ないのかもしれません。

それもそのはず、スペインは、フランス、アメリカに次ぐ世界第3位の観光客数を誇る観光大国なのです!日本人にとっては、イタリアの方がメジャーかな?と思いますよね?でもスペインは世界第3位!なんです。

色々書きたい事がありますが、私が感じたバルセロナの魅力を三点に絞りたいと思います。


①歴史的建造物とアートの街
街中を歩いての第1印象。
建造物が美しい!(大きな声では言えませんが、個人的にはミラノよりずっと…^^;)

バルセロナで有名なのはなんといってもガウディ。街中のメインストリートにも建っているんです、ガウディ建造物。外から見るだけならタダですよ~。
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ガウディ以外も素敵な建物が沢山で…バルセロナ随一の目抜き通り、グラシア通りは特に素敵。バルセロナを中心に、19世紀末~20世紀初に流行した芸術・建築様式をモデルニスモというそうです。


そして、バルセロナには、ピカソ、ダリ、ミロといった世界的に有名な芸術家の美術館があります。
ヨーロッパの美術館って、時代背景もあるのでしょうが、宗教画が多いように思います。
でも、ガウディはじめ、ピカソ、ダリ、ミロといった独創的な芸術家が育まれる土壌がスペインにはあるんだろうな、と強く感じた次第です。

そういった流れを汲んでか、スペインブランド、元気ありますよね。ファストファッションのZara、Mango、デジグアル、ベルシュカ。靴のカンペールは日本よりかなりお買い得。陶器人形のリヤドロもスペインブランド。


②タパス文化最高!
イタリアでは基本的に、一つのお皿をみんなでシェアする文化はありません。貴方はこのお皿、私はこの料理、といった感じです。
居酒屋&鍋文化の日本人には結構馴染みにくい文化かも。
でもここスペインは、タパスを始めとする取り分け文化が主流。特に最近人気の飲食店は、日本と同じくおしゃれな創作料理。お酒に合うお料理をみんなでシェアして、沢山の品数を楽しむ食べ方が浸透しているようです。日本人にとって馴染みやすい!しかも美味しい!

でも日本と違い、スペインの夜の盛り上がりはかなり遅くから始まります。現地人向け飲食店は夜21時スタートが主流だとか…。
でもここバルセロナは観光都市。繁華街のタパス店などは、お昼から真夜中まで通し営業のお店も沢山あり便利です。早めに6~7時に入店すると、人気店でも入店出来る確率は高そう。
6時過ぎから入店している、そんなあなたは日本人。タパス系なのにシェアなし&マイ一皿オーダーしている、そんなあなたは伊・仏人。
不思議な図式が見られました^ ^



③ガウディ最高
ガウディがいなければ、バルセロナはここまで観光客が溢れる都市になっていなかったでしょう。憧れの作品をこの目で見られて幸せです。
ガウディの事はまた後日。


しかしバルセロナ、真冬でも観光客で溢れた街でした。夏のバカンスシーズンはもっとなんでしょうね。それだけ世界の人々に愛されているバルセロナ。おすすめの観光都市です。