南アルプス天然水 | Miyuomilan イタリア生活備忘録

Miyuomilan イタリア生活備忘録

2015年2月からミラノ近郊に住む駐在員妻です。
イタリア語学力ゼロからスタートする初めての海外生活を主婦目線で綴ります。
2016年9月、ブログ名変更しました。(旧・ひよっこ駐妻 イタリア生活備忘録)

イタリアに来る前、ミラノの水道水は飲めるのか?と案じていました。夫の前任者に尋ねた所、「大丈夫!南アルプス天然水ですから!」

そう、北イタリアに位置するミラノは、スイス国境まで車で1時間半程。ミラノの水脈を辿れば、スイス南部のアルプス連峰となるでしょう。衛生面でも水道水はOKという訳で、南アルプス天然水、お料理にもバンバン使っています。

ただ、ヨーロッパ各地のご多聞に漏れず、お水は硬水。日本の水道水の硬度が50~60mgの所、ミラノの硬度は270mg、非常に硬いお水だそうです。そりゃスイスアルプスつたって来てるんですもんね。カチンカチンですよ!

どんなんかというと…
お鍋でお湯を沸かして冷ますと…
{4FBD51FC-8E49-4532-9AB7-A506FEA9171F:01}
白い粉が沈殿します。
お湯を捨てると、お鍋は真っ白です。

茹で野菜をしたり煮物を作ったりすると、白いアクが浮かんできます。和風だしを取る時に白いアクが浮かんでくると、もうそれだけで美味しくなさそう。
そこで、日本でもお馴染みブリタを使用し始めた所…
ブリタのある時。ない時。
{16ADA06B-EC92-4AF8-B734-50F6FD9F2EAF:01}
こんなに違います!
我が家はごはんをはじめ、お料理にはブリタで濾過したお水、飲料用はミネラルウォーターにしています。


台所、洗面所、お風呂、トイレ、洗濯機。水回り全般にもカルキ対策は必要です。基本、付いた水滴は直ぐに拭くとよいそうです。
そこまでマメでない私の場合、気がつくとあちらこちらがうっすらと白く…石灰が付いてしまいます。

そんな時、我が家でいま愛用しているのがこちらのカルキ対策用洗剤。サラサラした液体です。
{DBA7F0E4-6915-47F1-BF3D-244F9B3EE199:01}
これをスポンジに含ませ一拭きすると、あら不思議。本当にピカピカになります。
これ一本で、トイレから食器まで使えるとか。トイレと食器に同じ洗剤を使うってなんだかちょっと抵抗感。日本のCMでもやっているように、基本、酸が効くらしいので、レモンやお酢でキレイにする方法もOKだそう。


硬水がお肌や髪に良くないのでは?と思っていましたが、我が家はみんな肌が丈夫なのか、いまの所大きなトラブルは起きていません。でも、お肌がデリケートな方は、バスタブに毎日は入らないとか、気をつけるに越したことはないらしいです。

お風呂大好きな日本人には考えられないのですが、イタリア人は毎日はお風呂に入らないそうです。トイレ横に着いているビデで、足やお尻なんかをちょろちょろっと洗っておしまい!という日も多いとか…。
ほんと、このあたりはお国柄の差を感じます。


そうそう、ダンナが「頭皮の毛穴にも石灰がつまるんかな…?」と心配していました。確かに髪が少なくなったような…?それが石灰のせいかどうかは神のみぞ知る所。
レモンでも絞っときなさい!