ミラノ万博に行ってきました② | Miyuomilan イタリア生活備忘録

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2015年2月からミラノ近郊に住む駐在員妻です。
イタリア語学力ゼロからスタートする初めての海外生活を主婦目線で綴ります。
2016年9月、ブログ名変更しました。(旧・ひよっこ駐妻 イタリア生活備忘録)

「食」をテーマに開催中のミラノ万博。
ジャパンデーで行った時は2度目の訪問でした。
子供を連れての訪問、その他なんやかんや…で、パビリオンはあまり回れていませんが、少しだけ紹介。



こちらが会場のメインストリート。端まで、多分2キロくらいはあると思います。日本館は入口から一番離れたエリアにあります。遠いのなんの。各国の陣取り合戦、舞台裏ではどんな攻防が繰り広げられたのでしょうかね⁇
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最初の訪問は開幕直後の5月半ば。その時には、開幕に間に合わずに工事中のパビリオンも結構見受けられました。会場の外を周遊するバスも無かったし、オブジェも無かったし。日本ではあり得ない…。



まずは入口にあるパビリオンゼロ。万博のテーマを凝縮したパビリオンです。
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食物の多様性、農耕・自給自足の食生活から都市化への変化、食糧廃棄問題、食糧不足解消のメッセージなどが見受けられました。


ミラノ万博のキャラクターのパレードがありました。ハイジやカリメロも。そして子供向けテレビ番組でお馴染みのおじさまにも遭遇。日本のだいすけお兄さん的ポジション⁉︎ですよ(歌ったり踊ったりはしませんが)
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そして日本館。
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さすが、予算70億円をかけただけあって良く出来てます!老若男女問わず、また、言語がわからなくても楽しめるパビリオンは他に無いのでは?
今はプロジェクション技術が駆使されたパビリオンばかりですが、日本館のプロジェクションは立体感が味わえる!展示物も繊細、緻密、スタイリッシュだし。スマホにアプリをダウンロードしておけば食べ物の情報が取り込める展示物もあります。
最後に、全員が食卓を模した席に着き、お箸とパネルを使ってショーに参加。
見学が終わるとフードコート&美濃吉があります。



イギリス館。
見学者がミツバチになったつもりで農村を模した迷路を抜けて巣を目指します。
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ブラジル館。
一階が植物の展示、二階が巨大ハンモック。何処が食・テーマなの⁉︎でもハンモック大人気。
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スーダン館。
食がテーマというより、物産館的要素が大。
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メインストリートに面したパビリオンが、こだわり注文デザイナーズ物件とすると、中には建売り物件的な国もあります。「フルーツとマメ科」「スパイス」というくくりの一画。共同展示、になるのかな?タンザニア、バヌアツ、ザンビア…などの国々。
各々小さなパビリオンで、スタッフが一名とか、プロジェクターが回ってるだけ、なんて所もありました。

最大のビジネスチャンスとして70億円をつぎ込んじゃう我が祖国と、パビリオンスタッフすらいない国。それが万博、なんだろうけど、色々考えさせられるなぁ。


続く…