5月から「食」をテーマに始まったミラノ万博。万博では会期中に参加各国のナショナルデーがあり、7/11土曜日は我が祖国、ジャパンデー！
式典の後、午後から二回、メインストリートで「東北復興祭りパレード」が行われました。テーマは、東日本大震災時の各国支援への感謝と東北の元気を届ける！だそうです。
東北の10のお祭り…
青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつり、二本松木幡の幡祭り、いわきじゃんがら念仏踊り、郡山うねめまつり、会津彼岸獅子舞
のみなさん数百人と、日本を代表するキャラクターが結集。参加者のどの小物にも、日本館の特別親善大使キティちゃんの柄がプリントされていました。
一度に東北のお祭りを10個見れちゃう贅沢さです。私達家族はパレードのほぼスタート地点に陣取る事が出来ました。
しかし、スタートまでが長かった…。開始時間のずいぶん前から、華やかな衣装を身にまとった方々がスタンバイしたので、多くの観客が沿道にズラリ。
やっと開始時間になったと思いきや、関係者の紹介、挨拶が延々15分近く続き…。
復興支援の感謝と祈りを込めて、という趣旨を伝えたのは良かったのですが、1人で良くない⁉︎ 待つのが嫌いなイタリア人ははっきり言って、暑さの中うんざりしていた様子。
でも、実際パレードが始まると歓声が湧きました。
振り袖美人に始まり…
うねめ踊りのお姉さまも満面の笑み。
個人的にはさんさ踊りが良かった！
始まる前には凛とした佇まいのミスさんさ踊り達も、お囃子が始まると急に踊りまくる！アクティブな踊りなんですね～。
花笠祭りも女性らしい踊りが華やか。
仙台のすずめ踊りも軽やかで、みんな喜んでいました。
福島のわらじ祭り。
本物より小さいサイズとのことですが、沿道のみなさん、喜ばれていました。
最後のねぶた祭りは、ケロロ軍曹が先頭！
ねぶたは見たいお祭りの一つだったのですが、まさかミラノで念願叶うとは^ ^
ねぶたの踊り子、実はミラノ在住のボランティアが多数参加。私の友人も2人、踊り子として参加していました。日本人限定ではなく、国際色あふれるねぶたの踊り子達でした。
いやーしかし、暑いし、とてつもなく長いメインストリートをみなさん本当によく行進されていました。和装での踊り、笛や太鼓のお囃子、大変だったと思います。
日本人代表の心意気、復興支援の感謝、東北の元気、しっかり感じ取れましたよ～。
日本から駆け付けた皆さんの心に素晴らしい思い出として残りますように。現地ボランティアの方々もお疲れ様でした。
素晴らしいパフォーマンスありがとうございました！