手術当日&入院 その1 | Absolutely香港

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アラフィフ女子、香港生活のつぶやき :)

6時起床。

ムスコのお弁当と朝食の用意をし、送り出しました。

ムスメを起こしに行くと、熱い!

熱を測ると39.1℃。

解熱剤を飲ませて、

ハハは断食時間の午前7時半前までに

ガッツリと好物のサーモンべーゲルを食べました。

腹が減っては戦はできませんものね。



「ママ行かないで~」と頬っぺたが真っ赤になって言うムスメを残し、

後ろ髪をひかれる思いで、ワタシとオットは病院に向かいました。
そういえばオットの家族には手術のことを何も言ってないと気付き、道中報告。
学校に欠席届けのメールを出して一安心。


アドミッション時間の10:30ぴったりにカノッサ病院に到着。
チェックインして、オペの時間まで病室で待機。


病室には個室とセミプライベートの二人部屋がありますが、

香港の私立病院って部屋のタイプでドクターフィーや麻酔師フィーも変わるんです。

ナースが予約してくれたのは二人部屋の廊下側。

窓側は廊下側より200ドルアップらしい。

窓側は空いていないということで仕方なく廊下側のベッドで落ち着きました。

部屋のタイプとベッドの位置は他人任せにしないで、自分で予約すればよかったと反省。


チェックインの時に必要なもの

・会社のメディカルカード

・アドミッションレター

・香港ID



入院同意書、麻酔同意書のサイン、アレルギーや今までのメディカルヒストリーの質問を受けた後は血液検査と尿検査。

その後は浣腸。

さすがにこの姿を見たら千年の恋も冷めると思い

オットは退室。


ナースに15分我慢しなさいと言われ、時計を見ながらの長い長い腹痛との戦いでした。

ここはキリスト教系の病院なので、

時計の下には十字架があり、絶対にごまかせません。

45年分のお腹の中のお掃除ができてスッキリしました。



午後1:30ごろまでオットと待合エリアで話しをしていたら

ナースがそろそろオペの用意をしなさいと呼びにきました。

そういえばオペ開始時間(午後2時)の1時間前には着替えなさいって言われてたんでした。


病室に戻り、

ノーブラ、ノーパンで後ろ開きのオペ着に着替えていると

ドクター到着。


「何か質問ある?」と聞いてきたので


「手術後いつから飲めますか?」とワタシ


「明日から飲めますよ」との答えにびっくりし、


「そんなに早く?ワインもいいんですか?」と聞くと、

ドクター目をまん丸くして

「ドリンクってアルコールのこと?それは2週間我慢しなさい!」とのこと。

オットが入ってきてさらに質問。

「いつから飛行機に乗って旅行に行けますか?」

「どこに何しに行くのかにもよるわね」とドクター。

「3週間後、日本にお花見に行こうかと」とオット。

この脳天気カップル信じられない、という雰囲気で

「ではオペ室でね」と去ってしまったドクター。

手術のことについては手術をしようと決めた時に聞いたので、

今現在の気になることはズバリ術後のことなのですけどね。

ドクターによると手術後

2週間 飲酒オッケー

3週間 飛行機乗るのオッケー

4週間 職場復帰オッケー

6週間 運動オッケー

8週間 セックスオッケー

だそうです。

「振動で膣の傷に影響がでるかもしれないし、ばい菌が入るかもしれないので

8週間は絶対ダメですよ!」とオットに向かってレクチャーしていました。

病院で用意された血栓予防の弾性ストッキングをはき、

シャワーキャップをかぶり、

オットと別れのハグをして

コロコロのついたベッドに仰向けになりました。




ワタシは手術室へ、

オットは熱で寝込んでいるムスメの待っている家へ。

人生初めてのオペ体験ですが不思議と緊張はしていなくて、

オットがちゃんとムスメを病院に連れて行ってくれるかなあと、気になっていました。