香港で子宮摘出手術(前日) | Absolutely香港

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アラフィフ女子、香港生活のつぶやき :)

「そうだ、子宮摘出しよう!」と決めてから

グーグルさまにはよくお世話になったのですが、

香港での体験談はきわめて少ないことに気付き、

私の経験が少しでも役立てばと思い、

記録を残すことにしました。


去年の夏くらいから

生理の時に出産後なみの出血がありましたが、

もうすぐ閉経だから出しおさめなのかも、

と勝手に解釈していました。

1時間の通勤途中、一回はトイレ休憩をしないと夜用でももれてしまう量と

なんだかやたらと塊が多いぞ・・・

今まで無縁だった生理痛に加えて

デスクで立とうとするフラフラ、

通勤ラッシュの中、立っていられなくてその場にしゃがみこんだことも。


健康優良児で体力もあるワタシ、

もしかして悪い病気?

などドラマのヒロインを妄想しながらも、仕事が忙しく

病院に行く時間がありませんでした。


以前胸にしこりをみつけて以来、

年に一度は行っている婦人科健診。

そこでドクターに

「あなた!子宮が大きくなってるわよ!」

と言われました。

子宮が大きいってどういうこと?妊娠ってことはないわよねえ、あの生理の量じゃあ・・・

Fibroidですよ、ってなんじゃそりゃ。

クエッションマークの顔でドクターをみつめていると

子宮筋腫と漢字で書いてくれました。


その約1か月後、婦人科医に受診。

超音波で3cm、5cm、8cmの三つ子ちゃん発見。

筋腫は少しずつ大きくなるものだけど、

いきなり三つもあり、8cmという大きいのものあるので、

子宮全摘出手術をすすめるということでした。

筋腫は400分の1の可能性でガンのものがあるが

早く大きくなっているのはガンの可能性も高いとのこと。

筋腫だけをとっても、また増える可能性もあり、

もう子どもを産まないのだったら子宮全部を取ってしまった方が

子宮ガンにもならないのでいいのではとのこと。

なるほど、ふむふむ。


そしてさらに1か月後、

オットと一緒に婦人科受診。

子宮全摘することに決めたと伝えました。

Hysterectomyというらしい。

入院は3日間、

オットが香港に丸3日間いることはほとんどなく、

2月末にスノボーホリデーに行く予定をキャンセルして付添ってもらうことに。


婦人科のドクターはカノッサ病院で手術するとのことで

カノッサの手術室予約と会社の保険がどこまでカバーするのかをナースが聞いてくれました。

それ以降は何の連絡もなし。

前日でさえ確認の電話の一本があってもよさそうなのに、何もなし。


荷物には読もうと思っていた本3冊とipadもパッキング。

帰りはお腹に何もあたらないようにワンピースも入れて、

そうだ、ペニンシュラスパのスリッパも持って行こうとなんだかホリデー気分。


学校から帰ってきたムスメが熱出したり、

ムスコの円形脱毛症がどんどん悪化したりと心配ごともあるけれど

とりあえずはしばらくアルコールが飲めないからと

オットとワインで乾杯。