皆様こんにちは
ミユキのユキです
本日は、スーツの雑学②についてのお話をしたいと思います
①のブログ「シャツはなぜ5㍉〜1㌢出すの?」はこちらからご覧ください↓
本日のテーマは「コートのマナー」と「なぜジャケットのボタンは留めたり開けたりするのか」です。
まずは「コートのマナー」について
お客様や取引先へ訪問する際はコートは脱いでお邪魔する、これはビジネスマナーとして当然のことですよね
私も就職活動中、面接時にコートを脱ぐタイミングやコートの置き方など色々と練習したなぁと懐かしく思います
日本では当たり前のビジネスマナーですが、なんと海外にいくと真逆の意味になってしまうこともあるんです
例えばイギリス🇬🇧
相手先にコートを脱いで伺うと、「君はうちでゆっくりするつもり?勝手にゆっくりすると決めないでもらえますか?」といった意味に捉えられてしまいますコートを脱ぐと失礼になってしまうんです
日本ではコートを着たままだと「早く帰りたいの?」と捉えられてしまうのに、イギリスでは逆の発想になるんですね
もちろん、こういった国独自の文化は時代とともに変化し寛容になってきているとは思いますが、何事も「自分の国のルールが当たり前」と思わないようにしなければいけないなと思いました
お次は「なぜジャケットのボタンは留めたり開けたりするのか」です
商談や取引先訪問の際に、「座るからボタンを開けたいけど相手に失礼かな」と困った経験はありませんか
実はボタンを開けたり留めたりするのには着用しているものの場面によりルールが決められているんです
ボタンを留めたまま椅子に座ると、ジャケットにシワがよってしまい美しくないですよね相手にそのような状態を見せるのは失礼ですし、ボタンを外した方がラインが綺麗に見えるということから、座る時は全てのボタンを開けるというのがマナーとされています
また、座った時に相手への緊張感を和らげるという意味もあるんだそうです
ボタンを開けることで、「ちょっとゆっくり話しませんか?」といった、相手の緊張感もほぐす気遣いも生まれるんですね
スーツは奥が深く、様々な着こなしのルールがあり、世界共通のルールもあれば日本独自の文化も存在します
私もまだまだ知らないことだらけなので、少しずつ勉強していきたいと思います
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