戸隠神社 五社めぐり (バス利用) 所要時間 | なんとなく日記

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戸隠の杜の空気が気に入って一昨年、昨年と戸隠神社 奥社・九頭龍社・中社へお詣りしましたが今年も7月15日(金)ー16日(土)の1泊2日で長野へ行きました。6時28分東京発だと8時3分に長野着で8時30分長野駅前発の戸隠行のバスに間に合います。(バスは1時間に1本程度)

 

今回は前回までの三社に加え、火ノ御子社、宝光社の五社を巡り、忍者からくり屋敷にも立ち寄りました。本来は宝光社から順にお詣りするものかもしれないですが(特にきまりはないようです)午前中に奥社に行きたかったのと、体力的に上るより下っていく方が楽そうなので奥社・九頭龍社→中社→火ノ御子社→宝光社の順にお詣りしました。最終的には15時半頃の宝光社からのバスで長野方面に帰りました。(バスは18時台まであります。)はじめに奥社のバス停で降りて、その後は遊歩道を歩いて移動しました。連休前の金曜なのと、雨の予報(着いた頃少し降っていましたがその後は曇りで気温も低く歩きやすい1日でした。)のせいか人も少なかったです。森の中も歩いて満喫できました。下記がこの日のタイムテーブルです。

今後、行こうかなと思っている方のご参考になれば。

 

新幹線 東京発6:28→長野着8:03

バス 長野駅7番乗り場8:30→戸隠奥社入り口9:38

長野駅(MIDORI側)から歩道橋を渡った正面のドン・キホーテの建物の1階(左側)がアルピコ交通の営業所です。営業所で戸隠・善光寺1日周遊きっぷ3000円を購入し、営業所前の7番乗り場からバスに乗りました。この日は10名ほどここから乗車されたと思います。戸隠までは1時間ほど。路線バスで善光寺前を通り、ループ橋を通って行きます。このバス旅、楽しいです。

 

奥社入り口 9:45

 ※奥社の参道にも一か所トイレはありましたがバス降りたところで行っておいたほうがよいかと思います。

 ここから奥社まで2キロ歩きます。この日は木々のおかげもあって、傘がいらない程度の小雨でした。

 

随神門 10:00

入り口から1キロの地点です。距離的には半分ですがここまでは平らな道なのでラクに歩いて来られます。雨は降っていましたが参道の木が傘になりささなくてもよいレベルでした。前日の東京は36度だったのにこの時のこの場所の気温は17度!過去2回来た時(昨年、一昨年)は晴れでしたが雨の中の随神門もとても風情があり、木々も潤っていて良いです。随神門を超えると樹齢400年の杉並木が続きます。前を行く人の姿が小さいです。

ここを過ぎて最後の方に石段を上ります。階段が出てくると奥社も近いです。

奥社 九頭龍社 10:25

 向かって右奥に奥社、少し下の左側に九頭龍社があります。(手前の屋根は手水です)初めて来たときに奥社がコンクリートで近代的なのが意外でしたが山からの雪崩でつぶされる為だそうです。こちらの授与所でお守り買ったりおみくじ引いたりしました。おみくじは数え年を申告すると、神職の方が祝詞をあげ奥の部屋から持ってきてくださいます。封筒に入っています。私がひいたなかで一番大掛かりなおみくじです。

祈祷御神籤|戸隠神社 (togakushi-jinja.jp)

 

再び奥社入り口 11:10

 

 

 奥社入り口に戻って来ました。ここの茶屋で「くまざさソフトクリーム」を食べました。スッキリした味わいで美味しかったです。戸隠竹細工センターを少し見て、このあと忍者屋敷に行きます。

 

忍者からくり屋敷他 11:40頃~13:00頃

奥社への往復では戸隠連峰の景観はあまり見えないのですが道を渡った反対側にある忍者屋敷から(特に吊り橋のあたり)よく見えます。入場料は650円ですが、大人でも楽しめるからくり屋敷があったり、忍者資料館があったり、よく整備されていて景観もいいので時間がある方は立ち寄られるとよいと思います。私は2回目だったので今回はわりとすぐ出ることができましたが忍者からくり屋敷はよくできた仕掛けです。中のカフェでこの後どう回ろうか考えたり、景色見たり、資料館をじっくり見たり、一応手裏剣投げてみたりもしたので1時間以上滞在していたようです。

 

遊歩道で中社へ移動 13:00頃~

遊歩道を歩いて中社まで移動します。他にも歩いている方がおられるかと思ったら平日(金曜)のせいか誰にも出会いませんでした。クマ鈴を持っていなかったので、お互い気づかずクマさんにバッタリ出くわしてしまったらいけないのでスマホで音楽を鳴らしながら歩いていました。

 

中社へ移動中 そば茶屋 極楽坊 13:20頃

 中社への移動中(ちょうど真ん中あたり?)、いい感じのお蕎麦屋さんがありました。待つこともなくすぐ入れました。美味しかったです。

中社 14:00頃

右奥に滝があり、マイナスイオンを感じます。

境内に樹齢800年の三本杉があり、触れることができます。昨年も触れて、今年はがっつり同期させてもらうつもりで触れてみましたが去年と全く違う印象でした。雨で水分を吸ったせいなのか、触れた場所によるものなのか。両手でしっかり触れたら何か浮かぶイメージがあるかもしれません。

その後そのまま、中社の前の車道を下って火ノ御子社の方へ向かいます。

途中、そばまんじゅうのお店(碓井製菓さん)に立ち寄りました。お店のご主人からたくさん試食を出して頂き、二社への行き方や見どころを伺い、地図に赤ペンで行き方も書いて頂きました。ここらあたりでクマはでないけど(奥社の方がよっぽど)万が一、クマに遭遇してこっちをじっと見てきたらじっと見返したら向こうに行くから。道を横切りたいだけだから、大きい声とか出さんでいいから。とアドバイスを頂きました。確かに、一応過去の目撃情報をネット検索してきましたが向かって来る感じではなく移動中にでくわしてしまって、なるべく人間に会いたくない感じに思えました。下手に大声出すとかでびっくりさせない方がいい気もしました。もちろん、会わないにこしたことはないのですが。ちなみにそば饅頭と五穀大福を買いました。

 

その後坂を下ってガソリンスタンド・バスの営業所を超えたあたりで車道から神道とよばれる小道に入ります。(火ノ御子社行きと小さい看板が出てます。)

3分ほどで火ノ御子社到着 14:50頃

神職の方は誰もおられない感じです。舞楽芸能上達、縁結びの神様だそうです。

そして最後の宝光社へ向かいます。森の中の神道を15分程歩きます。

ここでも途中2,3組すれ違った位でした。「クマさんに遭遇しないか。」だけが少々気がかりですが気持ちの良い森の中の道です。途中、「小鳥の声の記念碑」というものがありましたがそのあたりではこれまで聞いたことないほどいい音色で鳥が啼いていました。

 

宝光社 到着 15:15頃

五社の中で最も社殿が古いのが宝光社だそうです。なので干支など社殿の彫り物がすごく豪華。(おまんじゅうやさんのご主人より)

私は火ノ御子社の方から神道を通って本殿の横に出たので階段を上ってきてないのですが宝光社へ上がる階段は270段あります。ハードです。

15時半頃、宝光社のバス停から長野駅のバスに乗りました。

 

ということで五社+忍者からくり屋敷他をめぐることができました。この日は20度ちょいという驚異的に涼しい日だったので快適に歩けました。過去2年より10度位気温が低かったと思います。(といっても昨年も奥社の杜は木陰で冷たい風も吹いて結構快適だった気がしますが)順序にこだわりが無い方であれば、奥社から下ってきた方が体力的に楽だと思います。