自分の心、体と仲良くしよう! ワークショップのご案内 | ✴自殺したい気もちや生きにくさを、「生きる喜び」に変えていくために✴

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うつ病、統合失調症、起立性調節障害、対人恐怖症、等の体験の克服の過程で見つけた幸せと喜びをシェアします


毎日体調が悪い。

どこの病院に行っても、何でもない、と言われる。

いつも具合が悪いと言っている人が身近にいる。



今日はそんな方を対象にした、ワークショップのご案内です。



私は、以前、中学生の頃、夜眠れなくなったことがきっかけで、


どんどん体調が悪化し、


不安を多く抱え込む体質になりました。

座っていることが難しく、横になりたがり、学校も休むのですが、

周りからは「さぼっている」といわれるので、

ますます無理して限界まで頑張ろうとして、さらに具合が悪くなる、


という悪循環を続けていました。



5年前には、煮崩れた豆腐のような状態になり、
アレクサンダー・テクニークの教室に倒れこみました。

歩くことさえ困難でしたが、
レッスンで、数メートルをようやく歩きました。

よれよれでした。

どうして、みんなは普通に歩いているのだろう??歩けるのだろう??

私の歩き方は、あまりにみじめで、情けなく、恥ずかしい限りでした。

でもそう思っていたのは、私一人。

先生から新しい知恵をもらって、わずか少し楽に歩けると、変化が起こると、

そこにいた生徒さんから拍手がわきおこりました。

よれよれな歩き方でしかなくても、真剣にみんな見てくれていたのです。


歩けなくてもいい、何もできなくてもいい、焦る必要はないんだよ。



そこから一歩ずつ、自分のペースで理解して、学んでいければ

それが一番すてきで、何より大切なことなんだ、と教えてもらったのです。





 

レッスン中、横になるしかなく、何かを学ぶというよりか、

休養しに行っている状態でした。

周りで起こっている変化をぼんやり見て過ごすのです。

でも、それが私の学び方でした。

私は休んでいるときでさえ

 

「休んでいてはならない」

という意識で包まれ、

落ち着かない状態でした。

しかし、「横にならなきゃいられないほど、つらいんだよ。」と

先生がみんなに説明してくれました。

これほど、ありがたい場はありませんでした。

 





 

先生が「これを学べば、そのうち元気になって仕方なくなるでしょう」

と言われましたが、

通い始めた当時は、なんら、信じることができませんでした。






しかし、自身の状態に合わせて、レッスンをしてもらい、

先生や仲間と一緒に体を大切にすることを学んでいるうちに、

体が喜び、その機能が少しずつ回復してきたのがわかってきました。

1年後には、1時間座っていることができるようになりました。

今は、歩くことが疑問でしかなかったのが、不思議にさえ思えてきます。


 

同時に、自分の体を信頼することは、

自分の思っていること、感じていることを信じることにつながり、

やがて、「表現」という、人間の本来的な欲求に直結したのです。




いつのまにか、絵画、版画、工作、ネイル等の制作をやるようになり、

グループ展なども主催できる立場になっていました。


あの状態の時に、先生はじめ、見守ってくれたたくさんの人たちがいたことが、

私が生き方を見直し、立ち上がり直した土台となり、今のゆるぎない自分をつくっています。




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仲間と一緒にいられたこと、そして、たくさんの大切なことをまなべたこと、
それら貴重すぎる体験で、感謝にたえません。。


ただしかし、私には、教室に通い出してから、一つ疑問に思えて仕方ないことがありました。

このワークをする人は、人前で演じたり、音楽をされたり、

悩まれて学ばれているとは思うのですが、比較的恵まれている人ではないだろうか。

これまでも学びを続けてきた方が、より探求心をもって、

深い学びにのぞまれている方が多いのではないか。

このワークは誰でもできるはずなのに、そうなっていないと感じたのです。




私の周りには、それこそ、社会に一歩も出られず、困っている人がいました。


才能があるのに、生活保護を受ける人、

 

ホームレスになる人、

パソコンを開くこともできない人、

 

ちょっと数十メートルの買い物にさえ行けず、

ただ一日を、ベッドの上ですごし、

存在しているだけ、という生活をする人。

 

存在しているだけで、体調が悪い人。

どこに行っても、よくなる方向性を見出せず、

そのつらい人生が、一生続くとあきらめている人。

 

 

 

 

その人たちの話を聞けば聞くほど、


歯痒く、悔しくて、


でも私に何ができるかといえば、

自分の体の管理さえ、できないでいる状況でした。



きっと、彼らがこのワークを意欲的に学ぶことがあったなら、

 


社会に出ることができるようになれば、

どれだけ、彼らが有意義な生活を送られるだろう。

どれだけ才能があふれだすだろう。

 

 

私たちは、どんな感性を見ることができるのだろう。
 

どれだけ社会に多くの気づきをもたらすだろう。



いつか、そういう、基本的な生活さえもできず、生きにくさを抱えた方々にも、

このワークを知ってもらえたらいいなあ、と思うようになりました。

 

 

 

そして最近、ウイメンズプラザさんで、フォーラムの参加団体を募集していることを知り、
これまでお世話になった、

教師の上原知子さんと海津賢さんに協力を依頼し、
参加させていただく運びとなりました。


私は、もう、何年も前から、日常生活で困っている人を知っていたのです。

でも、どうしたものか私にはわからないで、手探りの状態が長く続きました。

本当に遅くなってしまったなと思っています。申し訳なく思っています。

お詫び申し上げるとともに、

ウイメンズさん、知子さん、賢さん、自分を育ててくれた環境すべてに、心から感謝申し上げ、

ご案内に変えさえていただきます。



☆☆
 

『~心と体はひとつのもの!~
無意識にやっている緊張に気づいて、自分の心、体と仲よくしよう!』

日時

1.  20171028()  9:20 10:40  講師:上原知子

2. 20171028() 11:20 12:40  講師:海津賢

定員

10

参加費

1,000

場所

東京ウィメンズプラザ 第2会議室B
150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67

内容

*心と体はひとつのもの!
★無意識にやっている緊張に気づき自分の心や体と仲良くなりましょう!
★ご自身の緊張バランスの習慣と向き合う、体験的なワークです。 (治療ではありません。)

申込

アレクサンダー・テクニーク普及会事務局
担当:MIYUKI
email : miyufine@jcom.zaq.ne.jp  

    

 


お名前、参加希望時間、ご連絡先(電話・メールアドレス)をお知らせ下さい。


☆知子さんのワークショップの記事
アレクサンダー・テクニークについてわかりやすくまとめられております。

「生き辛さを抱えた方向けワーク・ショップ」開催の理由①
 




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