新年一発目の長文。 | Rin Rin Rin

Rin Rin Rin

コレって、子育て日記になるのかしらねん。

先日、ミヤネ屋、出演中の駒井千佳子さんを見て

KABA.ちゃん、キレイになったなー。

と、本気で思っちゃいました。


あけおめで~す。



Rin Rin Rin

さて、新しい年を迎え、心新たに

改めて、ワシら、西日本一愛ある仮面夫婦の

日常会話を、思い返してみました。


会話は、ほぼ、私が一方的に、喋る形で

成り立っている事が多いが

少ない方ではないように思う。



記録してみた。



なんだ、こりゃ。



改めて、くっだらねぇなぁ~。と。





夫婦の自室から

台所にいる私へ向かって、叫ぶ旦那の


「 みゆきー。 」


は、1日平均、数十回。


旦那 「 みゆきー。 」

ワシ 「 はーい。 」

旦那 「 みゆきー。 」

ワシ 「 だから、はーい。って。 」

旦那 「 みゆきー。 」



家事の手を止め、濡れた手を

エプロンで拭いながら、自室へ向かうワシ。


ワシ 「 彼氏でもあるまいに、気安く連呼すんなよ。なんや? 」

旦那 「 そこの戸閉めて。 」

ワシ 「 オマエは、思春期か。 」


バタン。



あ。

わざわざ、ドアを閉めるが為に

呼びつけられるとかは、日常茶飯事ですけんね。


せっまい家内で 「 焼酎おかわり 」 とか

私の携帯へ電話を、かけて来たりもする人ですけんね。



旦那 「 あ、靴下、新しいの買っといて。 」

ワシ 「 わかった。ノルディック柄とかでもいい? 」

旦那 「 オマエにまかす。 」

ワシ 「 この前、ドンキに可愛いのあったんよねー。 」

旦那 「 ドンキとかヤダ。 」

ワシ 「 鈍器みたいな顔してから。 」

旦那 「 オマエだけには、言われたくない。 」


結局、鈍器みたいな顔して

ドンキで買った靴下を、気に入って履く旦那。


ドンキをバカにしちゃいけません。

5足、1000円とかで、良い品質の靴下が

まとめられてたりしますから。



その靴下5足を、畳の上に並べ

朝の身支度中、忙しそうなフリをしている旦那へ

声をかける。


ワシ 「 ねぇ、この中で、ウチの一番、好きな靴下どれや思う? 」


旦那、無視。


ワシ 「 ねぇってば。 」

旦那 「 知らん。 」

ワシ 「 知らんとか答えおかしい。考えて。 」


旦那、再び、無視。


ワシ 「 どれか、無理やりでいいから答えてよ。

     ねぇ。無視すんな。ハゲっちょ。 」

旦那 「 オマエの趣味やら、興味ない。 」

ワシ 「 興味持てや。 」

旦那 「 …ピンク。 」

ワシ 「 ブッブー。こっちでした。 」


旦那、無言で、ワシを視界から、外す。


ワシ、定位置(キッチン)へ戻る。



ワシ 「 ウンチしてこよ。 」

旦那 「 俺ん家で、すんな。 」




ワシ 「 今日のアホ息子の、あのオドオドした顔

     店長そっくりやったわ~。 」

旦那 「 アホか。俺は、一匹羊の折れたジャックナイフや

     言われた男やぞ。 」

ワシ 「 ジャック折れとるやないか。何の傷跡残せんねん。 」




ワシ 「 あー、マッチ、超かっこいい。

     店長と同い年とか、信じられん。 」


旦那 「 バカ。俺もコイツくらい金があれば

     これくらい、いや、もっとカッコ良くなれる。 」


ワシ 「 無理無理無理無理。

     店長に、この髪型とか、服装とか

     想像してごらん。吹き出すぜぇ。 」


旦那 「 顔小さく削って、目と鼻と口と眉毛を

     いじれば、こげんなるばい。 」


ワシ 「 フルモデルチェンジやないかぃ。

     なら、一番大事な、植毛もいれんかい。 」



ここんとこ、ずっと、調子の悪い旦那は

何かと言えば、総合病院へ検査に行くのだが

その折りには、必ず、ワシが付き添う。



なぜならば、待ち時間に旦那が、退屈するから。



その待合いの間も、大抵、くだらない会話が繰り返される。



例えば


ワシ 「 わー、店長。めっさシミ増えたなー。

     顔、近くでみたら、おじーちゃんやん。 」


旦那 「 それは、シミじゃない。

     キャンディキャンディとお揃いのやつだ。

     だから、気にしないのだ。 」



みたいな。


旦那 「 腎臓結石て・・・。

     俺、痛いのこっちっちゃけど。 」


ワシ 「 ・・・やから、腎石やないの? 」

旦那 「 腎臓は左やろーもん。俺、痛いの右よ。 」

ワシ 「 は!? 本気!? 」

旦那 「 ? 」

ワシ 「 腎臓左て、本気で言うとんのか?

     て、聞いとんねん。 」

旦那 「 え、右? 」

ワシ 「 …両方だ。 」

旦那 「 えっ!? 」

ワシ 「 …腎臓は、2コある。 」

旦那 「 えぇぇぇっっーーーーー!? 」

ワシ 「 こっちが、えぇぇぇっっーーーー!?や。

     デカい声で、腎臓左やら、恥ずかしい事言うな。ハゲ。 」

旦那 「 えー、マジで2コ? ← 小声で。 」


みたいな。



洗い物中、落ちて来た袖が、気になっていたら

ちょうど、旦那が通りかかったので


ワシ 「 ごめん。店長。ちょっと、袖、めくって。 」


と、頼むと。


旦那 「 やだ。俺、オマエと、そんなに、仲良くない。 」


と、言いながら

ぐっちゃぐっちゃな感じで、まくってくれた。



息子のサッカー大会U8の試合観戦中には

ママ友きくちゃんが、パパ友、チョビンパパに


きく 「 パパー、ブーツが汚れたー。 」

パパ 「 わかった。帰ったら、拭いてやるよ。 」


と、甘えていたので、ワシも



ワシ 「 店長ー、ミユもブーツ汚れたぁ。 」


と、甘えてみたら


旦那 「 捨てろ。 」


と、吐き捨てられた。



まぁ、このように

ワシら夫婦の会話と来たら

全く持って、意味を持たない。



実に、くだらん。



しかし


仲良しか?と、問われれば

「 仲良しです。 」と



幸せか?と、問われれば

「 幸せです。 」と



即答できる程度には

仲良しで、幸せだとは、思う。




正直、ワシらは

相性20%ほどの夫婦なのだが。



旦那には旦那で、思うところも、あろーが

ウチの旦那は、本来、家庭など持っては

いけないタイプの人間のように思う。



例えば


旦那は、家庭内で

「 おはよう。 」を、言わない。


息子に、向かっては、言うのだが

ワシと義母の 「 おはよう。」 は、素無視する。



旦那いわく


「 なぜに、朝から、嫁に愛想をふりまかねばならんのだ。

  カマ太朗には言うけん、オマエにまでは、よかろーもん。」


と、わけのわからぬ言い分。


もちろん、そんなもの

納得できるハズのないワシは

最初のうちは、毎日のように


「 ねぇ。挨拶せんとか、おかしいって。

  愛想振りまくとかやないやん。

  起きて 「 おはよう 」 は、当たり前やで。 」


と、言い続け、無視される度に、ムカつき

朝から、気分悪っ。なんつー事を繰り返したが


ある日、ふと、思う。



絶対に、ワシが正だとは、思うが

時に、正を引く事も有りなのではないか。



正論振りかざし、神経すり減らし磨耗しあうよか

ココは大人になって、引き下がり

円満に回す方が、互いの為なのではないか。と。



理由その1:

外面は良く、腰の低い男なので

外では、誰にでも、挨拶は、きちんとする。



理由その2:

対子供には、挨拶してくれる。


この2つが、出来ているなら

ワシへの 「 おはよう。」 は、別段、なくても

問題ないのではないか。と。



シフトチェンジしてみました。



私の 「 おはよう 」 に

返事のない旦那。



これが当たり前になって来た頃。



朝から、互いに、不機嫌になる事なく

気持ち良く

「 いってきます。 」

「 いってらっしゃい。 」

が、出来るようになった。




例えば、家族旅行?


そんなもん行った事ありまへん。



家族サービス?


8年間で数えられます。


動物園1回。

海水浴1回。

遊園地1回。

公園3回。

映画館は、数えきれず。



そう、元々、不定休で、休みの少ない上に

インドアメガネの旦那にとって、家族サービスやら

ストレス以外のナニモノでも、ないんですねー。



スノボや波乗り、キャンプにバーベキューが

趣味だったワシと


パチンコ、宝くじ、中洲に、映画鑑賞が趣味の旦那が


結婚しちまったんですもんねー。


仕方ないっすよねー。



そりゃ、新婚当初は、よーケンカしました。


遊びに行きたーい。

いやだ。



同じケンカの繰り返しに

嫌気がさしたので



ある時


キーキーギャーギャー

遊びに連れてってくれー。

と、騒ぐのを、やめてみました。



したら、互いに、楽になりました。



そう連れてってもらえない事が

ストレスなのではなく


連れてってー。と

騒ぐ事で、ストレスが生じてたのねー。



休みの度に、おでかけやらしなくても

家族が、毎日仲良しなら

他に、楽しい出来事は、沢山落ちてますけんねー。



母からの教えで、


上を見ても、下を見ても、キリがない。

ならば、現状に、感謝して生きなさい。


と、言うのがあるのだけど。



今に、心底、感謝できる人間が

人生を最大限に、楽しめるんやないでしょうかねー。



しかし、まぁまぁ。


なんだかんだ言いながらも

誕生日の朝


「 今年は、ホールやなくて

  可愛いくて、美味しいケーキを

  バイキングがいいー。ねー聞いてる? 」


と、まとわりつくワシを無視し、


 
「 聞いてない。 」


とか、言いながらも

このようなもんを持って帰ってくる旦那。



Rin Rin Rin


Rin Rin Rin



あ、ペロペロは、アホ息子用ね。



このように

大きな忍耐と、小さな相手を思いやる気持ちで

家庭は、うまくいくような気がします。



ほな、家庭内暴露ついでに

ワタシが心がけている

夫婦円満の秘訣ば、紹介しましょうかね。


その1:

とりあえずの「はーい」



「 コーヒー淹れて。 」


「 今、淹れてる。 」



「 リモコンとって。 」

 
「 今、渡そうと思ってた。 」




と、つい、口答えな返しを

してしまいがちなところを



なるべく、返事は「 はーい 」のみに。



 「 コーヒー淹れて 」


 「 はーい。 」



 「 リモコンとって。 」


 「 はーい。 」



ね。


この方が、互いに気持ちが良いですもんね。



と、新年早々、長々と意味のない更新をしてみる巳年。


その2以降は、また機会が、ありましたら。