こんにちは。
親子の彩り布小物作家miyuです。
前回は
ミシンを始めたきっかけのお話でした。
作る喜び、発信する喜び
第1子の里帰り期間を終えて
自宅に戻ってきた私。
育児の合間を縫って
見様見真似でスタイやヘアピン
おむつポーチなどの布小物を作る日々。
「できた!」という
喜び、満足感。
それが育児の息抜き、
毎日の楽しさになっていました。
そして、その頃流行っていたのがブログ。
友人が「育児ブログを始めたよ。」
なんて話していたこともあり
私も、作ったものを
日々の育児の出来事と一緒に
ブログで発信するようになりました。
このブログ
「ひとり手作り子育て部」の始まりです。
発信しているうちに
同じ子育てをされているお母さん方をはじめ
読者の方からコメントをいただくことが増え
その楽しさが更に
制作のパワーになっていきました。
それと共に
産後から心にずっとあったこと
それが
「母以外の私になりたい」
という気持ちでした。
(詳細は後述します)
販売のきっかけをいただいた出来事
ブログ開始から数年経ったある日、
ブログに載せているものを見た方から
思いがけないコメントを頂きました。
それは
「ぜひこれと同じものを作って
販売してください」
というものでした。
「憧れてはいたけど…
裁縫の達人でもない私でいいのかな?」
コメントに戸惑いながらも
とてもドキドキして
嬉しかったのを覚えています。
葛藤を感じながら
初めて自分の作品でお金を頂いたのは
赤ちゃん用の鈴入りうさぎ人形でした。
(現在の「赤ちゃんおもちゃ☆しろうさぎ」の
初代です。)
役に立てる喜び
初めての販売で改めて
「家族以外の誰かのお役に立てる喜び」
を感じたのを覚えています。
その後も
ブログからお声がけいただいた方に
作品を販売させていただき
みなさんに優しく後押しされるように
布雑貨の小さなショップをオープンしました。
子育てをしていると
どうしても
どこかで働くことが難しくなったり
日常の中でも出会う人が限られてしまいます。
そんな中
家にいながら、家族以外の誰かに
私自身が何か役に立てるということが
とても新鮮で、嬉しかったです。
「母」以外の私
また、産前に仕事を辞めて
自分の「肩書き」がなくなってしまってから
心にぽっかり穴があいた感覚があり
上にも書いたように
「お母さん業以外のこともしたい」
という想いを
ずっと持ち続けていました。
子育ては楽しいけど
なにかをやりたくて…
心の奥はモヤモヤウズウズ。
そこにバチッとはまったのが
「ハンドメイド作家」(布小物作家)
だったのだと思います。
そこからは
本格的にミシンでの作品づくりを開始し
作品の工夫をしたり
種類の幅を少しずつ広げたりしながら
今日まで続けてきました。
その間に子どもも2人になり3人になり…
その度にお休みを挟んだりもしましたが
温かく見守ってくださったお客様には
感謝しきれません。
お店をスタートしてから
7年経った今。
小さかった子どもたちも
小学生と幼稚園生です。
子どもたちにも少しずつ
手がかからなくなり
制作時間が取れるようになってきたので
もっともっと多くの方に
作品をお届けしたいという想いです。
以上が
私が布小物作家になるまでに
歩んできた道のりです。
三日坊主だった私が続けられた理由
飽き性だった私が何年も続けてこれたのは
布小物を作ることの楽しさに
魅了されたのと
ブログという発信の場があったから。
そしてなにより
同世代のお子さんを育てている
たくさんのお客様に喜んでもらえることの
幸せを知ったからだと思います。
ちなみに
お店の名前にしている
hananotaneというのは
「お子様とご家族に
笑顔の花を咲かせる種まきをしたい」
という想いがこもっています。
今後も
より自分の力を発揮して
お客様のお役に立てるよう
努力を重ねていきます。
このブログと一緒に
hananotaneの歩む道のりも
見守っていただけたら
大変ありがたいです(^^)
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。