こんにちは。
親子の彩り布小物作家のmiyuです。
現在、私は
お子様やママ用の布小物のご注文を
全国からお受けし
ミシンで制作をする日々を送っています。
(小さなネットショップhananotaneを
minneで開店し7年になります。)
お客様に自分が作ったものを
お届けできる喜び、
お客様から「ありがとう」と
言ってもらえる喜びは
何事にも代えがたいもので
幸せを感じます。
今でこそ
毎日ミシンに触れる生活を送っている私ですが
第一子を妊娠するまで(約12年前)は
ミシンにほぼ触ったことのない初心者。
今日は
ミシン初心者だった私が
どんな経緯で布小物作家になったのかを
綴ってみようと思います。
手縫いに四苦八苦
小さいころから絵を描くことや
工作など、細かい手作業が好きでしたが
手芸は全くやってきませんでした。
出産前、仕事を辞め時間のある日々の中で
ふと書店で目に留まったのが
妊娠中のママが読む雑誌。
付録は、手縫いで
赤ちゃん用のおもちゃを作るキットでした。
時間はたくさんあったので
軽い気持ちで
「赤ちゃんのために作ってみよう♪」と
購入してみたんです。
そして四苦八苦しながらも、作ったのは
鈴の入ったゾウのにぎにぎおもちゃでした。
写真は、もう退会したmixiに載せてました↓
これが
私が家庭科の授業以来
初めて作った布小物。
その時の感想。
「裁縫って、なんて難しいのーー!?」
縫い目はガタガタ、形もいびつな仕上がり。
「ま、まあ、できたからいっか…。」
疲れて魂が抜け
その後出産するまで
針と糸は持ちませんでした。笑
親友がもたらしてくれた転機
そしてその後里帰りし
無事に長女を出産。
慣れない育児をしながら
家族のサポートを受けて
実家でのんびりと過ごしていた時
実家近くに住んでいる
中学時代からの親友Mちゃんから
連絡がありました。
実は彼女もお腹に赤ちゃんがいて
半年後に出産予定でした。
「miyuちゃんのお母さんに
ミシンを教えてもらいたいんだ♡
一緒に何か作ろうよ♪」
(母も彼女をよく知ってます)
そう、我が実母は
手芸好きでミシンや編み物が得意。
若い頃は和裁の仕事もしていました。
小さい頃はよく私たち姉妹の洋服や
バッグ、家の雑貨などを
作ってくれていました。
だからこそ
小さいころから私は
「裁縫はお母さんにやってもらおう」
と、自ら避けていて
全部丸投げしてきたのでした。
(やらなかった言い訳。笑)
Mちゃんから突然の提案があり
「え~、ミシン〜・・?」
と、最初は戸惑いましたが
「せっかく実家にいるし
Mちゃんも一緒だし、やってみようか。」
と、思い直し
母にミシンを教えてもらうことにしました。
最初のミシン作品は
最初にMちゃんと私が作ったのが
簡単な形の母子手帳ケース。
カードが数枚入るように
したいな~なんて、いろいろと
想いをめぐらしながら妄想を膨らませました。
見本も型紙もありません。
母にアドバイスをしてもらいながら
好きに作りました。
でも、よりによって、
初心者2人が選んだ生地が
ラミネート加工の生地。
表がツルツルのやつです。
初心者用ではありません。笑
(その辺、母は口出ししてきません。笑)
案の定、四苦八苦して制作。
2人ともヘトヘトになりながら
何日もかけて完成させました。
だけど手縫いと違って
ミシンでサクサクと出来上がっていくことには
感動がありました。
「ミシンで
ほかにも何か作ってみたいかも♪」
と、気分が乗ったところで
次に作ったのが
大きめのマザーズバッグ。
しかも懲りずに
またラミネート生地を選ぶ私。笑
(完成度が高い気がしたの)
そして型紙もありません。
「大きさはこのくらいで
真ん中にリボンをつけて…」
と、母に要望を伝え
「じゃあこういう風に切って…ここはこう。」
と、指示されたように作りました。
(かなり手伝ってもらいました。)
わあ~…自分の作りたいものが
ミシンでどんどん形になっていく!
すごいなあ~!!
またもや感動。
そして、仕上がった時の達成感がすごい!
こうして私は
裁縫にのめりこんでいきました。
先に天国へ旅立ってしまった
Mちゃんですが
私がミシンを始められたのは
彼女のおかげ。
私もそちらへ行って
また会えた暁には
改めてお礼を言うからね。
次回は、そんな私が
布小物作家になった理由編です。
↓続き↓