こんにちは。本当の愛と幸せを届ける講演家 中村美幸です。

ご訪問下さり、本当にありがとうございます。

このブログでは、小児がんを患った長男(渓太郎)との闘病、別れを通して知った「幸せ」や「愛」、「命」「生きること」について綴らせていただいています。

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9月17日、2冊目の本「その心をいじめないで」の出版記念パーティーを開催していただきました。

 

 

パーティーの開催が決まったのは、今からおよそ2ヶ月前。

 

「出版記念パーティーをやろうと思うんだけど、どう?」

 

友人が私に、そう切り出してくれました。

 

 

 

「うわー!うれしい!」

 

頭に浮かんだのは、パーティーに来てくれそうな方のお顔、お顔、お顔・・・。

 

 

そこでつい・・・

 

「じゃあ私は、受け付けをやるね!!」

 

 

すると、さっきまでノリノリで話してくれていた友人の顔の額に縦ジワが・・・。

 

 

「あのさ・・・君、メインなんだけど・・・」

 

 

(え・・・)

 

 

 

イベントの分類は、「Party」。

 

その「メイン」が自分なのだと言われると、あまりにも不似合いな立ち位置に困惑・・・。

 

 

「あのさ・・・『出版記念懇親会』にしない?」

 

 

かっこいい「横文字」から、せめて「漢字」に・・・という願いも虚しく「それはない」とバッサリ。

 

 

そんなドキドキするような出発で開催が決定した「出版記念Party」でしたが、主催者は日頃、私の活動をプロデュースしてくださっている三浦猛さん

 

さすがです。

 

心配しなくても、私の想いはすべて汲み取ってくださっていました。

 

 

 

会場に到着した私に、三浦さんがそっと・・・。

 

「美幸さんは、入り口でお越しになってくださった皆さんを迎えてあげてくださいね」・・・と。

 

(みなさんをお迎えする私を、まるで父親・母親のような眼差しで見守ってくださるパーティースタッフの皆さん)

 

 

 

 

病床に就く渓太郎と「渓ちゃんやみんなが教えてくれたことを、必ず多くの人に伝えるから・・・」と約束したのは20年前。

 

そこから、その約束を果たすための模索が始まりました。

 

誰にも言えないまま、ボランティアをしたり、カウンセリングやコーチングを学び、8年目。

(悪戦苦闘していた頃に一緒に学んだ仲間がいて、今があります)

 

 

ようやく渓太郎との約束を話せる人たちに出会いました。

 

「実はね・・・。

 

私、長男を小児がんで亡くしているの。

 

その時、その子が教えてくれたことを多くの人に知って欲しくて、ずっとそのための方法を探しているんだ」

 

 

「その夢、叶えよう!応援するから!」

 

 

そう言ってもらった日から、およそ2年後。

 

やっと少しずつ講演活動ができるようになりました。

 

それから1冊目本「いのちの時間」の出版を経て、それまで発信していた地元のブログから、こちらアメーバーブログへと引越しをし、今回のパーティーでもインタビュアー役を務めてくださったさらちゃん先生と出会いました。

 

(子どもたちの魂に寄り添い続けてくれるさらちゃんのインタビューは、私の心の底に眠っている言葉まで引き上げてくれます)

 

そして、アメブロを通して、今では県を超え、国を超えて、本当にかけがえのない皆さんと出会うことができました。

(それぞれ住む場所は離れていても、心の距離は0㎝)

 

今回の本「その心をいじめないで」は、みなさんが渓太郎や子どもたちの遺したメッセージを大切に支えて下さったことで、作り上げることができました。

 

ですから、

 

「美幸さんは、入り口でお越しになってくださった皆さんを迎えてあげてくださいね」と言っていただいたときは、思わず「ヤッタ!!」

 

(一緒に本を作り上げてくれた感謝の気持ちを、お一人おひとりに直接お伝えできる!!)

 

 

 

みんなと一緒が幸せです。

 

 

大切な人の笑顔は、自分の心を喜びで満たしてくれます。

 

人の喜ぶ顔が大好物なお二人は、時々、びっくりするようなサプライズを仕掛けます。

(みなさんも、気をつけて・・・)

 

ドギマギしながらサインする私を激写する面白い人たちもいます。

その隣で、お越しになれなかった方が送ってくれた胡蝶欄が「みゆちゃん、がんばれ!」と私を見守ってくれています。

 

 

そんな理由から、正確には・・・

『みんな・著「その心をいじめないで」出版記念パーティー』

 

 

お越しくださったみなさんから、私は大切なことを教えていただいた気がしています。

 

「渓ちゃんの住む場所も天国だけど、この地上も天国だよ。だって、一人ひとりが『存在=愛』なのだから・・・」・・・と。

 

私の心の中は、いまでも伝えきれない「ありがとう」で溢れています。

 

 

 

 

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