【再掲】乳癌治療(標準治療≒保険診療) 『術前化学療法』 乳癌診療ガイドライン(2017)より | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

標準治療(≒保険診療)とは、や、
乳癌治療の目的と概要、を再掲し、

標準治療(≒保険診療)の具体的な治療手段
手術、放射線、薬物療法についての
各論も、再掲しておきたいと思います。

まずは、手術について。

と記事を発信した後で、
まだ、また、今度は、私を『詐病』とまで
ご自分のブログにお書きになる、
 (それって、日本乳癌学会が専門指導医と認めている
  主治医やその他の乳腺専門医の先生方を、
  馬鹿にしてるってことですよね、よく考えると…。
  全部事実ですし、診断書や診療情報もありますし、
  掲示板関連の民事訴訟で証拠提出もしていますし…。
  セカオピの先生方は、さらにお名前の知れた
  乳腺専門医の方々ばかりなのだけど…)
開業医を名乗る方の記事を、

リブログしてさらに広める
ネットストーカー被害
(1年超え、しつこいF😢😢)

という成り行きにより、


が若干ブレたような気がしますが…。


標準治療(≒保険診療)の具体的な治療手段、
各論に話を戻したいと思います。

手術について再掲しましたから、次は、
局所進行乳癌にとって、手術と切り離せない
薬物療法 について再掲します。

私は告知時既に手術不能(リンパ節が、
加えて皮膚も浸潤疑いだった)
局所進行乳癌だったので

まずは、一昨年同様、
「術前化学療法」の記事を再掲します。
(ガイドライン再掲7)

一昨年書いたものですが、
まずは、こちらの記事を再掲し、
昨年、新ガイドラインで改訂された
差分の記事などは、後に再掲します。


ー◆ー◆ー◆ー

(元投稿:2017/9/4)

ご訪問ありがとうございます。

私は、過去記事の、『××(私の場合)』で
書いたように、
   初検診~告知~初受診~諸検査
   ~術前化学療法
までが約2週間という、
遠隔転移や皮膚を突き破るギリギリ
一歩手前と考えられる切迫した状況
   (腫瘍マーカーも、初期ではあり得ない
    振り切り状況)
でしたが、

主治医からは術前化学療法を提案されても、
手術が先でなくてよいのか、迷いに迷って
その場で即決出来ませんでした。
  (といっても、皮膚を突き破るかもしれない
    切迫感はあり、2週間の間だけど、、
    ※この時は、私はまだ、遠隔転移よりも、
        皮膚を突き破るかどうかどうかが最も
        気になっていた、、。)

私の場合の迷いと決断は、過去記事
をご参照いただくとして、

日本乳癌学会(標準治療)の見解を
『患者さんのための乳癌診療ガイドライン』
から抜粋転記します。


⬛術前化学療法の対象

・しこりが大きい浸潤癌や、皮膚に浸潤して
    いたりするため、このままでは手術が
    困難な局所進行乳癌・炎症性乳癌の場合、
    術前化学療法が第一選択となる。

   ※私は、しこり6.7cm(MRI測定)、
     皮膚肥厚(腫瘍内科医は浸潤疑い、
     主治医は浸潤していない読みだったと、
     術後の言い合いで判明)、
     術後病理検査結果では浸潤所見なし。

     術前化学療法を提案されました。
     理由説明のポイントは、手術を先に
     して1ヶ月半抗がん剤が遅れると
     遠隔転移するかもしれないってこと。
     (私は、皮膚のことで頭が一杯でしたが
      主治医は皮膚よりリンパ節転移の広がり
      を気にしていた)

・手術可能な早期乳癌の場合、
    温存手術が不可と診断され、術後化学療法
    が必要とされ、温存手術を希望する患者。

⬛術前化学療法の薬剤
  
※これです、私が異議を唱えているのは。
   手術不能な局所進行乳癌は、ステージ4で
   使用可能な薬剤を使える弾力的運用に
   変更して欲しいと。

術前化学療法に使用する薬剤は、
   術後化学療法と同じ薬剤を使用する。
   アンスラサイクリン系薬剤や
   タキサン系薬剤で、
   HER2陽性の場合には、
   アンスラサイクリン系薬剤に加えて
   タキサン系薬剤とハーセプチンとの併用
   を考慮する。


⬛術前化学療法のメリット
  
術前化学療法と術後化学療法で、
    再発率や生存率は変わらない。
    (という臨床試験結果)

・温存手術ができる可能性が出てくる。
 
   ※抗がん剤の力の限界を考えると、
     再発リスク高いんじゃないかなぁ?
     と思うので、私はこの目的では絶対
     しないです。
      (元々、温存を考えないので、関係ない
       ですが)

・術前化学療法により、70~90%の乳癌が
    縮小する。
    原発巣の浸潤癌が消失(pCR)した場合、
    再発リスクが消失しなかった場合に比べ
    約半分になる。
    原発巣とリンパ節の浸潤癌が
    ともに消失(pCR)した場合、
    消失しなかった場合に比べ
    約1/4程度になる。


⬛術前化学療法のデメリット

・針生検など限られた標本で病理診断を
    行うので、化学療法を行う前の乳癌の
    状態が分かりにくくなり、
    術後治療の選択が難しくなる場合がある。

    ※しこりが6.7もあった私には
       関係のないデメリットですが、、。

・術後化学療法と比較して、温存内再発率
    が、若干高くなる。

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