【ESMO2018】乳がん治療の地平を開く2つの臨床試験データAnswersNewsさん | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

AnswersNewsさんの元気の出る記事


をご紹介します。

※ 私はロシュ/中外さんの回し者では
  ありませんが、
  HER2陽性患者にとっては夢の新薬であった
  と私は思う~しつこいようてすが、私の場合、
   縮小はしませんでしたよ、でも、じんわり効いて
   いたと思っている、思うことにしています~
  ハーセプチンにお世話になっていますので
  期待しています。


トリプルネガティブ乳がんを対象に
   テセントリク+アブラキサン
   を評価したIMpassion130試験

・トリネガのOS中央値(推定値)18ヶ月
    (転移性のかな?) と
    ハッキリ書いていますね…。

  ※ 念のため補記しておくと、
   「中央値」は平均じゃなく、患者集団の
     半分の人の時点だから…。
     自分は半分に入らず、もっと長生きする
     と思えばいいわけで…

こうした結果を受けて計画された
IMpassion130試験は、
局所進行または転移性
トリプルネガティブ乳がん
に対する
ファーストライン治療として、
テセントリクとアブラキサン
の併用療法を評価したものだ。

ちゃんと局所進行も入っていて、
記事でも、そこを明記いただいているのは
好感が持てます!

(この国際試験に日本も参加しているから、
 タイムラグなく認可されると信じます!)

PD-L1陽性患者以外は
ベネフィットなし、ですか…。
まぁ、PD-L1抗体だから当たり前っちゃ
当たり前ですが…。

PFS 9.5ヶ月の延長
ですか。がんナビさんのレポートと
微妙に違いますが、
結果が出たことには変わりない。
NEJMの原文を読んでいないので
正確な数値は、何とも言えないけど、
正確に知りたい方はNEJMを
直接ご覧下さい。


乳がん領域もついに免疫療法
(免疫チェックポイント阻害剤)
の時代を迎えた

と書かれています。
私も喜ばしく感じます。

これらのデータは、
HER2陽性乳がんで強固な基盤を持つロシュ
にとって非常に重要で、
トリプルネガティブの領域に
手を広げる上でカギとなるだろう。

予後の悪いタイプの乳癌患者の予後を
次々、改善してくれる、
まさに患者のための「王道」を
歩んで下さっているロシュ社、
素晴らしいと思います。

 (患者数と使用期間だけ考えれば、
  ホルモン陽性のホンモン剤の方が
  ターゲットとしては安定していると
  思いますが、予後の悪い患者の予後を
  画期的に改善してくれるから、
  インパクトが大きいですよね…)


HR陽性/HER2陰性乳がんを対象に
   アルペリシブ+フェソロデックス
   を評価したSOLAR-1試験

・PIK3CA遺伝子変異ありの患者向け
・アロマターゼ阻害剤使用後に再発or進行
    した患者向け
・副作用の見極め要注意

こちらは、私には無関係であり、
私のブログでは扱わないホルモン陽性の
方向けの記事なので、
コメントは控えます。
対象の方はお読み下さい。

使える薬が、次々と開発されていくのは
有り難いですよね!


AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用

AnswersNews(株式会社クイック)
『【UPDATE】5陣営がしのぎを削る免疫チェックポイント阻害薬、最新の国内開発状況まとめ』より引用


ー◆ー◆ー◆ー


私のブログの関連過去記事




    IMpassion130




    第一三共



       ※シクロホスファミド(元祖抗がん剤)
        +IL-2(免疫賦活剤、直接投与)
        +(キイトルーダ)  ⬅使われてはいる
        +ネオアンチゲン認識T細胞療法

その他、
「5.アテゾリズマブ治験事例」テーマ
に格納した記事も、
よろしければ、ご覧下さい。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

   私がフォローさせていただいている方々、または
   癌に罹患した経験のある方、 がん患者の家族
  (の経験者)、 保険診療での癌治療や癌緩和治療の
   経験がある医師 以外の方々からの 
 「いいね」は固くお断りします。

  癌罹患または癌家族の経験が最近のブログ記事や
  プロフィールに書かれていない方からの
  共感、応援は  「いいね」でなくコメントで
  お願いいたします。