転移リンパ節はどこに消えた? 4 主治医に出した手紙 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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2015年3月15日付(3月16日(月)提出)

3月6日(金)、リンパ節の個数の件を追求し、
研修医を疑ったことをストレートに言って
しまったことで、主治医T先生に激怒された
ことは、既に書きました。
   ※前記事(その1)をご参照下さい。

娘からも「謝った方がいいよ」と説教され、
   ※前記事(その2)をご参照下さい。

内容的には、謝る必要性など感じていません
でしたが、
(今、振り返っても、内容的には、病院側の
  非だと思いますが)

言い方が悪かったことは謝罪した上で、
患者として、正当に知る権利がある、
「転移していたリンパ節はどこに消えたか」
は、再度、はっきり確認しようと
思いました。

それで主治医と決裂するようであれば、
残念ですが、主治医を変えていただくか、
転院しようと思いました。

きちんと説明を聞きたいと思いましたので、
診療1週間以上前に、主治医に手紙を書いて
渡しました。

今までの記事で書いてきた内容ですが、
一応、書き残しておきます。

ーーーーー

T先生

  いつもお世話になっております。

先日は、患者さんが多くお忙しい中、
煩わせてしまった上に、私の発言に失礼な
ところがあり、ご気分を害してしまい
申し訳ありませんでした。

直前に病理医M先生に伺ったこと(リンパ節
のこと)が予想外だったのもあり、
先生から伺ったことで、なーんだ、と、
私の中で辻褄が合ってしまったので、
感情をそのまま口に出してしまい、
いきなり、失礼な発言をしていまいました
こと、お詫び申し上げます。

急ぐ必要もなかったことですので
  ※その結果によって、今更、治療が
     変わるわけでもないこと、という意味で。
時間を置いて、自分の中でもう少し整理
してから、患者さんが少なく先生のお時間が
取れそうな時にお伺いすればよかったとも、
反省しております。

  先生をご不快にさせてしまいながらも、
お伺いできた話(原発巣の方の話)を、
M先生から頂戴した遺残癌の写真を眺め
思い返して、腑に落ちなかった抗がん剤
効果判定について腑に落ち、その結果、
自分の勘違いに気付いて、FECの件も
ようやく、先生の見解に辿り着け、
諦めよりは納得に近くなりました。

ありがとうございました。
(とてもすっきりしたのが嬉しいことだった
 のでお伝えします。
  ~抗がん剤効果の認識は厳しくなったので、
     なぜ嬉しいのか奇妙に思われましょうが
     性分です~)

  改めて、1つ、どうしても腑に落ちない
件について、質問させていただけますで
しょうか。

転移がはっきりしていた(自分で触っても
   はっきりしこりが分かった)
   少なくとも3個のリンパ節はどうなった
   のでしょうか?

  ※触った感じでは、くっついた感じで、
    2個なのか3個なのかははっきり
    しませんでしたが、H病院のT先生が
    エコーで見て下さった時に、ほぼ同じ
    大きさのものが3個映っていた
    (M病院に提出した中にも同画像が入って
    おり、再確認しております)ので、
    1cm前後×3個だったと思います。

  ※細胞診でも癌細胞が検出されて、
    「右乳癌 腋窩リンパ節転移の診断でした。

  ※病理検査した4個のリンパ節は、
    元々、転移がなかったとの、
    病理医M先生のご見解です。

  ※先生が郭清した中に、転移した3個が
    入っていなかったとは、私には
    思えません。

  ※抗がん剤でリンパ節組織がなくなるとは
    思えない、との先生のご見解でした。
   (がん研究センター中央の先生も仰った)


レベル2の、少なくとも1個の転移して
   いたリンパ節はどうなったのでしょうか?

    (かなりたくさん映ってたが、数を思い
     出せないので、少なくとも1個とした。
     4個しかなかったので、1個でも、十分
     おかしい)

  ※治療前に、「レベル2までのリンパ節転移
    は確実」と先生から伺っております。
    個数は伺っていなかった、あるいはCT
    画像説明で伺った気もしますが、
   メモ・記憶に残っておらず、、、
   再度、個数を伺っておいても、よろしい
   でしょうか。

リンパ節の個数の話をすると、先生の機嫌が
悪くなるので、事前にお手紙させていただき
ました。
多分、私の聞き方が悪いのでしょうが、
なぜ先生が不機嫌になるのか、正直、
よく分からないので、
時間がなく、あまり纏まっていませんが、
私の気持ちも含めて、別紙に整理しました。

(別紙には、激怒された、研修医のこと、
 なぜ、私が疑念を持ったか、など
 概ね、別記事で書いた内容を、書きました)

私が術前化学療法を選択した主な理由は、
抗がん剤効果が分かるからでした。

また、リンパ浮腫のリスクを負って
リンパ節郭清をした私にとっての主目的は
(先生の目的と異なり愚かと思われるかも
 しれませんが、患者側の気持ちです)、
リンパ節がpCRしていたかどうかを
病理検査で知ることでした。

治療前に、乳房が熱を持っていたので、
炎症性乳癌の原理と同様
(針生検の結果が出るまでの1週間、
ネット検索した情報で、炎症性乳癌か?と
少し恐れました。しこり形成しないとも
書いてあり、違うかなとも思いましたので、
「少し」ですが)
リンパ管に癌が詰まっていたんだろうな、
と思っており、取れない胸骨傍リンパ節
(レベル3も)までの転移疑いがあったので、
リンパ節の状況(抗がん剤効果)は
知りたかったです。

  お忙しい中恐れ入りますが、患者心理
(変わってるでしょうか?)にご理解賜り、
次回診療時に、ご回答いただければ、
幸いです。

  なお、病理医M先生メモの他に、国立
がんセンター中央・××先生のセカンド
オピニオンメモも、ご参考までに添付
いたします。
(先日お渡しした、がん研有明、聖路加の
 メモの続きです、念のため。)

  手術時の、万一の時の(通常、家族等の判断
を仰ぐ)判断をT先生に一任させていただく
ことに、一切の迷い・不安はなかったです。
お引き受けいただき、ありがとうござい
ました。
先生への信頼、安心感から、手術に対する
恐怖感もありませんでした。

万々が一、先生にミスがあり、死に至って
いたり、何らかの後遺症が残ったとしても、
先生を責めたり、恨んだりする気持ちは
生じなかったはずです、
悔いはなかったです。

たとえ、リンパ節の郭清漏れがあったと
しても、責めたり恨んだりすることは
ないです。
(先生が「しつかり取った」とおっしゃるから
 には、郭清漏れがあったとは思えないです)

また、ある時点での見立てと結果が違っても
気にしません。
確度を気にせず、考え得ることは、
全て説明しておいていただきたいです。

今後とも、何とぞ、よろしくお願い
申し上げます。

PS
先日、激怒された件につき、患者の気持ちを
述べさせていただけるなら、
患者がお医者様(医療者)に求めるものは、
国家資格だけではなく、不安にならずに
治療を受けられる、安心感ではないで
しょうか。

1つ、やはり重ねてお願いさせていただき
たいことがあります。
痛い(と思われる)こと、怖いことは、
T先生にしていただきたいです。
抗がん剤(含:分子標的薬)の注射(点滴)は
O先生にしていただきたいです。
造影剤の注射等は、ベテランのお医者様、
看護士さんにしていただきたいです。
(T先生も、O先生も、誰がやっても一緒
  だと仰いますが、それは違います!)
恐怖感といいましょうか、
どうしても苦手なものは苦手で、、。
何とぞ、よろしくお願い申し上げます。

ーーーーー

後日、O先生が他院に異動される際、
T先生は、皆さんに先駆けて教えて下さり
O先生異動後は、T先生が刺して下さい
ました。

先生:
  転移後は、お互いのために、ポートを
  入れることを強くお勧めします。

私:
  先生がポート入れてくれるなら入れます。

先生:
  そんなことまでは勘弁して。
   A先生に入れてもらって。

私:
  転移してから考えます。

   血管復活しないかなぁ、、、

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