手術直前、年末年始のドタバタ 友人のこと1 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

2014年12月末~1月初


手術入院の間、
「泊まりに行って娘の面倒を見てあげるよ」
って、声をかけてくれた友人に、
お願いしたことは、前の記事で書きました。
    ダウン

その友人Kに、手術予定は年始と伝えては
あったけれど、

抗がん剤治療は身体(白血球減少など)
の状態によっては延びる可能性があったり、

術前に、毒で身体も痛めつける抗がん剤治療
をしていたわけなので、
術前検査の結果が出てみないと、
予定通りの日程で手術してもらえるのか、
はっきりしなかったから、

そして、
諸々情緒の安定しない時もある娘への対応
をしながら、
抗がん剤治療もしながら、
仕事もし続けていて、
日々のことに追われていたから、

友人Kにはそういう状況を伝えて、
詳細な段取りは直前まで待ってもらい、
12月23日(火)に家に来てもらって
娘と一緒に入院中の段取りを話すことに
していました。

12月19日(金)の診療で、想定外の肝臓転移
疑いが浮上したこと、それでも、予定通り、
手術入院は申し込んだことは、
前の記事で書きました。
    ダウン

ーーーー
手術入院を申し込み、
9割方、手術は予定通りするという判断は
変わらなかったのですが、

肝臓の影は、晴天の?霹靂
だったので、

さすがに、
精神的なインパクトもありショボーン
週末、本当に手術することでよいのか、
もう少し落ち着いて
えたかったし

12月22日(月)に急遽入れていただいた
肝臓のエコー検査の結果も
見て、最終決断をしようビックリマーク
と思ったので、

12月20日(土)に、友人Kに電話して、
そういう状況をありのまま話して、

日程が確定しなくて本当に申し訳ない、
9割方、予定通り、1月7日に手術すると
思うけど、
22日(月)の検査結果によっては、
手術を延期する可能性がゼロではない、
22日(月)には、はっきりさせるから、
日程の確定は、もう少しだけ待って、
と話しました。

友人Kから、「友人N(10年前にホルモン
陽性の早期乳癌で温存手術をしたことが
ある)に聞いたのだけど、手術の同意書に
(立会人の)署名が必要と言っている」、
ということを言われたので、

※そもそも、友人Nや他の友人に私の手術の
   ことなどを話して相談していたことすら
   私は知らされていなかったびっくり
   (私は友人Nと親しかったわけではないし)
   友人Nは友人Kと親しいから致し方ない    
   のかな、とは思ったが…。

手術に関する判断は
全て主治医に一任することで、
主治医にも了解されている
こと、
友人Kに、何か判断して
もらうことはないビックリマーク
ことを説明しました。

その日の夜、友人Kから、

12月23日(火)には、
高校時代の同年生で、Kの親友M

    (セラピストをしてる。
      友人Kが私の病気や娘のことを、
      友人Mに話したことも知らされて
      いなかったがびっくり)

を一緒に連れて行きたい
     (ほぼ、言い切り)

病気が病気だけに、自分一人で
    (私がじゃなくて、 Kが、ということ
      だったと、後で分かった)
判断できないこともあるから、

というようなメールをもらいました。

 肝臓の影のことを話したから、
セラピストの友人を連れてくるって
いうのかな 、

別に、今、
私はセラピーを受けたい
とは思っていないし、
何かまともに判断できない
ほどの精神状態ではなくて、
一人できちんと、もう少し
考える時間が欲しい
だけなのだけど、
と思いましたが、

   (今まで、一人で判断して、対応して
     きている わけだし、)

まぁ、友人Kは癌の経験者でもないし、
シングルマザーでもないし、
専業主婦で子育てした人
(ワーキングマザーでもない)だから、
私の状況は分からないんだろうな、

私のことを心配してくれてのことだろうし、
その友人Mも私は大好きで、何十年振りに
会えるのは嬉しかったし、
『友人Mも心配してくれている』
という気持ちも嬉しかったので、

もしも、セラピーのような話になったら、
私には、今は不要だと断ればいいか、
(会えば、不要なことが分かるだろう)
というくらいの気持ちで、
一緒に来てもらうことにしました。

ーーーーー

12月22日(月)  肝臓のエコー検査&診療

影は大きいけれど、
転移(癌)かどうかは断定できない、
主治医の見立では、形状からすると、
やはり、癌ではないように思う、
ということでした。

たとえ、転移であっても、すぐに急成長
するわけではなさそうなので、
手術後に抗がん剤を始めるのでも、
遅くはなかろうと思い、
予定通り手術することを最終判断しました。

それから、友人Kが気にしていた、
手術同意書?の署名のことを、
主治医=執刀医に確認しました。

私:
   入院中の娘のことをお願いした友人が、
   娘と一緒に立ち会いもしてくれる
   というのでお願いしてたのですが、
    同意書に署名を求められたら困る、と
    気にしていて、、。
    身内なわけじゃなくて、入院中に娘の
    面倒をみてくれるお願いをしただけ
    なので、何らか判断が必要なことは、
    T先生に一任しますから、

      (それは今までも話してきて、了解
       されていました)

   署名が必要なことはないですよね?
   身内のいない人が手術する場合、
   本人の署名だけで、手術できますよね?

      (父も一緒に診療に連れていって
       先生に超簡単な説明をしてもらって、
       でも帰宅時には手術日を覚えて
        いなくて、
       父の立ち会いは断念したことを、
       T先生は当然、知っている)
 
T先生:
   手術に関しては任せてもらって
   いいですが、万一あるとすると、
   麻酔で意識が戻らなかった時の連絡先
   だけは、きちんとしておいて。

私:
   はい。万一死んだら、
   まぁ、乳癌の手術で死ぬことはない、
   とは、思いますが、念のため、
   教会に葬儀をお願いしてるので、
   意識が戻らない時も、教会関係者に連絡
   してもらえばいいようにしておきます。

   その方も、昔、この病院で癌を手術
   してもらって、その後再発して、
   抗がん剤治療もして、治って、
    (卵巣癌のはずです)
   奇跡の人と言われてたっていう方です。

  その方に立ち会いもお願いできれば
  よかったのですが、
   最近、別の癌が見つかって、
   抗がん剤治療を始めて、手術日は、
   丁度、抗がん剤治療の日なので、
   頼めなかったのです。
   連絡は取れるようにお願いしあります。

T先生:
   あと、手術が終わったところで、
   切ったのを見せて手術結果を説明する
   んだけど、
   その説明を確かに聞きました、
   という署名は欲しいな。

私:
   娘の署名じゃだめですか?

T先生:
   立ち会うのがお嬢さんだけなら、
   署名はいらないけど、
   大人が立ち会うんだったら、
   署名して欲しいな。
   後から何かあっても困るし、
   私だって保身が必要ですよ。

私:
   なるほど、ごもっとも。
   そういう意味なら、未成年の署名じゃ
   役に立たないですよね。

   (署名する、ということが、そんなに
    不安で、署名したくないと言うなら、
    そもそも友人の立ち会いを断って、
    娘だけ立ち会わせれば済む話
    だと理解、スッキリ、
 
    肝臓が転移かどうかに
   比べたら、ホント、
   大した話じゃない、

    と、私は思いました )


ーーーーー

12月23日(火)友人Kと友人Mが家まで来て
くれました。

家に来て娘の面倒をみてくれるって
言ってくれたから、お言葉に甘えて、
お願いしたわけなので、

入院中、
娘の面倒をみてくれる
段取りを話す、はずでした。

ところが、また、手術の同意書の話に
なったので、

(この、立ち会いについても、こちらから
 無理にお願いしたわけでもなく、
  前に、 友人Kの方から、どうするの?って
  聞かれ、娘を立ち会わせる、と答えたら、
  友人Kも立ち会ってくれると、
  友人Kの方から言ってくれたことだった
  のですが、、。
  同じ職場の、癌の両親を看取った経験の
  ある、お一人様の友人に頼む予定だった
  から、友人Kから言われなければ、
  頼まなかったはずです)

手術中、医療に関する判断は、全て
主治医に一任している、
万一のことがあったら、

    (娘が同席していたので、
     「手術死したり、意識が戻らない場合」
      と明言するのは避けましたが)

立ち会いをお願いしている職場の友人から
教会関係者と職場の上司に連絡してもらう、
友人Kに、何か判断してもらったり、
迷惑がかかることはない
ということを、
再度、きちんと説明しました。

そこまで話しても、友人Kは、さらに、
実家や妹さんに連絡しなくていいの?
   今後のこと(私が死んだ後)
   を考えたら、娘のためにも、
   連絡した方が、いいんじゃ
   ない?』ポーン


(以下は、私の心の中の声)

あのさぁ、
頼れるような実家だったら、
連絡して
何かいいことになるような実家だったら、
言われなくても、そうするわよ。

そうじゃないから、
これだけ一人で頑張って、
一人で段取ってるの!!

そもそも、既に乳癌告知から半年も経って、
身体の心配すら言ってこない相手なんだよ、
鬼母は。

おまけに、手術2週間前に、
段取り打合せになって、なんで、
そういうこと言ってくるのはてなマーク

私は、KがKの方から、
入院中の娘の面倒(家事)を見てくれるって
言ってくれたから、
お言葉に甘えてお願いしたんだよね。

実家への連絡は、
細かい実家の事情も知らないあなたに、
今になって、突っ込まれることじゃ
ないよね。

ーーー

そして、友人Kに、はっきり言いました。

『実家のことは、私が結論を出している
    ことなの。
    これ以上、あれこれ言われるなら、
    もう、頼めない。頼まない。

    でも、それを言うなら、もっと早く、
    こんな直前になる前に言うべきだよね。

    今までも、シッター、ヘルパー駆使して
    育ててきたわけだから、そういう意味では
    困らなかったのよ。慣れてるわよ。

    でも、手術2週間前、
  それも年末年始挟むよね。
   さすがの私も来てもらえるヘルパーを
   見つけられないから 、困るわよ。
  それであっても、
   実家のことを言われるなら
   もう、頼まない。断る。

友人Kの執拗さに、かなりムッとして、
言いました。

友人Kは黙ったまま。

友人Mが、助け船?を出して、
『友人Kは手伝ってあげたいのよ。
   でも、友人N
   (同じく高校の同級生で、友人K、Mと
    仲がよい)
   や、みゆの友達に意見されて、
    困ってるの。』

因みに、友人Nと、『みゆの友達』(ずっと
後になって、誰かが分かったのだけど)には、
子供がいない。
友人Nは乳癌サバイバーだけど、
ホルモン陽性、早期、温存術、10年経過
なので、
同じような経験をしてきたわけではない。

友人Kは黙って頷き、何も言わない。


(私の心の中の声)

はぁ?
何で友人Nが関係あるの?
みゆの友達って誰?
何を言われて困ってるの?

因みに、
私が手術予定の話をした
のは高校の友人では、
友人Kだけ

なのに、何で、他人の、私の、
意見など求めていない
他人から土足で踏み込まれ
たくない、
そんな深~いことに、
直接話もしてない人たちから
意見されなきゃいけないの

こんな状況の時に。
もう、びっくり、超不快
でした。

友人Mが、何となく空気を柔らかくして
くれて、何となくまとめてくれて?

早くおやつにしろ、とイライラしている
娘にも、テーブルの下で足を蹴られ、

とりあえず、おやつにしよっか、
と、場を切り替えたので、

立ち会いをしてくれるんだか、
してくれないんだか曖昧なまま、

(どうしてもして欲しかったわけでは
  決してなく、
  全容を知らなかった、知らされていなかった
  から、後から分かったほど面倒なことに
  なっていたとも分かりようがなく、
  気を悪くされないように、
  それ以上、強行にハッキリとは
  断り切れなかった、のです)

友人Kには、そのまま手伝いに来てもらう
ことになりました。

因みに、友人Mは、Mに私の病気のことや
家庭のことを話すことを私が了解していて
友人K、N、『みゆの友達』たちは、
みんなで私を手伝うことになっている
のかと思っていたそうです。
(後から分かったこと)

(続きます)

ダウンよろしければ、ポチっとお願いします🙇