苦労してインストールと日本語化した、ToriOS 1.0の私なりの評価です。
試用期間が短くて、必ずしも的確な評価ではありませんが、感想を纏めて見ました。
【1】Debian Jessie派生だが、中身はUbuntu 14.04と16.04のppaも含まれている。
【2】旧式PC(nonPAE、Celeron、ATOM、Pentium M or P4、RAM 256MB)でも動作の軽量派。
【3】インストーラは独自で、使い難い。英文のみなのも初心者に敷居が高い。
【4】インストール直後は英文メニュー。但し、日本語化はDebianと同じなので、比較的容易。
【5】アプリの動作が全般的に不安定。正式版以前のα版、β版レベル。
【6】Debianのリポジトリに依存するアプリはアップデート可能だが、
独自アプリのバグ、脆弱性対策が気になるところ。
【7】アプリをいろいろ追加しないと、不便で使えない。(ブラウザ、文書作成、等)
【8】タスクバーが上部に有るのも、好みの別れるところ。(変更は可能)
【9】一連の操作に慣れるまで、多少時間がかかる。(どのLinuxでも同じですが)
以上の評価から、派生版としては面白い特徴を有しているものの、完成度が未だ低くく、安定性に欠ける面がある。今後のブラッシュアップに期待します。
DistoroWatchのラインキング待機リスト(Distributions on the Wating List)の上位にあるものの、ランク入りするには未だ時間がかかりそう。でも登録後1年経過済み。
http://distrowatch.com/dwres.php?waitingdistro=181&resource=links#new
ToriOS (submitted on 2014-10-08)
卵から羽ばたく鳥に何時なれる