普段メインで使っている、Debian Jessieのカーネルアップデートがありました。
2016-09-04付でCVE番号4件の脆弱性対策です。
http://www.debian.org/security/2016/dsa-3659
Debianの良いところは、カーネルが更新されても、番号はそのままです。
但し、ビルド番号と日付は更新されます。
$ uname -a
Linux debian 3.16.0-4-686-pae #1 SMP Debian 3.16.36-1+deb8u1 (2016-09-03) i686 GNU/Linux
以前、IDを追加してビルドした無線LANドライバーが、上書きコピーで使えます。
/lib/modules/(kernel No.)/kernel/drivers/net/wireless/rt2x00/rt2800usb.ko
/lib/modules/(kernel No.)/kernel/drivers/net/wireless/zd1211rw/zd1211rw.ko
/lib/modules/(kernel No.)/kernel/drivers/net/wireless/ath/ar5523/ar5523.ko
$ sudo depmod -a
一方、Ubuntuの場合は、ほぼ毎月カーネル番号も更新されるので、その度にドライバーを再ビルドする手間がかかります。
2016-08-04付ブログで、DebainとUbuntuのアップデート履歴の比較をしました。
DebianよりUbuntuはアップデートが遅い
http://ameblo.jp/miyou55mane/day-20160820.html
今回の脆弱性対策も、Ubuntuは少し遅れてカーネルアップデートがありそうです。
また、無線LANドライバーをビルドする必要がありますね。。。
終わり無きバグとの戦(いくさ)夢の跡