Ubuntu 16.04 64bit版をネットインストール、r8712uが繋がった | 見よう見まねのブログ

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既に、Ubuntu 16.04 32版をインストール済ですが、64bit版をネットインストールしました。

http://archive.ubuntu.com/ubuntu/dists/xenial/main/installer-amd64/current/images/netboot/ubuntu-installer/amd64/

必要なファイルは、initrd.gz、linux の2つだけ。

 

やり方は以前の記事と同じです。

Ubuntu 16.04をネットインストール

http://ameblo.jp/miyou55mane/entry-12147343716.html

Ubuntu 16.04を再度ネットインストール

http://ameblo.jp/miyou55mane/entry-12148746991.html

Ubutu 16.04正式版をインストール

http://ameblo.jp/miyou55mane/entry-12153418151.html

 

時間帯にも依るのでしょうが、Ubuntu JPのサーバーの反応が悪く、3時間近く経過するも完了せず。途中、「あと1日○時間。。。」の表示が出たり、最悪の通信状態でした。

このままではあと何時間もかかりそうなので、腹に据えかねて強制リセット。

 

ISOイメージをダウンロード(DL)し、インストールした方が早かったかな?

でも、サーバーが遅ければ、結果は同じですが、やって見ました。

(1)Ubuntu 16.04 64bit、1.4GB。これも遅く、1時間以上の表示のため、リセット。

(2)Lubuntu 16.04 64bit、840MB。こちらは、40分の表示。でも、1時間かかりました。

 

漸くDLできたLubuntuのISOイメージをUSBに焼いて、起動。

あとは何時もの通り、日本語インストーラで進めますが、既存パーティション・テーブルを更新する警告。

他のOSは排除する仕様?こんな排他的なインストーラは、時に遭遇しますが、大嫌いです。

マルチブート環境で、複数Linuxをインストールしているので、壊されては大変。

危険なのでインストールを中止しました。

DebianやUbuntuなどでは、インストールする既設パーティションを選べるのですが。。。

疲れ果て、一旦インストールを中断し、時間を置いて頭を冷やします。今日は最悪です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

充分時間を置き、頭も冷えました。

では、Ubuntu 16.04 64bit版のネットインストールに再挑戦です。

前回の苦い経験に鑑み、今度は違うテクニック(と言う程大したものではありませんが、)を使いました。

インストール途中で、ミラーサイトを「台湾(tw)」に設定。

Debian JPも、Ubuntu JPも、経験的にサーバーが遅く、時間がかかり過ぎます。

今度はすんなり行きました。途中、最小インストール(Minimal Installation)を選んだので、僅か170 filesで、50分で終了。

 

でも、アプリが殆ど無い状態なので、端末から環境設定が必要でした。

何時もの通り、LXDEデスクトップと、最小限のアプリを追加しました。

$ sudo apt-get install lxde synaptic wicd geany firefox session-logout

 

ダウンロード(DL)と、その後の自動設定作業に結構時間がかかりました。

synapticで見ると、1,265 files (pkgs)。

$ df でHDD消費量は、2.8GB でした。

既に、mozcが入っており、日本語入力も可能な状態。Ubuntuは本当に親切ですね。

 

前回同様、DVDが自動マウントできるよう、

$ sudo mkdir -p /media/cdrom
$ sudo leafpad /etc/fstab 
で以下を追記。
/dev/sr0  /media/cdrom   udf,iso9660 user,noauto,exec,utf8  0 0

 

カーネル番号は32bit版も64bit版も同じです。

$ uname -r

4.4.0-21-generic  ← 32bit版(前回)

4.4.0-21-generic  ← 64bit版(今回)

 

と言うことは、前回IDを追加してビルドした無線LANのドライバー(32bit)が使えるかも?

root権限で、事前に元のファイルを改名し、以下にコピー。

/lib/modules/4.4.0-21-generic/kernel/drivers/net/wireless/rt2x00/rt2800usb.ko

/lib/modules/4.4.0-21-generic/kernel/drivers/net/wireless/zd1211rw/zd1211rw.ko

/lib/modules/4.4.0-21-generic/kernel/drivers/net/wireless/ath/ar5523/ar5523.ko

 

$ sudo depmod -a

で有効化し、wicdで接続確認結果、ダメでした。

矢張り、32bitと64bitのドライバーは共用できません。

コピーしたファイルを削除し、ファイル名を元に戻します。

 

さて、問題の、Realtek r8712u(RTL8192SU)の無線LANが64bit版では使えるのか?

何と、何の問題も無く、繋がりました!!!

32bit版ではパスワードでコケて繋がらなかったのに。。。

/var/log/wicd/wicd.log を確認すると、以下の記述が。矢張り、パスワードでコケてます。

wpa_supplicant authentication may have failed.

 

他の無線端末で接続できた場合は、以下のログがあり。

DHCP connection successful
Sending connection attempt result success

 

32bit版と64nit版のファイルを比較しましたが、バージョン含め、全く同じです。

netowork-manager 1.1.93

netowork-manager-gnome 1.1.93

netoworkmanager-pptp 1.1.93

python-wicd 1.7.4

wicd 1.7.4

wicd-daemon 1.7.4

wicd-gtk 1.7.4

 

全く、訳が分からなくなりました。64bit版と、32bit版でどこが違うのかな?

32bit版で、LXDE、network-manager、wicdを再インストールしましたが、状況は変わらず。

rt2800usb、zd1211rw、ar5523、b43 などでは問題なく繋がるのに、r8712uだけダメです。

何か、r8712u(RTL8192SU)特有の、32bit版ライブラリが不足しているのかな?

 

遅くてもひたすら待つわ術(すべ)無くて

人見知り知らない君と繋がぬ手